2日目は、名松線、三重交通バス、中央線に乗車しました。
池下−(地下鉄 東山線)−名古屋,近鉄名古屋−松阪9:29−(名松線:407C)−10:42伊勢奥津11:10−(三重交通バス)−名張−近鉄名古屋
名古屋15:00−(中央西線:1023M,しなの23号)−16:49塩尻17:26−(中央東線:4068M,あずさ68号)−19:34八王子
今日は名松線に乗車するために松阪まで近鉄特急を利用しました。
乗車した特急は賢島ゆきで,松阪までは朝食を食べながら約50分でたどりつきました。
松阪では少し駅前を歩いてから乗車券を購入し,名松線のキハ11単行気動車に乗りました。また,昼飯用の松阪牛の弁当も売店で購入しておきました。
気動車は松阪を出てしばらくは水田地帯をのんびりと走り,途中ではソフトボールの試合に参加する大勢の中学生で車内がとてもにぎやかになりました。こういったところに地元の鉄道という雰囲気をとても強く感じることができました。
さらに松阪から約30分で列車交換可能駅である家城(いえき)駅に到着し,ここで上り下りの列車が交換します。この駅では全国でも珍しくなった腕木式信号機とタブレットの受け渡しを見ることができました。
駅員さんが信号てこを動かして,腕木式信号を進行信号にしてから再び気動車は走り出しました。ここから先はやや勾配やカーブがきつくなり,よりゆっくりと走るようになります。
松阪から約1時間半で終着伊勢奥津駅に着きました。伊勢奥津駅は木造平家の駅舎で,駅前にはお店と民家がありますが,お店は閉まっており蝉の声だけがひびき渡っていました。
名松線は腕木式信号機が残る貴重な路線だと思われますので,大事にしていただきたいと思います。また,非常にのんびりとできるので普段とはちがう雰囲気を楽しむことができました。
さて,伊勢奥津からこのまま名松線で戻ることも考えましたが,ここから近鉄線名張駅までバスが走っていることがわかり,三重交通バスに乗ることにしました。
写真のようにバスの後ろは広告でにぎやかでした。運転手に聞いてみると名張までは約50分ということでした。バスは国道368号をメインで走り,途中には比奈知ダムを見ることもできました。夏の盛りで山の緑が大変きれいでした。
また,バスは国道を走るのですが,所々道の狭いところがあるので対向車とすれ違うのが大変でしたが,運転手のハンドルさばきは見事なものでした。
バスが名張駅に着いて名古屋方面の時刻を確かめると,すぐに特急電車の来ることがわかり急いで切符を買い求めて電車に乗りました。本来なら指定席券を購入してから乗るのですが,今回は車内券を発行してもらいました。
私は昼を食べていなかったので車内で松阪牛の弁当をたべましたが,やはりうまかったです。
名古屋からは特急「しなの」に乗り塩尻まで行きました。山の中を振り子をきかせながら走っていきます。
塩尻に着くと少し途中下車し,再び特急「あずさ」に乗って帰途につきました。
塩尻では,長野色115系や「あずさ」などを撮影しました。