「ツーデーパス」(6120円)を利用して軽井沢まで乗り、軽井沢から「しなの鉄道」で長野まで乗車、長野からは「長電フリー乗車券(2日間有効)」(2770円)を利用して長野電鉄へ乗ってみた。
(このときには、まさかツーデーパスがなくなるとは思っていませんでしたが。。)
東京では「あさま」に乗るまで時間があったため、丸の内側へ出て「赤れんが」を写真に収め、付近を散策した。
東京を出発して1時間ほど「あさま」に乗ると、軽井沢に到着。まずは南口に出てみると線路脇の道路に沿ってレンタサイクルや飲食店が並んでおり、アミューズセガと併設のボーリング場まである。その他ゴルフ場もあるので、レジャーは何でもできるという感じである。
一方で、紅葉はもう終わりに近い感じであった。
駅の南側を歩いてから橋上駅舎の通路を歩いて北口へ出てみる。
ちなみに、軽井沢の改札を左側に出ると「しなの鉄道」の改札があり、すぐ横で峠の釜めしを売っている。
当日の軽井沢は曇りでかなり寒かったが、歩き回ったので丁度良い感じであった。
しなの鉄道の発車時間が近づいたので、とりあえず小諸までの乗車券を買ってホームに入る。
長野方 クハ169-19 + モハ168-6 + クハ169-6 軽井沢方
ホームには「しなの鉄道色」の169系電車が入っていて、169系の横にはEF63の姿もある。169系電車もこのようなカラーリングとなっているので、新鮮に感じられた。シートは全席転換式のリクライニングシートとなっているので、私にとってはまあまあの座り心地であった。この電車は小諸ゆきで、小諸で長野方面の電車に乗り換えとなる。
しなの鉄道の軽井沢−小諸間は概ね1時間に1本であるので、時刻の確認が必要である。
小諸では長野ゆきに乗り換えた。途中の上田で降りて上田交通別所線に乗ろうと思ったが、乗り継ぎ列車まで1時間もあったため、そのまま篠ノ井まで乗車した。
篠ノ井に着くとEF64とタキの連結作業を行っていた。連結作業を見てから改札で精算し、駅前を歩いてみたがほとんど人通りがない。たまに学生が歩いているくらいだった。篠ノ井でも車の方が便利なのかもしれない。
再びホームに入り11:48発の長野ゆき115系電車に乗った。この電車は長野色の塗装で、貫通部分に「しなの鉄道」のステッカーが貼ってある。しかし、かなり塗装が薄くなっているので、経費節減をしていることがうかがえる。
長野に着くととりあえずホームのそばやで「てんぷら山菜そば(430円)」を食べる。信州なのでつゆの味付けは若干濃いめである。
JR長野駅を出て長野電鉄長野駅へ歩く。長電長野駅は地下となっており、善光寺下まで地下区間となっている。
長野駅では記念用の「日本一大きい」と銘打った入場券と乗りつぶしのための「長電フリー乗車券」を購入した。入場券はほぼ官製はがきの大きさがあり、裏面には長電が保有している車両の解説がある。また、フリー乗車券の裏面には長野電鉄全線の路線図が印刷されている。(もちろん、木島線もある。一応記念となるでしょう。)
フリー乗車券で適当に電車に乗ってみた。私が乗った電車は元営団日比谷線3500系で、2両編成のワンマン運転だった。長野−信州中野を約50分で走る。(3513に乗車)
信州中野ではやや時間があったため、3500系を写真に撮った。信州中野からは14:10発の木島ゆきに乗車した。
長野方 3532 + 3522 木島方
2両編成の電車に乗ったのは10人ほどである。木島駅でも何枚か写真を撮った。第一印象は’99に乗った蒲原鉄道村松駅の状況によく似ていると思う。(このときには、新潟交通にも乗っている。)駅前にはバスの車庫と思われ、バスが何台か停まっていた。久しぶりにこのような雰囲気の場所にやってきたという気分である。
私以外にも写真を撮りにきた人がいた。駅をバックにして写真を撮ってほしいという人もいたので、お互いに記念撮影もした。
現実として、このような輸送密度と駅前の感じでは廃止はやむを得ない感じである。
この後は信州中野まで戻り湯田中にも行ってみたが、あいにく雨となってしまった上に陽も落ちてしまったので、そのまま宿のある権堂まで戻った。
この日は「しなの鉄道」の新鮮なイメージの電車に乗ることができたし、長電木島線の訪問もできたのでよかったと思う。
翌日は、長電屋代線とJR小海線に乗ってみた。