フリューゲルスから移籍した選手…………佐藤 浩
サンフレッチェといえば、フリューゲルスと並ぶGK王国。
前川和也の負傷中に、下田崇が完全にポジションを奪い取った。
さらにフリューゲルスから佐藤浩を獲得し、さらに層が厚くなった。
佐藤浩か前川和也のどちらかを、レンタル移籍させるかもしれない。
日本代表の影に隠れていた選手と、元日本代表なわけだし。
最終ラインをまとめるのは、サンフレッチェ堅守の要ポポヴィッチ。
ストッパーの候補は、高さのある宮澤浩と上村健一、俊足の伊藤哲也など。
場合によっては、ボランチの桑原裕義がリベロに入ることもある。
左サイドは路木龍次の抜けた穴を、服部公太が完全に埋めた。
ヴェルディからレンタルで獲得した菊池利三、古賀聡との争いになる。
右サイドは吉田康弘が器用にこなしていたが、今年はレイソルから沢田謙太郎が加入。
本職の沢田謙太郎がやや有利か。
ボランチはサンガとの契約交渉が決裂した森保一が2年ぶりに復帰。
2枚ならば桑原裕義とコンビを組むことになるが、1枚になる可能性が高い。
理由は後述。
ユーティリティプレイヤーが多いので、控えに苦労することもないだろう。
攻撃を組み立てるのは、オーストラリア代表ビドマー。
昨年は期待を裏切ったが、シドニー五輪のキャプテンが約束されている選手だけに、実力は確かなはず。
そしてボランチを1枚にした理由、アビスパの藤本主税の加入である。
アビスパでは攻撃の基点として奮闘。22歳と若く、ベンチに置いておくにはもったいない。
山口敏弘はあくまでつなぎ。吉田康弘がいるので、ベンチ入りすら微妙なところ。
トップは日本代表久保竜彦と大木勉でほぼ決まり。
久保竜彦は飲酒運転による事故で、なんらかの制裁を受けそうな気もするが。
そういえば、登録上は久保竜彦はMFで山口敏弘はFW。逆だと思うけど……
柳本啓成がガンバ、小島光顕がアビスパへ移籍したが、戦力ダウンしたようには見受けられない。
皆本勝弘、笛真人などの解雇で、経営努力(友人談)も怠らない。
即、優勝争いに加わることはないだろうが、今年も恐いチームになりそうな予感。
下位チームへの取りこぼしさえなければ、あるいは……
フォックスの残留が決定したため、宮澤浩に代えて最終ラインに入れることにします。
ビドマーは攻撃的MFではなくFWでの起用が有力。久保竜彦とコンビを組む。
どうやら服部公太が左の攻撃的MFに上がるそうだが……
すると左サイドには菊池利三が入って、藤本主税は出番を失うわけか……
絶対にバランスが悪くなると思うぞ、それ。
その場合は、右の攻撃的MFには山口敏弘が入ることになりそう。
1998年 久保竜彦 大木 勉 山口敏弘 服部公太 桑原裕義 小島光顕 吉田康弘 上村健一 柳本啓成 ポポヴィッチ 下田 崇 ↓ 1999年 久保竜彦 大木 勉 藤本主税 ビドマー 服部公太 森保 一 沢田謙太郎 上村健一 フォックス ポポヴィッチ 下田 崇