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STAR TREK:FIRST CONTACT

1996年度作品

First Contact 1         First Contact 2

クリックすれば元のサイズでご覧になれます

ファースト・コンタクト
STAR TREK
地球人よ抵抗は無駄だ!



STAR TREK:FIRST CONTACTは、
1996年度(第69回)アカデミー賞の
最優秀メーキャップ部門にノミネートされました。



ボーグの邪悪な意志の下、

ピカード艦長、エンタープライズ、そして地球に、

30年のスタートレック史上、最大の危機が襲い掛かる。

ボーグの真の意図とは何か?

ピカードとクルー達は、ボーグの恐るべき罠を打ち破れるか?

全宇宙がボーグに屈するのを阻止できるのか?

(ふぉんまから皆さんに送る、扇動の言葉)


'97年3月8日から東宝洋画系(配給UIP)で公開された

STAR TREK:FIRST CONTACT も、

まあ予想通り(;o;)Tヶ月足らずで終わってしまいました。

やはり日本ではスタートレックは人気がありませんねぇ。


前作のSTAR TREK:GENERATIONSよりは遥かに早く、

約3か月と2週間遅れで公開されただけでも儲けものでした。


本作で、スタートレックの映画は8本目

そして2本目のネクスト・ジェネレーションの映画になります。

また、1966年のオリジナルシリーズ放送開始から数えて、

スタートレック30周年記念作品でもあります。


監督は、ウイリアム・ライカー副長役のジョナサン・フレイクスです。

(ちなみに "Number One""Second in Command" はどちらも「副長」を意味する言葉です)


公開に先立って、日本版の小説CDも発売になりました。

なんと、CDはエンハンスドCDになっていて、

Win、Macで再生できるQuickTimeムービーなどが入っています。


とりあえず、私が勝手にお勧めするベストな楽しみかたを紹介しましょう。


0.真っ先に前売券を買いに行き、友人、知人、同僚に見せびらかす

  相手が感心を示さなくてもくじけない事。


1.まずTV版ネクストジェネレーションの『浮遊機械都市ボーグ』を見る。

  このエピソードで、ピカード艦長がボーグに拉致され、改造されてロキュータスという名で

  ボーグの一員にされてしまった事は重要なポイントです。

  この時のピカード艦長とクルー達の苦悩を推し量り、ボーグが彼等の心に如何様に焼き付いたかを

  想像して下さい。

  できれば英語でも見て、本物の声に慣れておくと良いでしょう。


2.次にサントラを聞きながら、小説1/3くらい読む。

  映画を見る前にストーリーを知りたくない人は、11ページでやめておく事。

  11ページまでならストーリーを一切知る事なく予告編的な効果のみを得る事ができます。

  映画の魅力が半減する事はないはずなので、ネタばらしに抵抗のない人は、

  最後まで読んでしまっても構わないでしょう。

  とは言っても、187ページまででやめておくのが無難でしょう。

  できればペーパーバックも読んで、オリジナル(英語)のスタトレ用語になじんでおくとなお良いです。


3.活字に疲れたらサントラに内蔵のCD−ROMで遊ぶ。

  トレイラー(予告編)も入っているので、絶対に見ておきましょう。


4.FIRST CONTACT関連のWebサイトを見て期待を膨らませる。

  米パラマウントのFIRST CONTACT公式ページ

   スチルや英語版の予告編を見る事ができます。

   ただし、予告編はQuickTimeでサイズが大きく、ダウンロードに時間がかかるのが難点。

  ビデオインサイダー・オン・ザ・ネット

   (ここに書いてある映画の紹介文は結構いい加減なので気にしない事。)

