TCP/IPの概略
UDPコネクション
前章ではTCPコネクションについて述べた。ここではUDPコネクションについて述べる。
ここで、UDPコネクションと書いているが、正確にはUDPというプロトコルはコネクションをきちんと行うことはない。ありていに言えば、送りっぱなしの通信手段である。このため、条件によっては、送ったデータが相手に届かないことがあり得る。その代わり,煩雑な手順を必要としないため、データ転送が高速となる。
また、多くの通信を同時に行うため、こちらでもポート番号による制御を行う。このため、コンピュータの持つ通信用の窓口は全部で65535×(ポート数)2((TCPとUDP)の合計131070あることになる。
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