フリューゲルスから移籍した選手……久保山由清 服部浩紀
GKは昨年同様レギュラーに真田雅則、控えに中原幸司。
最終ラインは日本代表斎藤俊秀、森岡隆三、ヴェルディから正式移籍した西澤淳二の3人で構成。
U-22日本代表戸田和幸やベテラン大榎克己が代わりに入ったとしても、その安定感に変わりはない。
左サイドには戸田和幸が入る。
戸田和幸が最終ラインに入った場合でも、ユースから昇格した和田雄三が控えており、心配はない。
右サイドは安藤正裕とU-22日本代表の市川大祐の間で、熾烈な争いが繰り広げられることになる。
ボランチは日本代表伊東輝悦とサントスのコンビに、ベルマーレから獲得した田坂和昭が挑む。
サントスの38歳という年齢を考えるとフル出場は難しく、この補強は大きな意味を持ちそう。
大榎克己に、はたして出番があるのだろうか……
オリバをレンタルで放出したものの、それを補って余りある3人の即戦力FWを補強。
フリューゲルスから服部浩紀と久保山由清を、マリノスからは安永聡太郎を獲得。
これにベテラン長谷川健太を加えた4人を、状況に応じて組み合せることになる。
残留は決定したものの、ファビーニョの出場は微妙なところ。
この補強により、澤登正朗を心置きなく中盤に据えることが可能になる。
またアレックスは、従来通りスーパーサブとして後半に投入される。
不況で居場所を失った選手たちを効果的に補強し、ユース世代も合わせて選手層が厚くなった。
熾烈なFW争いは、現時点では安永聡太郎と長谷川健太が一歩リード。
考えてみると、田坂和昭、久保山由清、安永聡太郎はいずれも地元静岡県の高校出身。
エスパルスも経営は苦しいはずなのだが……
堀池巧も引き続きセレッソにレンタルされているし、大榎克己と長谷川健太の出番も減少しそうだし、
アレックスが左サイドで試されているので、戸田和幸は最終ラインにまわりそう。
リベロは斎藤俊秀ではなく森岡隆三、ストッパーが斉藤俊秀と戸田和幸ということになる。
まぁ、XEROXスーパーカップでの布陣なわけですが……
1998年
オリバ 長谷川健太
澤登正朗
戸田和幸 サントス 伊東輝悦 安藤正裕
西澤淳二 森岡隆三
斎藤俊秀
真田雅則
↓
1999年
久保山由清 安永聡太郎
澤登正朗
戸田和幸 田坂和昭 伊東輝悦 安藤正裕
西澤淳二 森岡隆三
斎藤俊秀
真田雅則