FreeBSD WWWブラウザ / サーバ 紹介

Last Update (2000/01/25 07:51:05)

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WWW ブラウザ / PROXY / HTTPサーバ 紹介

W3M Homepage
テキスト版ブラウザ、w3mの作者さんのページ。
テキスト版ブラウザとしてはlynxが有名だが、w3mはtableもframeレンダリングできる点が偉大。
HotJava(tm) Product Family
HotJava Browser の 3.0 が公開された。 Linux用のファイルをゲットし、そのままインストールすればFreeBSD JDK-1.1.7の上でも動作する。
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.51/english/unix/unsupported/freebsd/complete_install/
communicator-v451-export.x86-unknown-freebsd.tar.gz 9,689KB
communicator for FreeBSD v 4.51
まだ日本語化作業を行っていないが、とりあえず英語版として利用できている。
communicator-v408-export.x86-bsdi-bsd.tar.gz 8,605KB
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.08/english/unix/unsupported/bsdi11/base_install/
Netscape CommunicatorのBSDI 1.1版。 BSDI 1.1版はFreeBSD上で一番安定して使えるような気がするので、個人的に愛用していたりする。 kinput2などによる直接日本語入力はできないが、無理やり日本語表示を可能にすることはできる。 インストール方法は、おそらく前のBSDI 1.1版と同じはず。
Netscape Communicator 4.5 for FreeBSD
communicator-v45-export.x86-unknown-freebsd.tar.gz 9.5MB
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.5/english/unix/unsupported/
現在、メインのブラウザとして使用中。
さまざまな試みの結果、結構安定動作するようになってきている。 今となっては以下の記述は古いので、FreeBSD BariBari Install Page長浜さんのページを参照した方が良いだろう。
以下では、私がやっている設定方法を紹介する。 (結構怪しいコトをしているので、注意して利用してね。)
  1. Communicator 4.5を /usr/local/netscape45 以下にインストールする。
  2. 大田さんのページ Netscape Communicator for UNIX Japanese Resource から、Communicator 4.5用の日本語リソースファイル(EUC locale用)communicator-ja-euc-v45-export.generic-generic-generic.tar.gz 513KBをゲット。
  3. 上記リソースファイルアーカイブを展開。
  4. 展開したファイルの中のNetscape.ad-ja_eucファイルを/usr/local/netscape45にコピー。
  5. netscape-v45.diff 1KBをゲット。 この差分ファイルの内容は、jnetscapeという起動用シェルスクリプトを作成するだけだったりする。 jnetscapeというシェルスクリプト内部では、~/.netscape をめぐってあやしい処理を行っているが、これは後述する。
  6. cd /usr/local/netscape45 ; patch -p1 < netscape-v45.diff として、パッチをあてる。
  7. chmod +x jnetscape として、起動用シェルスクリプトに実行属性をつける。
  8. set-libxpg4-ns.sh 2KB (for FreeBSD 2.2.7R / 2.2.8R)をゲット。
    このシェルスクリプトは [FreeBSD-tech-jp 1823][FreeBSD-tech-jp 1896] に流れた長浜さんのパッチをあてた ansi.cを含む libxpg4-ns.so.2.0 を作成してインストールするシェルスクリプトになっている。 /usr/src/lib以下が無いとまともに実行できないと思う。
    (後日談)
    ちなみに、長浜さんのページには、さらに安定性を向上させたlibansi4.tgzも公開されているので、いまから設定する人はこちらを利用すると良いと思う。
  9. sh set-libxpg4-ns.sh として、シェルスクリプトを実行。 うまく動いていれば、libxpg4-ns.so.2.0 が /usr/lib に入る。
  10. リブートするか、適切にldconfigして、libxpg4-ns.so.2.0 が読み込めるようにする。(この操作が必要かどうかは未確認)
  11. mkdir ~/.netscape.45 などとして、Communicator 4.5専用のキャッシュディレクトリを作成する。
    現行のCommunicatorでは、異なるバージョンのCommunicatorを切り替えて起動した場合、いちいちライセンス条項の確認をしてくるので面倒であった。 また、暴走やcore dumpの温床になるので、新しいバージョンのCommunicatorをインストールする前に ~/.netscapeを消すことが基本になっていたりする。 そこで、今回の起動用シェルスクリプト jnetscape では、以下のような動作を行う。
    • ~/.netscape が通常ファイルだった場合は、Communicatorを起動しない。
    • ~/.netscape がディレクトリだった場合は、~/.netscape をそのままキャッシュディレクトリとして利用する。 これは従来通りの使用方法。
    • ~/.netscape が存在せず、 ~/.netscape.45 ディレクトリが存在する場合は ~/.netscape.45 から ~/.netscape へシンボリックリンクを張る。 Communicator終了時には、シンボリックリンクの削除を行う。
      この処理は今回追加したもの。
    • ~/.netscape がシンボリックリンクだった場合は、そのまま ~/.netscapeを使用する。 Communicator終了時には、シンボリックリンクの削除を行わない。
      この動作条件は、 Communicator を起動中に html-helper-mode や browse-url などから、特定のURLをCommunicatorに開かせるインターフェースに使用される。
    やたらと説明が長くなってしまった。 要するに、他のバージョンのCommunicatorを起動する場合、上記のjnetscapeをちょっと改造したシェルスクリプトを使って ~/.netscape.407bsdi なんていうキャッシュディレクトリを利用するようにしておけば、異なるバージョンのCommunicator を交互に利用できるというだけだ。
    異なるバージョンのCommunicatorを利用しない場合は、従来どおり ~/.netscape という名前のディレクトリをそのまま利用できる。
  12. /usr/local/netscape45/jnetscape として、Communicatorを起動する。
以上でブックマークの日本語表示、フォームボタンの日本語表示。kinput2が利用可能ならばフォームへの日本語入力、ブックマークプロパティの日本語表示&日本語入力などが可能になっているはずだ。

