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水晶(ロック・クリスタル・クォーツ)の結晶中にいくつもの水晶が入っているように見える場合、これをファントムクォーツ(ファントムはお化け等の意)、ファントム・クリスタル、ファントム結晶などと呼ぶ。日本語では山入水晶というが、左の写真をご覧いただければその理由は明らかだろう。結晶の内部に小さな結晶全体が見えるのではなく、その一部、特に先端の稜だけが見えることも多く、それが山に見える為の命名だ。 ファントム・クォーツの内部特徴は、結晶の成長途中に温度、圧力、そして化学元素といった成長環境に変化が生じた為に作られたものである。 左の写真は鏡の上にファントム・クォーツを置いて撮影した。上の像が実体で、下は反射像。
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