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パリ国立図書館が所蔵するジャン・ピエール・タベルニエの「6回の航海」(刊行1679年)に収録されたグレートムガール。ローズカットであることが分かる。

この図版にはタベルニエがインドで見たダイアモンドが数多く収録されている。

グレート・ムガール / グレート・ムガル
(Great Mogul / Great Moghul)
1650年頃、現在のインドで発見されたダイアモンド。当初大きさは787.50キャラットあったとされるが、直ぐに行方不明となり現在に至る。
 
グレート ムガール(ムガル)の名は1526年から1858年までインド北部を支配していたムガール帝国に由来することは想像に難くない。
 
尚、ムガールはペルシャ語でモンゴル人を意味するムグールがなまったもの。これは帝国の祖、バーブルの母
がチンギス・ハーンの次男チャガタイを祖とする一族の王女であった事に由来する。


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