[FreeBSD-tech-jp 1896]にて 長浜さんが書いている通り、根本的にはCommunicatorがリンクしているMotifライブラリのバグが取れない限り、結構危ない橋をわたっていることになる。 過大な信用は禁物ではある。

あと、kinput2による一行フォームへの入力を行う場合、qvwmを利用していると、漢字変換のステータスウィンドウと、CommunicatorのウィンドウがバタバタとAuto Raiseを繰り返してしまう。 そんな場合は ~/.qvwmrc の [Applications] セクションで以下のように設定すると良い。

"Kinput2"   NO_FOCUS
	
Netscape Communicator 4.08 for FreeBSD
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/
まだ出ていない模様。
Netscape Communicator 4.07 for FreeBSD
communicator-v407-export.x86-unknown-freebsd.tar.gz 8,949KB
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.07/development/english/unix/freebsd/base_install/
4.07がリリースされた。
FreeBSDのja-communicatorのportsを作成している佐田さんのページNetscape Communicator & Navigatorには、4.07用のportsが置いてあるので、利用すると便利だ。
余談だが、私がいくらがんばっても佐田さんのportsのようにうまく日本語動作をさせることはできていない。 まさに、奇跡のportである。 みんなで利用しよう。
Netscape Communicator 4.07 for BSDI 1.1
communicator-v407-export.x86-bsdi-bsd.tar.gz 8,604KB
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.07/development/english/unix/bsdi11/base_install/
4.07がリリースされた模様。現在ゲット中。 とりあえず、適当に日本語化した状態で使用している。
Netscape Communicator 4.06 for FreeBSD
communicator-v406-export.x86-unknown-freebsd.tar.gz 8,946KB
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.06/development/english/unix/freebsd/
FreeBSD版 Netscape Communicator 4.06。 Developping版だ。
早くも、太田さんのNetscape Communicator for UNIX Japanese Versionページにて、4.06の日本語化リソースファイルが公開されている。
現在は安定動作させるための環境を検索中。 LD_PRELOADをしない&日本語表示をしなければそれなりに動作する。
しかし、LD_PRELOAD=/usr/lib/libxpg4.so.2.0を指定した状態で、テキストフォームの内部に文字があるページ(各種検索ページの結果表示ページなど)を表示しようとすると、ほぼ100%飛ぶ。 なかなか難しいところだ。
Netscape Communicator 4.06 for BSDI 1.1
communicator-v406-export.x86-bsdi-bsd.tar.gz 8,600KB
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.06/development/english/unix/bsdi11/base_install/
BSDI 1.1用のCommunicator。
FreeBSD版のCommunicatorよりも動作が安定しているように感じるので、個人的にはお勧め。 ちょっと悔しいような気もするけど。
以下のような日本語のフォームボタン
と、ブックマークの日本語タイトル文字だけ見える(編集はできないけど)という、非常に安直なインストール方法を下記に示す。
FreeBSD 2.2.7R + XFree86 3.3.2.2 + XF86_SVGA という環境で動作を確認した。
  1. netscape-v406-bsdi.diff 5KBをゲットする。
  2. cd /tmp
  3. tar xvzf communicator-v406-export.x86-bsdi-bsd.tar.gz として、アーカイブを展開。
  4. su で root になる。
  5. cd communicator-v406.x86-bsdi-bsd として、ディレクトリ移動。
  6. ./ns-install として、インストーラを起動。
    この際、Netscapeをインストールするディレクトリを /usr/local/netscape406bsdi と指定する。(長い...)
  7. cd /usr/local/netscape406bsdi
  8. patch -p1 < netscape-v406-bsdi.diff とする。
  9. chmod +x jnetscape として、jnetscapeシェルスクリプトに実行属性をつける。
  10. cp jnetscape /usr/local/bin として、communicator起動用のシェルスクリプトを /usr/local/bin にコピーする。
  11. /usr/local/bin/jnetscape として communicator を起動する。
以上のインストール操作で、日本語フォームボタンと日本語ブックマークタイトルが表示できるはずだ。
communicatorのインストール先ディレクトリを変更する場合は、jnetscapeファイルのMOZILLA_HOMEの行を修正する。
netscape-v406-bsdi.diff 5KBの内容については、netscape-v406-bsdi.diff の内容を見るか、Netscape 3.01の項目を見て欲しい。

上記の差分の内部では、/usr/local/netscape406bsdi/Netscape.adの最後にフォントの指定を追加しているのだが、jisx0212フォントの指定はしていない。 もし、jisx0212フォントをインストールしている場合は、/usr/local/netscape406bsdi/Netscape.adの最後の部分を以下のように書き換えておくと良いだろう。

