気になったネタのメモ(改) |
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■ さて、まじめに考える前に
あまりに馬鹿げた声明文(一刀両断)とやらもでてきたので。 ま、ともあれ、だいぶ肩の力を抜くことができました(笑)。感謝ですな。 (追記) |
■ さて、まじめに。
いろいろ論点が存在するし、それらが絶妙にからみ合っているのでなかなかむずかしい。 まず、officeさんのやったことを警察の理論、ACCSの理論、ファーストサーバの理論など、いろいろな視点でみた論点がはっきりしていないのがややこしさの原因その1。 長文になると思うが、自分の考えをとりあえず書いておきたい。 道義的に見て、officeさんがCGIの問題を利用して(結果的かもしれないが)得た情報を公開してしまったこと、そして(結果的かもしれないが)AD200Xというイベント団体がその情報をダウンロード可能としてしまった事、そして(故意だろうが)ある人物がさらに流出させる行動をとった事、これら(彼ら)はその行為について理由をつけておしまい、というわけにはいかないと思っている。 さてその一方で、脆弱性を知りながら放置したファーストサーバ(ACCSではないことに注意)には道義的責任はないのだろうか。また、必要もない情報(漏洩した結果、その情報が必要になったのは皮肉だ)を入力させていたACCSはどうだろうか。入力するページを作成したヨセフアンドレオンはどうだろうか。 そして、更に言えば、メディアの責任はどうだろう。河合氏という、政治の中核に存在する、学術的文やにおいてにも希有な存在である人物の甥であり、京都大学にいるoffice氏が不正アクセス、という非常に一般受けしそうな話題を見つけ、顔を撮影し、自宅も撮影すると言う行為はどうだろうか。あれほどの逮捕シーンは殺人犯を捕まえたときくらいしか見られないのではないだろうか。 こうやって考えていくと、事件につきものの被害者、加害者の色分けができてくる。 まだまだ法律的責任やメディアの姿勢などについて書きたいが、だいぶこの記事が膨れ上がってきたのでとりあえずここでいったん終了。 |
■ その2。
(追記)下の記事と文体が180度異なっており、また意図しない意味に読み取れる文があったため、若干修正を加えた。ただし、内容については変更していない。 先の道義的部分について肝心なことを書いてない罠。 法律的観点。 まず、威力業務妨害の方について。 (威力業務妨害) 次に不正アクセス禁止法違反。 ここで最大の争点となるのは、アクセス制御機能と識別符号の定義であろう。まず、先に識別符号について考えてみるとする。 さて、アクセス制御機能だが、この制御機能を迂回する事こそが不正アクセスである、と定義されている。ではアクセス制御機能はあったのだろうか。 まず、情報を入手するためには何をしなければならなかったかというと、CGIのプログラムそのものを入手する必要があった。なぜなら、ログファイルのありかがそこに記されているからだ。プログラムを入手し、ログファイルのありかを確認することではじめてログファイル(個人情報の入ったファイル)を閲覧することができたと考えられる。 このように考えていくと、先の条文に厳格に従えば、officeさんが情報を抜き取った、その手段については完全に白、と言えるのではないだろうか。あくまで不正アクセス禁止法はアクセス制御をなんとかして迂回することによってアクセスする行為を禁じているため、アクセス制御機能がないシステムについてはその適用は無理と言えるのではないだろうか。 さて、ここからが様々な意味において重要かと思う。 これらの観点についても、メディアはきちんと説明していないように見える。京都大学が「違法性はない」とコメントしている事を報道したくらいだろう。メディアとしては不正アクセス禁止法違反の方がインパクトがあるという事も関係するのだろうが、ジャーナリズムとしてはどうかと思う行動に見えてしょうがない。 さて、二つの側面から考えてみた。 −−−−−−−−− どうか、善意の第三者が沈黙してしまい、悪意の第三者だけが得をするような世の中になりませんように。 以上、長文で申し訳ありませんでした。誤字脱字もあるかもしれませんし、間違っているところもあるかと思います。ご指摘いただけると幸いです。間違いが原因で白だの黒だのの結論が変わる可能性だってあります。これはもっと先にならないと分からないことでしょう。 |
■ 出張
のため、本日レスポンス劇悪です。 |
■ 出張先より
修正文をアップしたわけだが。 下に書いてある事は、あくまで私自身が拙い知識をフル回転させて書いたものであり、(私の中では合格点なのだが)これが結論になるとは思わないで欲しい。 |
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