FreeBSD 開発ソフト紹介

Last Update (2001/11/14 06:59:59)

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開発ソフト紹介

cvs-1.11 (FreeBSD 4.2R標準)
バージョン管理システム CVS(Concurrent Version System)。 同じような目的で使用されるツールとしてsccs(SUN OS/Solaris)やRCS(GNU)などがある。 CVSは複数サイトで同時並行的に開発を進められ、特定ディレクトリ以下を一括管理できるのが特徴。
doc++-3.3.13.tgz (FreeBSD 3.3R)
doc++'s Home Page
C/C++のソースからjavadocのようにクラスの階層、メンバ関数、メンバ変数などの一覧を作成してくれるソフト。 なかなかいい感じで動いているようだ。 これから使ってみるところ。
global (FreeBSD 2.2.8R以降システム標準)
global (FreeBSD 4.1Rからはシステム標準ではなく、packageになった)
GLOBAL source code tag system(本家)

gtagsコマンドによってあらかじめデータベースを作成しておくと、関数名、シンボル名を指定するだけで一発で定義元にジャンプできるシステム。 古くからある ctags , etags と同じ系統のプログラムだが、globalの場合は C/C++/Java を扱え、同名のタグ名でも大丈夫。 さらに、逆方向参照の一覧(この関数はどこから呼ばれているのか一覧)もできるという特典がある。

mule使いなら、/usr/src/contrib/global/gtags.elを使おう。 天国を体感できるはずだ。 お勧め!

STLport(ports/devel/stlport)(FreeBSD 4.4R)
STLport
SGI提供のC++用標準テンプレートライブラリ。 UNIX上でなんかイイSTL無いかな〜とお嘆きの貴兄に。
2001.11.11現在、STLport-4.0をports-currentからインストールした場合、ネイティブCのヘッダの場所が ../include/ にあると判断されてしまう。 STLportのヘッダファイルは/usr/local/include/stlportにインストールされるので、「そんなファイル無いです」と言われてしまう。
ln -s /usr/include/g++ /usr/local/include/include すればほぼOKっぽい。
STLport-4.0をインストール後、1998年制定のISO C++標準ヘッダを全部includeしてみると、足りないのはcwctypeのみ。 これはネイティブの/usr/include/wctype.hにマクロ or 関数が足りないので仕方が無いか。
2001.11.13追記。 上記でのSTLportサイトでは、2001.09.08にSTLport-4.5がリリースされている。 そのうちにports-currentに入るものと思われる。 これは期待大なり。

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