!
!  set General fontList
!
Netscape*fontList:\
	-*-helvetica-medium-r-normal-*-*-120-*-*-*-*-iso8859-*;\
	-misc-fixed-medium-r-normal--14-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0;\
	-misc-fixed-medium-r-normal--14-*-*-*-*-*-jisx0201.1976-0;\
	-misc-fixed-medium-r-normal--14-*-*-*-*-*-jisx0212.1990-0:
	
Note: 上の指定では、全部のフォントサイズを14ドットに固定して指定しているので、ダウンロードダイアログや設定ダイアログなどがデフォルトと比較して超巨大になる。 ノートマシンなど、800x600以下の画面サイズで利用している場合は画面からダイアログがはみ出すという副作用がある。(^^;)

Communicatorに付属してくるNetscape.adは、一度全ての内容を読んでおくことをお勧めする。 よく見てみると、色々と便利な設定ができるようになっているのだ。

私の場合は、標準の設定から

*useStderrDialog:               False
*useStdoutDialog:               False
*noAboutSplash:                         True
	
と設定を変更して、エラーの際にダイアログウィンドウを表示せずに標準エラー出力/標準出力に流す&起動時にNetscape aboutを表示しない設定にしている。
The WWWOFFLE Homepage
上記Webページ上の最新バージョンは wwwoffle-2.3e (1998.11.09現在)
wwwoffle-2.1 ports-current (1998.09.28現在)
今、個人的にイチ押しのWWWキャッシュ&PROXYソフト WWWOFFLE (WWW Offline Explorer)。
名前の通り、ダイアルアップPPPのように間欠的にしかインターネットと接続していないユーザーのためのソフトだ。 主な特徴として、以下の点があげられる。
  1. コマンドライン or WWWOFFLE制御用Webページから、オンラインモード、オートダイヤルモード、オフラインモードなどを指定可能。
  2. オンラインモードでは、なるべく外部のWWWサーバに対してアクセスして最新の情報を取得し、ゲットした情報をキャッシュに記録する。
  3. オフラインモードでは、外部のWWWサーバに対してアクセスすることはなく、キャッシュからWWWページの内容をブラウザに返す。 不幸にして該当URLのデータがキャッシュ内にない場合は、後刻アクセスするためURLを取得予定リストに記録する。
  4. オートダイヤルモードでは、キャッシュに残っているURLへのアクセスはキャッシュからデータを返し、キャッシュにないURLへのアクセスのみ外部のWWWサーバにアクセスする。
  5. 当然のことながら、キャッシュに残っているURLにアクセスする場合はめちゃくちゃ気持良い速度でWebページが表示される。
  6. WWWOFFLEは設定ファイルの指定次第で、Webページに貼ってあるスタイルシート、画像、フレーム、各種スクリプト、各種アプレットを鬼のようにキャッシュすることが可能。 Netscapeが内蔵しているキャッシュでは覚えてくれなかったものもバリバリ記憶してくれる。
  7. WWWOFFLEには自動巡回機能があり、指定したURLからn階層まで自動でリンクをたどってガンガンゲットしまくることも可能。 (ただし、iso-2022-jpで書かれた日本語ページに対しては自動階層追跡機能が働かないことがある。おそらく、日本語の漢字コード中に存在する < にひっかかってしまうためであろう。)

私の場合は、atやcronで早朝にWWWOFFLEに自動巡回させておいて、電車の中でWebページを見るのが日課になっている。(笑)

インストールの巻

なぜかFreeBSD 2.2.7R CD-ROMに含まれているパッケージのバージョンが古いので、自分でコンパイルしてインストールすると良いだろう。 一応、私が作ったパッチを以下に公開しておく。 (たいしたパッチぢゃないんだけど。)

パッチの利用方法 / インストール方法

  1. tar xvzf wwwoffle-2.3c.tgz として、wwwoffleのアーカイブを展開。
  2. cd wwwoffle-2.3c として、ディレクトリ移動。
  3. chmod +w Makefile misc.c として、Read Only属性になっているファイルを書き込み可能にする。
  4. patch -p1 < wwwoffle-2.3c.diff として、パッチをあてる。
  5. gmake all としてコンパイル。 wwwoffleの原作者さんはLinuxユーザーなので、gnu makeを使うのが基本だ。
  6. su として、rootになる。
  7. gmake installとしてインストールする。
  8. /usr/local/etc/wwwoffle.confファイルを編集して、設定を変更する。
    私の使っている wwwoffleの設定ファイルwwwoffle-2.3c.confを参考にするのも良いだろう。
  9. /usr/local/etc/rc.d/wwwoffle.sh ファイルを作成する。
    wwwoffleはwwwoffledというデーモンを使用するので、自動的にデーモンを起動するようにしておくと良い。 以下に示すシェルスクリプトを /usr/local/etc/rc.d/wwwoffle.sh というファイル名にして、chmod +x /usr/local/etc/rc.d/wwwoffle.sh しておく。
    #!/bin/sh
    #(本当は、引数の start, stop をチェックした方が良いのだけど。)
    if [ -x /usr/local/sbin/wwwoffled -a -f /usr/local/etc/wwwoffle.conf ]; then
    	/usr/local/sbin/wwwoffled -c /usr/local/etc/wwwoffle.conf
    	echo -n ' wwwoffle'
    fi
    	    
