'99戦力分析 アルビレックス新潟

フリューゲルスから移籍した選手……瀬戸春樹
フリューゲルスに在籍した選手………東 博樹ユース監督
 

GKは、昨年本田技研ルミノッソ狭山から移籍した木寺浩一が、浜野征哉からポジションを奪った。
その浜野征哉は本田技研へ移籍し、代わってマリノスからレンタルで獲得した吉原慎也がポジションを争う。

DFは、平岡宏章、葛野昌宏、近彰彦が解雇され、レギュラー格で残ったのは藤田慎一田畑輝樹のみ。
新外国人セルジオ、大分トリニータから獲得した柴暢彦との争いになる。
中野圭一郎はDF登録だが、試合ではMFで登録されているのでおそらくウイングバックだろう。
セレッソから移籍した木澤正徳が右サイドに入るのは確実。精神的支柱として期待がかかる。

MFは、垣内友二、マイケル、岡田秀市、古俣健次が解雇され、レギュラーで残ったのは水越潤のみ。
ボランチには、フリューゲルスから移籍の瀬戸春樹と、セレッソから移籍の秋葉忠宏が、攻撃的MFには、矢板クラブ(栃木県)の関東社会人リーグ昇格に貢献したリカルドが有力。
ヴォルティス徳島から筒井紀章も獲得しており、はたして水越潤に出番があるかどうか……

FWは、昨年8得点のイグナス、7得点の原祐俊を含め全員を解雇。
関東社会人リーグ優勝の横河電機から鈴木慎吾島田周輔の2トップを、
ソニー仙台から13得点の鳴尾直軌を、そして新外国人サウロを獲得し、得点力不足解消をめざす。
鈴木慎吾はレッズを解雇された際、フリューゲルスやNTT関東もオファーを出したほどの選手。
横河電機が関東社会人リーグ2連覇できたのは、彼の奮闘…… いや孤軍奮闘によるところが大きい。

外国人選手2人を含めて大量19人を解雇。残ったのはわずかに7人。
北信越リーグ時代を知っているのは、水越潤、池田誠、小林高道の3人になってしまった。
どうした、アルビレックス?
Jを退団した選手に頼ることなく、地道にJをめざすんじゃなかったのか?
いいのか、若杉透総監督?(現在はヘッドコーチに就任しているとのこと)
いや、昨年のゆめ国体で隣に座ったってだけなんだけどね。
というわけで、結論。

わからん。

1999年

       鈴木慎吾   サウロ

          リカルド
 中野圭一郎  秋葉忠宏  瀬戸春樹  木澤正徳
     藤田慎一      柴 暢彦
          セルジオ

          木寺浩一

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