'99戦力分析 清水エスパルス

フリューゲルスから移籍した選手……久保山由清 服部浩紀
 

GKは昨年同様レギュラーに真田雅則、控えに中原幸司

最終ラインは日本代表斎藤俊秀森岡隆三、ヴェルディから正式移籍した西澤淳二の3人で構成。
U-22日本代表戸田和幸やベテラン大榎克己が代わりに入ったとしても、その安定感に変わりはない。

左サイドには戸田和幸が入る。
戸田和幸が最終ラインに入った場合でも、ユースから昇格した和田雄三が控えており、心配はない。

右サイドは安藤正裕とU-22日本代表の市川大祐の間で、熾烈な争いが繰り広げられることになる。

ボランチは日本代表伊東輝悦サントスのコンビに、ベルマーレから獲得した田坂和昭が挑む。
サントスの38歳という年齢を考えるとフル出場は難しく、この補強は大きな意味を持ちそう。
大榎克己に、はたして出番があるのだろうか……

オリバをレンタルで放出したものの、それを補って余りある3人の即戦力FWを補強。
フリューゲルスから服部浩紀久保山由清を、マリノスからは安永聡太郎を獲得。
これにベテラン長谷川健太を加えた4人を、状況に応じて組み合せることになる。
残留は決定したものの、ファビーニョの出場は微妙なところ。

この補強により、澤登正朗を心置きなく中盤に据えることが可能になる。
またアレックスは、従来通りスーパーサブとして後半に投入される。

不況で居場所を失った選手たちを効果的に補強し、ユース世代も合わせて選手層が厚くなった。
考えてみると、田坂和昭、久保山由清、安永聡太郎はいずれも地元静岡県の高校出身。
エスパルスも経営は苦しいはずなのだが……
堀池巧も引き続きセレッソにレンタルされているし、大榎克己と長谷川健太の出番も減少しそうだし、どうやら一気に世代交代かなぁ。

99.1.25

熾烈なFW争いは、現時点では安永聡太郎長谷川健太が一歩リード。
アレックスが左サイドで試されているので、戸田和幸は最終ラインにまわりそう。
リベロは斎藤俊秀ではなく森岡隆三、ストッパーが斉藤俊秀戸田和幸ということになる。
まぁ、XEROXスーパーカップでの布陣なわけですが……

99.2.28

1998年
        オリバ  長谷川健太       
                        
          澤登正朗          
 戸田和幸  サントス  伊東輝悦  安藤正裕 
     西澤淳二      森岡隆三     
          斎藤俊秀          
                        
          真田雅則          

            ↓

1999年
       久保山由清 安永聡太郎

          澤登正朗
 戸田和幸  田坂和昭  伊東輝悦  安藤正裕
     西澤淳二      森岡隆三
          斎藤俊秀

          真田雅則

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