I/OとOh!FM


FM-7は爆発的に売れて、それなりのシェアがあったようですが、シリーズとしてはマイナーな部類に入ると思います。とは言え、かなりの市販ソフトが存在しました。もっとも、このころはゲームが大半でしたが。
また、雑誌にも結構色々な記事が載っていました。今では考えられないのですが、当時は何ページにもわたりダンプリストが掲載されていて、それを打ち込んで使うというのが当然でした。
そのころ結構売れていたのが工学社の「I/O」とソフトバンクの「Oh!FM」です。ASCIIも定番でしたが、私は買いませんでした。
私は中学時代、高校時代はソフトを買うお金は無いけど暇はいっぱいあったので、雑誌からひたすら打ち込んだものです。
ちなみに、私が使ったソフトはI/OかのOh!FMに掲載されたものがほとんどです。

I/Oに掲載されたもの

当時(1984年前後)、I/Oはパソコンの全回路図が載っていたり、BIOSの全リストが載っていたりと資料性があったり、ひたすらゲームやツールのダンプリストが載っていたり、解説記事が載っていたりした硬派な雑誌でした。

Oh!FMに掲載されたもの

Oh!FMは、FMシリーズの専門誌で、FMユーザとしてはとりあえず押さえて置く必要のある雑誌でした。工作記事が載っていたり、ツールがのっていたりとこれまた「おたく好み」の雑誌だったと思います。
Oh!FMはその後Oh!FM TOWNSと名前を変え、8ビット系の記事も少なくなりました。私は、8ビット系の機種名が表紙から消えた頃に買うのをやめたと思います。(ちなみに、最終号は買いましたが・・・)

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