  10. /usr/local/etc/rc.d/wwwoffle.sh として、wwwoffledを起動する。
  11. WWWブラウザのproxy設定を変更する。
    Netscapeの場合は、EditメニューからPreferences、Advanced、Proxies、Manual proxy configuration(View)を順次選択して行って、「Netscape:View Manual Proxy Configuration」ダイアログ内部の「HTTP Proxy」のところに127.0.0.1を記入し、portに8080と書いて「OK」を押せばよい。

以上でだいたいの設定は終了だ。

WWWOFFLE実践編

普段、私が使っているWWWOFFLEの利用方法をいくつか紹介する。

  1. PPP接続を開始する。
  2. コマンドラインからwwwoffle -onlineと入力するとオンラインモードに、wwwoffle -offlineと入力するとオフラインモードに、wwwoffle -autoと入力するとオートダイヤルモードになるので、適切なモードを選んでからWWWブラウザでネットサーフィンを楽しむ。
  3. オンラインモード中にwwwoffle -fetchとすると、取得予定になっているURLの自動取得を開始する。
  4. wwwoffle 〜.html のように、wwwoffleコマンドの引数にHTMLファイルを指定すると、HTMLファイル中でリンクされているURLを取得予定URLに追加してくれる。 (ただし、〜.htmlファイルはJISで書いてあるとあまりうまくいかない。EUCなら大丈夫だ。) 私の場合、FreeBSD関連情報リンク概論第1ページのhtmlファイルを指定して、定期的に自動巡回させていたりする。
  5. PPP接続を終了する。
  6. wwwoffle -offlineとして、オフラインモードにする。
  7. 電車の中でゆっくりとWebページを読む。
    Netscapeのキャッシュを有効にしていてもキャッシュされないページなんかもwwwoffleを使えばバッチリキャッシュされるので、安心して電車の中でWebページを見ることができる。
Netscape Communicator v 4.05 for BSDI 1.1
communicator-v405-export.x86-bsdi-bsd.tar.gz 7,370KB
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.05/development/english/unix/bsdi11/base_install/
BSDI 1.1用のCommunicator。
まだインストールしていない。
Netscape Communicator v 4.05 for FreeBSD
communicator-v405-export.x86-unknown-freebsd.tar.gz 7,705KB
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.05/development/english/unix/freebsd/base_install/
FreeBSD用のCommunicator。
今のところ、「日本語化」しないで利用しているが、飛ばずに利用できている。

Netscape Communicator v 4.04 for BSDI 1.1
communicator-v404-export.x86-bsdi-bsd.tar.gz 7,304 KB
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.04/development/english/unix/bsdi11/base_install/
BSDI 1.1用のNetscape Communicator 4.04
早くも v 4.04 用の日本語リソースが Netscape Communicator for UNIX Japanese Resource にあるので、チェックしてみると良い。

また、詳細な設定方法がNetscape on FreeBSDページに記載されているので、こちらもチェックだ。

日本語のフォームボタン

だけ見えるという、非常に安直なインストール方法を下記に示す。
FreeBSD 2.2.2R + XFree86 3.3.1 + XF86_S3V という環境で確認した。
  1. FreeBSD のロケール情報を修正する。
  2. XFree86 のロケール情報を修正する。
  3. netscape-v404-bsdi11.diff 5KBをゲットする。
  4. cd /tmp
  5. tar xvzf communicator-v404-export.x86-bsdi-bsd.tar.gz として、アーカイブを展開。
  6. su で root になる。
  7. ./ns-install として、インストーラを起動。
    この際、Netscapeをインストールするディレクトリを /usr/local/netscape404bsdi11 と指定する。(長い...)
  8. cd /usr/local/netscape404bsdi11
  9. patch -p1 < netscape-v404-bsdi11.diff とする。
  10. cp jnetscape /usr/local/bin として、communicator起動用のシェルスクリプトを /usr/local/bin にコピーする。
  11. chmod +x /usr/local/bin/jnetscape として、実行可能属性をつける。
  12. /usr/local/bin/jnetscape として communicator を起動する。
communicatorのインストール先ディレクトリを変更する場合は、jnetscapeファイルのMOZILLA_HOMEの行を修正すれば大丈夫だ。
netscape-v404-bsdi11.diff 5KBの内容については、netscape-v404-bsdi11.diff の内容を見るか、Netscape 3.01の項目を見て欲しい。

上のフォームによるアンケート(?)では日本語のフォームボタンが見える:見えないの比率は 1:2 くらいのようだ。 このページには書かれていないが、日本語のフォーム表示に必要な設定があるような気がして来たので、もうちょっと調査を続行する予定だ(^^;)。

ついでに、上の設定に加えて行うと日本語のブックマークが表示できるようになる(編集はできないけど...)設定を示す。

  1. 以下の方法のどちらかを使って、日本語フォントの指定を行う。
    1. 上で紹介したページで入手した日本語用リソース(Netscape-us-v404.adなど)を /usr/local/netscape404bsdi11/Netscape.ad としてコピーする。
    2. 以下のようなリソース定義を ~/.Xresources に追加しておく。
      !
      !  set General fontList
      !
      Netscape*fontList:\
      	-*-helvetica-medium-r-normal-*-*-120-*-*-*-*-iso8859-*;\
      	-misc-fixed-medium-r-normal--14-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0;\
      	-misc-fixed-medium-r-normal--14-*-*-*-*-*-jisx0201.1976-0;\
      	-misc-fixed-medium-r-normal--14-*-*-*-*-*-jisx0212.1990-0:
      		