   『「VDOライブ」でプロモーション動画』のメニューに入ると日本版の予告編を見る事ができます。

   ただし、画質も音声もあまり良くありません。

   先に『How to get VDO player』のメニューに入ってVDOLive Playerをダウンロードして下さい。


5.前作GENERATIONSのビデオ・LDを観て、映画の興奮を思い出し、いっそう期待を膨らませる。

  ここで、データが感情を持った事を頭に入れておいて下さい。

  覚えていますか? 狂気の野望に取り憑かれたドクター・ソランの事を、
  彼もまたボーグの被害者だったのです。 

  エンタープライズ−Dを追悼し、新しいエンタープライズ−Eに思いを馳せましょう。


6.映画館に足を運び、FIRST CONTACTを観る。

  最初の1回目は、スクリーンが視界からはみ出すくらい前の方で観て、迫力に圧倒されるべきです。

  2回目はスクリーンが無理なく視界に収まる位置で観て、ストーリーや演技、特撮をじっくり鑑賞下してさい。

  あとは4回でも16回でも256回でも好きなだけ観て下さい。

  映画館でチラシをいっぱいもらって来て、友人、知人、同僚にバラまくと喜ばれます。


7.小説を最後まで読む。

  映画の余韻を味わいながら、ゆっくり読んで下さい。


8.また映画館で観る。

  もうストーリーもセリフも知っているはずなので、字幕を気にせず

  細かいギャグや、微妙な感情などもじっくり味わって下さい。

  この時、誰かを誘って行くと、「おお、こいつは字幕も見ずに英語でウケている、すごい!」と、

  以後、賞賛のまなざしで見られる事は確実です。

  ただし、「なに!トレッキーだったのか!」とか「スタートレックなんて知らな〜い」とか

  言われて淋しい思いをしても、私の知った事じゃありません。


9.数ヶ月後に発売になるはずのビデオ・LDを買ってまた観る。

  待ちきれない人は輸入版LDを買う手があります。

  当然、日本語字幕は入っていませんが、ここまで来たらそんな事は関係ないでしょう。

  輸入版は、勝手な予想では4月頃に発売になるのではないでしょうか。


小説

  『宇宙大作戦 スター・トレック ファースト・コンタクト』

    J・M・ディラード著 斉藤伯好訳

    ハヤカワ文庫SF SF1181 660円

    映画のノベライゼーションだけでなく、製作裏話もあり、写真(カラー・白黒)も豊富です。


CD

  『スタートレック ファースト・コンタクト オリジナルサウンドトラック』

    キングレコード KICP566 2,500円

    かっこいいマグネット・ステッカーのおまけつきです。

    CDの表面は、ボーグ船をイメージしたピクチャーレーベルになっています。

    ついでにQuickTime 2.1.2 for Windowsのインストールもできます。

    この値段でこんなに盛りだくさんでいいんでしょうか?


    オーディオCD部分

      おなじみ、ジェリー・ゴールド・スミスの作曲による組曲風のサウンド・トラックです。

    CD−ROM部分

      エンタープライズ−Dの艦内を歩き回って、以下の4つの部屋に入る事ができます。

        [ENGINEERING] [OBSERVATION LOUNGE] [BRIDGE] [HOLODECK]

      各部屋では、かっこいいビューアーで、エンタープライズを回して遊んだり、

      ジョナサン・フレイクスやジェリー・ゴールドスミスのインタビューを見たりできます。


      セットアップしなくても、Windowz95の場合は、First95.exeを実行すればOKです。


  『スタートレック オリジナルTVサウンドトラック』

    キングレコード KICP567 2,500円

    CDの表面は、黒地に通信記章を配した渋いピクチャーレーベルになっています。

    本当にこんな値段でいいんでしょうか? 絶対お買い得です!!


    オーディオCD部分

      オリジナルシリーズ、ネクストジェネレーション、ディープスペース9、ポイジャーの

      サウンド・トラックから選り抜きの十数曲が収録されています。

    CD−ROM部分

      これまた、かっこいいメニュー画面から、ファースト・コンタクトの予告編(英語版)

      ボーグ撃ちまくりゲーム、CDカタログを見る事ができます。

      特に予告編は必見です。      

      Windowz95の場合、CD−ROMをドライブにセットすると、勝手にセットアップが始まりますが、

      嫌な場合は、ドライブにセットした直後からしばらくシフトキーを押していれば回避できます。


      セットアップしなくても、Windowz95の場合は、Trek95.exeを実行すればOKです。

      またQuickTimeをインストールしてあれば Trailer.mov(英語版予告編)を

      直接見る事ができます。


ボーグからのメッセージ

我々はボーグだ。

シールドを降ろして艦を明け渡せ。

お前達の生物学的、科学技術的特徴を我々に同化する。

抵抗は無駄だ。

我々はボーグだ。


ご意見、ご感想などメールを頂けるとうれしいです:phonma@yk.rim.or.jp

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