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2005-6-18-(Sat)のネタ



自分版「事の顛末」

バックグラウンドとして・・・
なにかにつけよく荒れる(らしい)小倉弁護士のところが炎上したのがそもそものきっかけっぽい。
弁護士が「匿名は敵」理論を提唱、当然それを良しとしない人物から集中砲火てな感じでしょうか。(ちなみに私は匿名を「弱者の武器」であるという観点および自分のプライベートを確保したい、という意思から、積極的匿名容認論者です。ここ重要)

で、弁護士の理論に反対をとなえる人の一部(というか一人)が弁護士茶化し系Blogを立ちあげる。これについては(不謹慎ながら面白いと私は感じたが)、(社会的強者であるところの)弁護士の立場に対する対抗策、という考え方を考慮しても、ちょっとやりすぎだよな、とは思った。
ただ、その前後かどうかは知らないが、弁護士が自Blogのコメントを操作している(都合の悪いコメントは消去等行っていた模様)という事で、反論の意味も込めてあったようではある。
ま、ぶっちゃけ褒めたサイトではないが、その気持ちも分からないではない、といった感じではある。

なお、ここでいう匿名性と言っているのは、2ちゃんねる的匿名(名無しさん)ではなく、ネット上の名前と現実社会での名前が一致しない、というレベルであると私は認識している。

さて、ここで話がややこしくなる、っつーか一気に大きくなる。
崎山伸夫さんが茶化し系Blogの主人は反対派として弁護士のBlogで噛みついている人物である事を証明、Blog主の個人情報を入手する方法について暴露したらしい(これは私は直接見ていないのでなんとも言えない)。○○市在住というレベルまでは暴露したとか、電話帳に載っていない電話番号がこの手法によって何者かにリーク、Blog主にいたずら電話がかかる、などの実害が出てしまう、などがあったようである。

Blog主としては、そんな事(個人情報入手方法の公開)するからこんな事になる、と非難。この非難を見た弁護士が、Blog主を名誉棄損で訴えるよ、と(私からみれば)脅しとも取れる発言を行う。
Blog主はBlogを閉鎖、ほかのサイトにも登録していたがそこから脱退、などはたから見ても追い詰められた状況になっているんじゃないかと邪推。

まぁ、事実としてはこんなところなのかな?細かなところはともかくとして。

いろいろな論点はあるんだろうけれど、まずは匿名性云々について思うところをば。
今回の一件でクリアになったのは、「弱者の武器」たりえる匿名性がやぶられると、弱者は相当精神的に痛い思いをすることになるという事実と、匿名性が破れた時点でその人物のプライベートは相当打撃を受けるということですかねぇ。
人権のことなどを考えるだけの余地があれば、情報公開なんてやらないほうが良いことは明らかでしょうに。
しかもはたから見ると、弁護士+崎山伸夫氏 vs. 暴露されてしまったlog主、という構図に見えるし(見えてしょうがない。共謀してないのであれば、相当強固なつながりがあるのだろうな、と)、弁護士って人間の人権を守ることが一つの仕事だろ、ってなところも相まって、Blog主に同情する部分が多いわけで。

さらに、(すでに書いたけど)弁護士の背後にダブルスタンダードが見え隠れしているってのがまたさらに引っかかるわけですよ。

まぁ、こことかwakatonoさんのところとかはどちらかというと崎山伸夫氏の暴露が正当だったかどうかについてバトルになっているわけですが、これはたぶんコモンセンスから行くと黒、法律で行くとだいぶグレー(だが判断は裁判でもしないと不明)、ってなところに落ち着くんじゃないかと思ってます。この件に関しての法律解釈とかは私けっこうどうでもいいので(笑)かぎりなくスルーしているわけですが、プライバシーは守られてしかるべきということを考えた時点で黒と言われる可能性は極めて高いんじゃないのかな、と。

弁護士の言い分というか理論に関してはそもそもの立脚点がだいぶ違いそうなので、少なくとも(今の)私とは相容れないんじゃないかと思ったりしています。
匿名是非論についてはだいたい意見が二分すると言われていますが、私は原理主義者じゃないんで、積極的匿名容認ですね。なんでもかんでも匿名というのはさすがにどうかと思いますが、匿名を行使する権利はあって当然と考えています。
なお、一時期プロキシは匿名で卑怯、なーんて意見がありましたけど、別にプロクシ通したからって完全に匿名になれるはずもなく、ぶっちゃけ考えすぎかと。そーいう反応を原理主義反応と命名しちゃいます。
ついでに。コメントをさっくり消しちゃうというのも、言論の自由をおもいっきり蹂躙する行為ではないのかしらん、と思いました。むろん、そのコメントが「弁護士、よくない!」ってのを延々コピペ、なんつーのは無条件削除でも良いかと思う(それを言論というのは無理がある)んですが、反対意見かもしれないけれどりっぱな意見だったりするようなものを消すのはホントいかがなものかと。

あと、ちょっと話はそれるかも、なんですが。
ネットは匿名性が高くて云々な議論はよくあるわけですが、見ておわかりの通り、全然匿名性高くないんですよね(苦笑)。
それを理解せず例えばドメインとってみたり、いろんなところで過激な発言をしてみたり、なーんて事をやるのは自殺行為なんじゃねぇかと思いますよ。いいケーススタディになったんじゃないかな。
#いや、だから俺はドメイン持ってないんですよ(w

ほかの方の意見をもう少し精読するとまた新しい考え方が出てくるのかもしれませんが、とりあえず今のところはこんなところで。


(追記)
返す刀で更紗さんについても言及。
リアルタイムで追っていたわけではないので、オグリンサーカス(すでに閉鎖故URLなし)のBlog主としてのキャラクタと更紗としてのキャラクタをどう使い分けていたかは知りませんが、少なくとも崎山さんに「オグリンサーカス=更紗」説を突っ込まれたとき2度もそれを否定したとか。
つーか、そもそも少し注意深く見ればその説にわりとすぐに到達できたとか。
まずその脇の甘さがびみょーです(苦笑
で、そのサイトについては、何度か見に行きましたが(第三幕開演とかいっている頃かな)、先にも書いたとおり、不謹慎ながら面白いとは思いました。やりすぎだけどな、って感じで。
どうせなら、自分がピエロになって、チャップリンよろしくうまく道化を演じれば本当に面白かったんじゃねぇかな、とは思いましたねぇ。

人を批判する場合、それなりの覚悟が必要なんだな、それが足りないと自分が道化になってしまうのだな、というよい例となったんではないでしょうかねぇ(苦笑

これで主演俳優すべてにそれなりに突っ込みを入れたかな。
助演俳優にもなんか書かなきゃいけないとかいう突っ込みはなしの方向で。そんな余裕はないっす。

つーか、ほんと今までのごたごたをいったん水に流し、言及禁止とした上で仕切り直した方がよろしいかと思いますよ>各位



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