    3. Xを実行中に ~/.Xresources を変更した場合は、 xrdb -merge ~/.Xresources として変更した設定を読み込ませよう。
  2. Communicatorを起動する。
  3. 日本語でページタイトルが書いてあるページへ移動して、Add Bookmarkする。
    手前味噌な話だが(^^;)、私の日記ページのタイトルは日本語で書いてあるので、試してみてほしい。
  4. Bookmarkメニューをひらいて、日本語でWebページのタイトルが日本語で表示できていれば成功だ。

1998.01.29以前にこのページに書かれていた情報を元に設定したCommunicatorを起動すると、「Warning: Missing charsets in String to FontSet conversion」という表示がコンソールに流れていた。 これは、XlibのNLS関連のWarningで、指定したキャラクタセットが無いという意味のものだ。 1998.01.30に対応策をほどこした設定を公開するように変更したので、変更点を確認して欲しい。

Communicatorに付属してくるNetscape.adは、一度全ての内容を読んでおくことをお勧めする。 よく見てみると、色々と便利な設定ができるようになっているのだ。

私の場合は、標準の設定から

*useStderrDialog:               False
*useStdoutDialog:               False
*noAboutSplash:                         True
	
と設定を変更して、エラーの際にダイアログウィンドウを表示せずに標準エラー出力/標準出力に流す&起動時にNetscape aboutを表示しない設定にしている。
Netscape Communicator v 4.04 for FreeBSD
ja-communicator-4.04.tgz FreeBSD 2.2.6R
communicator-v404-export.x86-unknown-freebsd.tar.gz 7,632 KB
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.04/development/english/unix/freebsd/base_install/
FreeBSD用のNetscape Communicator 4.04
CommunicatorにはWWWブラウザのほか、メールやニュース機能、Webページ作成ツールなどが含まれている。

FreeBSD 2.2.6Rには、標準で日本語リソース付きCommunicator 4.04のパッケージが収録されているので、pkg_add ja-communicator-4.04 とするだけで日本語フォームボタン、日本語ブックマークの表示が可能だ。(^^)

使用してみた感想だが、パレットを大量に使用するので、256色環境では実用的ではないようだ。 メモリは64MB以上、CPUはPentium-100MHz以上のマシン上で実行するのが望ましい。 (486SX-33MHzマシンで実行したら、起動するまでに3分程度は覚悟しないといけない...。)

早くも v 4.04 用の日本語リソースが Netscape Communicator for UNIX Japanese Resource にあるので、チェックしてみると良い。

現在、安定動作させるための環境を模索中だが、日本語環境(LANG=ja_JP.EUC)で使うのはやめた方がいいような気がしてきた。(T_T)。 FreeBSD-hackers-MLによると、英語環境(LANG=C)で使っていても固まるらしい...。
どうしても日本語フォームボタンや日本語ブックマークを表示したい場合は、上に示すBSDI 1.1版を利用した方が安全だと思う。

太田さんによるUser Netscape Communicator on FreeBSDページを読むと、/usr/share/locale周辺を設定して、LANG=ja_JP.EUC状態でも英語のロケールファイルを利用するようにすると、テキストフォーム中にデフォルト文字列があってもフリーズしないようだ。
私の環境は LANG=ja_JP.EUCでロケールファイルをモロに日本語になるように設定している(dateコマンドの出力結果が「1998年 3月 8日 日曜日 00時00分0秒 JST」になる)ので、良く固まるのは当り前か...。(^^;)

Netscape Communicator v 4.03b8 for BSDI 1.1
communicator-v403b8-export.x86-bsdi-bsd.tar.gz 7,148 KB
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.03/4.03b8/english/unix/bsdi11/base_install/
BSDI 1.1用のNetscape CommunicatorとNavigator。
Communicator v 4.03b8 for FreeBSDよりも安定してFreeBSD上で動作する(^^;)ので、こちらの方がお勧め。

使用してみた感想だが、パレットを大量に使用するので256色環境では苦しいようだ。 使用するメモリも多いので、強力なマシン上で実行するのが望ましい。

日本語用のリソースが Netscape Communicator for UNIX Japanese Resource にあるので、チェックしてみると良い。
余談だが、上記のリソースを使うと「Warning: Missing charsets in String to FontSet conversion」というWarningがでてくる。
さらに余談だが、Edit-->Preferences-->Appearance-->Fonts でフォントのSizeを変えると、フォーム内部に文字を表示するためのフォントが発見できなくてフォーム内部の文字を表示しないことがある。 こうした場合は、Allow Scaling を ON にすると良いだろう。

