象牙・アイボリー(ぞうげ)
(ivory)
漢字が示す通り象の牙を指す。
日本では根付け、印鑑の材料として一般的だが、箸、腕輪や指輪にも加工される。
英語圏では鯨の歯やセイウチの牙など他の動物の牙や歯を含めて広義にアイボリーと呼ぶこともある。
コロゾナッツなど、木の実の象牙代用品はベジタブル アイボリーとも呼ばれる。
象牙代用品との識別は、ロゼット模様の有無。
加工された象牙の中心はアフリカ象(アジア諸国の象と比較してアフリカ象の方が大きい)。最高級品はグリーン アイボリーとも呼ばれる。
ワシントン条約により、取引が禁止されている(1981年に象牙の取引決議)。
- 屈折率:1.54
- 比重:1.7-2.0
- 蛍光:強弱様々なブルーからブルーイッシュ ホワイト。短波よりも長波紫外線に対する反応の方が強い。
- 可能性のある処理
・漂白:シミを落とす。
・低温での熱処理:
ブラウニッシュに変色させ、古く見せる。
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- → ロゼット模様
- → 有機質宝石
- → プラスチック製の象牙イミテーション
- → 骨
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