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上記のようなイエロイッシュ ブラウンのトパーズは、シェリートパーズと表現される事がある。

トパーズ(黄玉・おうぎょく)
(topaz)

  • 結晶系:斜方晶系
  • 化学組成:Al2(F,OH)2SiO4
  • 屈折率:1.619-1.627
  • モース硬度:8
  • 比重:3.53 
     
  • 着用時の注意:劈開性(底面)がある。強い衝撃を避ける。照射を経た石は熱により退色する場合がある。
  • 誤称・流通名・鉱物学名・商標:シトリントパーズという呼称で販売されているのはシトリンクオーツ。
  • 語源:紅海の島トパジオス(現在ザバルガット・英名セントジョーンズ島)より
  • 処理:熱処理、照射処理、熱と照射の組み合わせ(色により異なる)
  • 誕生石:11月
  • 類似石・鑑別時留意すべき石:ダンビュライト、トルマリン
  • 宝飾用合成石:無し
  • 産地:ブラジルなど
     
  • その他:ピンクと並んで人気のあるトパーズは、レッディッシュオレンジ色。これはインペリアルトパーズと表現される。ただし、店頭にインペリアルトパーズとして陳列してあるトパーズには、単なるブラウンのトパーズも多い。この様な悪しき例を銀座の一流店でも見かけ、唖然とした事がある。
     
  • OHタイプ(水酸基タイプ)のトパーズ
  • Fタイプ(フッ素タイプ)のトパーズ
ミスティックトパーズ
レインボー トパーズ
トパーズへの照射処理
ブルー トパーズのロンドン ブルーとスイス ブルーの違い 
ブルー トパーズには本当に熱処理が行われているのか?


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