日本語のフォームボタン

だけ見えるという、非常に安直なインストール方法を下記に示す。
FreeBSD 2.2.2R + XFree86 3.2 , FreeBSD 2.2.2R + XFree86 3.3.1 で確認した。
  1. FreeBSD のロケール情報を修正する。
  2. XFree86 のロケール情報を修正する。
  3. netscape-v403b8-bsdi.diff 5 KB をゲットする。
  4. cd /tmp
  5. tar xvzf communicator-v403b8-export.x86-bsdi-bsd.tar.gz として、アーカイブを展開。
  6. su で root になる。
  7. ./ns-install として、インストーラを起動。
    この際、Netscapeをインストールするディレクトリを /usr/local/netscape403b8bsdi11 と指定する。(長い...)
  8. cd /usr/local/netscape403b8bsdi11
  9. patch -p1 < netscape-v403b8-bsdi.diff とする。
  10. cp jnetscape /usr/local/bin として、communicator起動用のシェルスクリプトを /usr/local/bin にコピーする。
  11. chmod +x /usr/local/bin/jnetscape として、実行可能属性をつける。
  12. jnetscape として communicator を起動する。
communicatorのインストール先ディレクトリを変更する場合は、jnetscapeファイルのMOZILLA_HOMEの部分をちょっと修正すれば大丈夫だ。
詳細については、netscape-v403b8-bsdi.diff の内容を見て欲しい。
Netscape Communicator v 4.03b8 for FreeBSD
communicator-v403b8-export.x86-unknown-freebsd.tar.gz 7460KB
navigator-v403b8-export.x86-unknown-freebsd.tar.gz 5524KB
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.03/4.03b8/english/unix/freebsd/base_install/
FreeBSD用のNetscape CommunicatorとNavigator。
CommunicatorはWWWブラウザのほか、メールやニュース機能、Webページ作成ツールなどが含まれている。 NavigatorはWWWブラウザのみの構成だ。

使用してみた感想だが、しばしばフリーズしたり、signal 10(SIGBUS)で終了したりするのでとてもスリリング。 パレットを大量に使用するので、256色環境では苦しいようだ。 メモリ、CPUパワー共に十分なマシン上で実行するのが望ましい。

なるべく安定させて使うため、経験的に編み出した心構えを以下に示す。

なんだか大変だな(汗;)。

日本語用のフォントなどを設定したリソースファイルが Netscape Communicator for UNIX Japanese Resource にあるので、チェックしてみると良い。

以下、日本語のフォームボタン

だけ見えるという、安直な設定を示す。
動作環境: インストール方法:
  1. ns-installでインストールする時に、インストール先ディレクトリとして /usr/local/netscape403b8 を指定してインストールする。
  2. /usr/local/netscape403b8/jnetscapeとして、下記のシェルスクリプトを作成する。
    #!/bin/sh
    MOZILLA_HOME=/usr/local/netscape403b8 ; export MOZILLA_HOME
    XKEYSYMDB=$MOZILLA_HOME/XKeysymDB ; export XKEYSYMDB
    XENVIRONMENT=${MOZILLA_HOME}/Netscape.ad ; export XENVIRONMENT
    XAPPRESDIR=$MOZZILA_HOME ; export XAPPRESDIR
    LD_PRELOAD=/usr/lib/libxpg4.so.2.0 ; export LD_PRELOAD
    LANG=ja_JP.EUC ; export LANG
    exec $MOZILLA_HOME/netscape $*
    	    
  3. chmod +x /usr/local/netscape403b8/jnetscape として、上記のシェルスクリプトに実行属性をつける。
  4. 起動する際は、kinput2 が実行されていない事を確認してから /usr/local/netscape403b8/jnetcape として起動する。
communicator-4.03b8のインストール先ディレクトリが異なる場合は、上記のシェルスクリプト中のMOZZILA_HOMEの設定を変更する必要がある。

さらに XFree86 3.3.1 を利用している場合には、以下の設定も行う必要がある。

  1. su で rootになる。
  2. cd /usr/X11R6/lib/X11/locale/ja としてディレクトリ移動。
  3. chmod +w XLC_LOCALE として、ファイルを書き込み可能にする。
  4. 下記の差分を XLC_LOCALE.diff として保存
    *** XLC_LOCALE.orig     Sat Oct  4 00:00:00 1997
    --- XLC_LOCALE  Sat Oct  4 00:00:00 1997
    ***************
    *** 35,40 ****
    --- 35,41 ----
            }
            font    {
                    primary         JISX0201.1976-0:GR
    +               substitute      JISX0201.1976-0:GR
                    vertical_rotate all
            }
      }
    	    
  5. patch < XLC_LOCALE.diff として、変更を加える。
  6. chmod -w としてファイルを書き込み禁止にする。
  7. 一度 X Window System を終了して再起動する。
ここまで設定し終えたら、kinput2が実行されていないのを確認してから/usr/local/netscape403b8/jnetscape として起動してみよう。
netscape-v304-export.x86-unknown-bsd.tar.gz 2,515KB(Navigator のみ)
ftp://ftp.netscape.com/pub/navigator/3.04/shipping/english/unix/bsdi11/navigator_complete/
ftp://ftp.netscape.com/pub/navigator/3.04/
Netscape Navigator の v 3.04
ご存知Netscape NavigatorのFreeBSDで動作するバイナリ。 各種セキュリティホールをふさぎ、ver 3シリーズの最終バージョンとなった。

