'99戦力分析 京都パープルサンガ

フリューゲルスから移籍したコーチ………佐野 達サテライトコーチ
フリューゲルスから移籍した選手…………大島秀夫 遠藤保仁 佐藤 尽 手島和希 辻本茂輝 仁田尾博幸
フリューゲルスから移籍したスタッフ……木村文治統括部長
フリューゲルスに在籍した選手……………光岡眞矢 大嶽直人 中河昌彦
 

GKは松永成立の優位は動かないが、37歳という年齢からくる衰えが見え隠れするのも事実。
昨年控えに甘んじた中河昌彦と、フリューゲルスから移籍の仁田尾博幸のふたりがこれを追う。

最終ラインをまとめるのは、一昨年までフリューゲルスでプレーしていた大嶽直人
小川雅已がセレッソへ移籍したため、合併発表後急成長した佐藤尽がコンビを組む。
U-22日本代表手島和希はスイーパータイプのため、大嶽直人が当面のライバルとなる。
また辻本茂輝も控える。

左サイドは昨年定着した野口裕司がそのまま残る。
賀谷英司大森健作の元マリノス勢と、辻本茂輝戸倉健一郎が後に続く。
手島和希も東福岡時代に経験があるが、代表では中央を任されているだけに起用される可能性は低い。

右サイドは清水秀彦監督の信頼も厚い鈴木健仁
両サイドをこなせる選手が多く、野口裕司賀谷英司戸倉健一郎が控える。

森保一がサンフレッチェに復帰したため、ボランチにはモンテディオから獲得したシジクレイが入る。
ダブルボランチを採用した場合は、本田将也かU-20日本代表遠藤保仁とコンビを組む。

中央でゲームを組み立てるのは、セレソンで最も輝かなかった背番号10シーラス
左の岩本輝雄と右の山田隆裕はともに退団。
三浦文丈遠藤保仁森岡茂と数は揃っているが、いずれも利き足は左ではない。
黒崎比差支藤吉信次が2列目に下がってくることも考えられる。

トップはエジミウソンは確定……しているはずだが、退団の噂があるのが気がかり。
故障者の相次いだ昨年、レギュラーを確保した光岡眞矢にとっては正念場。
むろん、ベテランの黒崎比差支藤吉信次の負傷も完治しているはず。
大島秀夫は当たりに負けない体作りをすることが先決だが、その高さは近い将来必ず大きな武器となる。

新人の注目株は、国士館大の中盤の要熱田眞、東福岡選手権二連覇に貢献した両サイドのできる山崎理人
金光一のボランチ斉藤大介など。

一昨年はラモス瑠偉、山口貴之、武田修宏、藤吉信次を擁してヴェルデイ化。
昨年はオフト監督時代の日本代表をかき集め、アントラーズとマリノスにいた選手が8人もいた。
そして今年はフリューゲルスから若手を中心に6人を獲得。昨年の3人と合わせて9人になった。
思わずF・マリノスとかM・フリューゲルスとか呼びたくなってしまう。
そういった意味では、さまよえるフリューゲルスサポが多数流れることも予想されるが、毎年のように中盤がそっくり入れ替わるのでは、ファンが離れて行っても仕方ないだろう。
任天堂と京セラがバックについているだけに、資金力はあると思うのだが……

99.1.25

来日が遅れていたエジミウソン。残留することで合意に達していたはずが、やはり退団することに。
母国でプレーして、ブラジル代表をめざすんだとか(嘆息)
ということで、エジミウソンを外して、黒崎比差支を入れておきます。

99.2.10

1998年
       光岡眞矢 エジミウソン      
          シーラス          
     岩本輝雄      山田隆裕     
          森保 一          
                        
 野口裕司  大嶽直人  小川雅已  鈴木健仁 
                        
          松永成立          

            ↓

1999年
       光岡眞矢  黒崎比差支
          シーラス
     三浦文丈      遠藤保仁
          シジクレイ

 野口裕司  大嶽直人  佐藤 尽  鈴木健仁

          松永成立

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