インターナルグレイニング
(internal graining)

ピンク色をしたインターナルグレイニング。暗視野照明。 写真下は、背面のファセットで光を反射させて撮影。

石の表面から内部へと入り込んだ、あるいは石の内部に完全に限定されるグレイニング。ダイヤモンド・グレーディングでは、インクルージョンに分類される。
ダイアモンドからは、ごくごく稀に、ピンク色をしたグレイニングが観察される場合がある。
グレイニングとはダイアモンドの成長線の一種と云って良いが、結晶構造の歪みにより、グレイニングがピンク色を呈す場合がある。その場合、グレイニングの色をひいたダイアモンドも、ピンクに見える。照射処理プラス焼き鈍しによる処理ピンク等もあるが、ピンク色のグレイニングが観察されれば、天然の色の証拠となる。
→ダイアモンド
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