インストール方法は Netscape 3.01と同じなので、そちらも参照して欲しい。

netscape-v303-export.x86-unknown-bsd.tar.gz 2,674KB
ftp://ftp.netscape.com/pub/navigator/3.03/shipping/english/unix/bsdi/navigator_gold_complete/
ftp://ftp.netscape.com/pub/navigator/
Netscape Navigator の v 3.03。
ご存知Netscape NavigatorのFreeBSDで動作するバイナリ。 各種セキュリティホールをふさいだもの。

インストール方法は Netscape 3.01と同じなので、そちらも参照して欲しい。

netscape-v301-export.x86-unknown-bsd.tar.gz 5401KB
ftp://ftp20.netscape.com/pub/navigator/3.01/unix/
ftp://ftp20.netscape.com/pub/navigator/
Netscape Navigator の v 3.01
ご存知Netscape NavigatorのFreeBSDで動作するバイナリ。 バージョン3.01が公開された。 Netscapeには、ノーマル版とgold版とintl版があるが、それぞれ普通のブラウザ、HTMLエディタ機能付き、インターナショナル版ということらしい。
インストールするときは、 必ず 付属しているREADMEファイルを読もう。 設定が足りないとcore dumpしたり、Warningが大量に出たりする(実話)。

日本語を表示させるには、Netscapeを起動後、「Options」→「Document Encoding」→「Japanese (Auto Detect)」を選択する。 オプションを変更したら、忘れずに「Options」→「Save Options」しておこう。
また、以下に示すページ内部の日本語ボタン

が表示されない場合は、 ここ からリンクしている How to Japanize Netscape 3.0 for X11 というページに詳細に解説されているので参照して欲しい。

以下の記述は、私の設定方法である。 とにかく、日本語のボタンさえ見えれば良いという方針のもと、お気楽に設定している。

  1. 環境変数 LANG の値を確認する。
    私の場合は、LANG=ja_JP.EUCにしている。
  2. FreeBSD のロケール情報を修正する。
  3. XFree86 のロケール情報を修正する。
  4. netscape-v301.diff 4KB を取得する。
  5. suでrootになる。
  6. cd /usr/local/netscape として、netscapeのあるディレクトリに移動。
  7. patch -p1 < netscape-v301.diff として、設定ファイルに変更を加える。
  8. chmod +x jnetscape として、/usr/local/netscape/に新しく作成されたjnetscapeというファイルに実行属性をつける。
  9. cp jnetscape /usr/local/bin として、jnetscapeスクリプトをコピーする。
  10. jnetscapeというシェルスクリプトを実行してNetscapeを起動する。
    Netscapeに必要な環境変数の設定は、jnetscapeというシェルスクリプト内部で行われているので、netscapeを起動する際には jnetscape として起動する。
これで、日本語ボタンが見えるはずだ。

または、下記のような操作を行うことでも日本語のボタンが表示されるようになる。

  1. suでrootになる。
  2. 環境変数 XNLSPATH に指定されているディレクトリに ja_JP.EUC ファイルを置く。
    このページで公開している ja_JP.EUC ファイルは、オリジナルの ja_JP.EUC.orig ファイルに、 ja_JP.EUC.diff という差分をあてているものだ。 私の手元にある環境では、jisx0212.1990-0フォントや omron_udc_ja-0:GL:20400080:\033\045\057200omron_udc_ja-0\002フォントが無いので、これらの指定をコメントアウトしている。
    jisx0212-1990-0フォントはXFree86 3.3.1には標準で含まれていないが、 OpenBSD/NetBSD 日本語環境補完計画 ページには jisx0212-1990-0フォントのインストール方法が詳細に説明されているので、参照すると良い。
    上で紹介したシェルスクリプトを使っている場合は、/usr/local/netscape/nls/ja_JP.EUCというファイル名で保存すると良いだろう。
  3. /usr/local/netscape/nls/nls.dirというファイルを編集する。
    nls.dirの内容は、最初の状態では下記のようになっている。
    1
    C
    	    
    これを、下記のように編集する。
    2
    ja_JP.EUC
    C
    	    
    先頭の数字がnls.dirに記述されているロケール名の数の合計で、以下使用するロケール名が並んでいる内容のようだ。
  4. 環境変数 LANG の値を確認する。
    私の場合は、LANG=ja_JP.EUCにしている。
以上の設定で、Netscapeから日本語ボタンが見えるだろう。

さらにどうでもいいことだが、Locationの所に入力できる便利な文字列として以下のものがある。

だいたい読んで字のごとしの内容なので、試して見ると良いかも。
lynx-2.7.1.tgz FreeBSD 2.2.2R
テキストベースのWWWブラウザ lynx。
オプションで下記のように設定すると、EUCで日本語を表示することができる。 設定する所は、「display (C)haracter set」の所である。
              Options Menu (Lynx Version 2.7.1)

     E)ditor                      : mule
     D)ISPLAY variable            : :0.0
     mu(L)ti-bookmarks: OFF       B)ookmark file: lynx_bookmarks.html
     F)TP sort criteria           : By Filename
     P)ersonal mail address       : george@yk.rim.or.jp
     S)earching type              : CASE INSENSITIVE
     display (C)haracter set      : Japanese (EUC)
     Raw 8-bit or CJK m(O)de      : ON
     preferred document lan(G)uage: en
     preferred document c(H)arset : NONE
     V)I keys: OFF    e(M)acs keys: OFF     sho(W) dot files: OFF
     popups for selec(T) fields   : ON
     K)eypad mode                 : Numbers act as arrows
     li(N)e edit style            : Default Binding
     l(I)st directory style       : Mixed style
     U)ser mode                   : Novice
     user (A)gent                 : Lynx/2.7.1 libwww-FM/2.14
	
