気になったネタのメモ(改) |
このページはリンク元、IPアドレス等のログを取っています。 なにとぞご了承いただきたくm(__)m リンクはご自由にどうぞ。日記の各タイトルをリンク先にしてもかまいません。 ただし、逆襲リンクされたくない方は、リンクを張ったところに、わかりやすくその旨ご記述下さい。 さもなければ、必ずや逆襲リンクを行うことでしょう(^^) また、たれこみもお待ちしております。 あやしいつっこみはすべて問答無用で削除します。このページでの削除権はすべて私にあります。 |
|
■ 良い本は売れないのかアゲイン。
wakatonoさんの所経由でNOMURAさん所を読む。 わざわざ何か書かなくても、両者の言葉を読んでもらえばいいような気もするけどあえて書いてみるテスト。 NOMURAさんの言う、「良著を見つけるためには悪書も読め」「何が良著かだれもわからない」(双方いい加減な意訳)という言葉はまさにその通りだと思う。 それはさておいて。 売れる本と言うのは2種類あって、ひとつは瞬間風速で売れることが宿命の本、もうひとつは時代を超えて読みつがれる本、と言ってもいいだろう。例えば、不正アクセス本は現在の名著かもしれないが、再来年あたりにはもう古典的という形容詞がつくものになるだろう・・・いや、そろそろ寿命がきている本かな?(と改訂をあおるテスト) 一般的に「売れる本」と言われたとき、「瞬間風速本」ばかりが出てくる現状は非常に気になる。雑誌にしてもそうだろう。ハウツーものが特集になり、通り一遍の設定が書かれ、「これで使えます」で締めくくられるような記事。書いている自分で言うのもあれなんだが、非常にまずいと思う。 その後、世に出た後の評価がどうだったのか、自慢じゃないが知らない(げら)。まぁ、2度書いているのだから、少なくとも1度目は悪くなかったんだろう(と妄想している)。もし、ホントに悪くない評価だったとしたら、読者の目もその程度なんだろうな、と。 瞬間風速で売れる本って、出版社や書店にとっては都合がいいと思うんだ。いつまでもじわじわ売れる本は在庫をそれなりに持っていなければならないし、ちまちま配送しなければいけないし、本棚にも1冊陳列しておかなければならない。瞬間風速なら初回本(+2刷)を平積みにして放置プレイし、売れなくなったらとりあえず倉庫に寝かして、なんて感じだろうか。しかもがつんと売れるので評価も高いだろう。そりゃ瞬間本の方がよさそうだよな、と思う。本当のところは出版社や書店に属する人間じゃないから分からないけどね。 まぁ、後は先にも触れたとおり、香り立つ名著は一部の著者によってしか作れないってところかな。しかも、その「一部の著者」が増えるような現状ではない、と。 名著は、さまざまな経験で燻された著者が紡ぎ出す香りがプンプンしている。人によってはその香りが鼻に付き、臭くてしょうがないかもしれない。が、それでも名著は名著である。そういった、「香る」本が席巻するような時代は、この「簡単便利」な世界じゃ無理なんじゃないかと思っている。 あ、後はsonodamさんの突っ込み「周辺情報を駆使すれば悪書は読まなくて済むかも」なんだけど、それは単にsonodamさんの情報収集能力の賜物だと思われ。とりあえず私には無理っぽいです・・・本棚を見て実感(爆 ・・・(汗)・・・これ書いている時間あるなら、査読とかすべきだよな・・・m(__)m |
|