ちなみに、/usr/local/etc/lynx.cfg ファイル内部でも同様の指定が可能だ。 私のマシンでは、/usr/local/etc/lynx.cfg ファイル内部で
STARTFILE:file://localhost/home/george/public_html/jindex.html
CHARACTER_SET:Japanese (EUC)
PREFERRED_LANGUAGE:ja
	
と記入している。
オムロンのArenaホームページ (in English)
arena-CJKの最新版 beta-2d。 CERNが作っているWWWブラウザArenaを、オムロンが日本語などに対応させたもの。 HTML 3.0対応で、テーブル型(表型)HTMLを表示できる。
このブラウザの最大の売りは、英語、日本語、中国語、韓国語をひとつのHTMLページ内部に同時表示可能なことだ。 普段は英語と日本語の同時表示に慣れているので意外な気がするが、普通のブラウザでは、日本語と中国語、日本語と韓国語を同じページ内部に表示することはできない。 日本人のための中国語入門ページを作ったとしても、普通のブラウザでは表示できない運命にある。 (UNICODE(UTF8)を使ってページを書けばなんとかなるかもしれないけど。) ArenaはX tool kitやMotifなど、同時に扱える言語は一つだけという制限のある既存のライブラリを用いずに独自に言語処理を行って表示しているのだ。 (このようなノリはmuleに近いものがある。)
ソースを取って来て適当にコンパイルしてみたが、日本語フォントの表示が異常に重く(暴走したかと思った...)、困ったものである。 beta-1dの時よりは、随分安定してきている印象を受けたので、動作が軽くなってくれれば実用的なブラウザになるだろう。
jp-chimera-1.65.tgz
FreeBSD 2.1.0R CD-ROM ○
FreeBSD 2.1.5R CD-ROM ○
日本語表示対応 WWW ブラウザの「キメラ」。 表型HTMLなどは表示できないが、基本的な機能はあるのでNetscapeをダウンロードするまではこちらを利用すると良いだろう。 なお、キメラは漢字コード(SJIS, JIS, EUC)の自動変換機能を持っていないため、漢字コード変換機能を持つproxyサーバー(delegateと呼ばれる)のお世話になる必要がある。 プロバイダによって、delegateをサポートしているところと、サポートしていないところがあるので、プロバイダに問い合わせてみると良いだろう。 私が契約しているリムネット横浜にはdelegateがあるので、環境変数http_proxyに以下のように指定している。(shの場合)。
http_proxy=http://delegate.yk.rim.or.jp:10082/ ; export http_proxy
	
arena-b2b.tgz (英語版)
FreeBSD 2.1.5R CDROM ○
arenaのβ2bバージョン。 CERNが作っているWWWブラウザ。 HTML 3.0対応で、最近流行しているテーブル型(表型)HTMLを表示できる。 このファイルは英語しか対応していないが、日本語にも対応したものもある。 最初にテキストだけを表示して、画像ファイルは転送が終了したものから表示するなどNetscapeライクな操作性もグット。

arenaの前に、libz-1.0.2.tgzとpng-0.88.tgzをpkg_addする必要がある。 現在、私の環境ではCan't alloc colorsというエラーメッセージが表示されてしまって、実行できていない(^^;)。

Apache HTTP Server Project(in English)
JAPANIZED APACHE SERVER PROJECT
apache-1.2b10.tgz FreeBSD 2.2.2R
WWWサーバのapache
高速で省メモリなWWWサーバプログラム(httpd)。 モジュールと呼ばれる別プログラムを用意すると、さまざまな機能拡張を行えるようだ。

pkg_add後にapacheの動作チェックするには

telnet localhost 80
	
として、
HEAD /~george/index.html HTTP/1.0
   (空行)
	
と入力すると、ユーザgeorgeのホームディレクトリにあるpublic_html/index.htmlというファイルの情報が下記のように画面に表示される。
HTTP/1.1 200 OK
Date: Thu, 18 Sep 1997 15:38:43 GMT
Server: Apache/1.2b10
Last-Modified: Sat, 06 Sep 1997 07:48:19 GMT
ETag: "8760-3dcd-34110ac3"
Content-Length: 15821
Accept-Ranges: bytes
Connection: close
Content-Type: text/html
	
WWWサーバの情報も Server: の行に出てくるので、自分のプロバイダがどんなWWWサーバを利用しているかを知ることができる。
GET /~george/index.html HTTP/1.0
   (空行)
	
と入力すれば、ページの内容が画面に表示される。 ちなみに、HEAD...やGET... と入力した後に空行を送ることを忘れないように。

余談だが、apache 0.8.4以降では .htaccess または /usr/local/etc/apache/srm.conf ファイル内部に

ということのようだ。
要するに、XBitHack full にしておいて、htmlファイルを chmod 774 にしておけば SSI も実行できるし HEAD リクエストで更新時刻も取れるというおいしい設定になるということらしい。
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