ここでは、ストーリーに関わる契約・依頼のうち、難しいものをメインに解説していきます。ストーリーラインに関わるものでも、初期のものなどは、普通の契約と大差ない難易度だったり、それより簡単だったりしますので…契約・依頼の出現時期と、そのときの主人公のレベルにより、同じ契約・依頼でも、難易度が大きく変わります。名前の後のページは、攻略本下巻のものです。

クレシーの戦い(英)p.30 ポワティエの戦い(英) p.31 オルレアンの戦い(英)p.32 アザンクールの戦いp.33 コシュレルの戦いp.35 アキテーヌ防衛p.36 ニシンの戦いp.43 パテーの戦いp.44 ベルジュラックの戦いp.45 トロワの戦いp.47 ピレネーの戦いp.48 トゥールーズの戦いp.49

クレシーの戦い(仏)p.52 ポワティエの戦い(仏)p.53 オルレアンの戦い(仏)p.54 ボルドーの戦いp.57 ランスへの行軍p.60 聖女救出p.63 レンヌの戦いp.67 ロンスヴォーの戦いp.68

特殊戦闘p.76

親書を追えp.80 「ちょうどよい硫黄」探索p.82 相棒求むp.85 新兵の稽古p.85 防衛依頼p.86 ごろつき退治p.87 給金を守れp.92



クレシーの戦い(英)p.30
 弓兵を軸にした味方の守りが堅いので、防衛拠点のメイエ監視塔はまず落ちません。味方とともに守りに入って弓弩系の経験値稼ぎをするのも一法ですし、腕に自信があれば、守りは味方に任せて、自分は攻めに回るのも手です。

 ブルドン砦にいるフランス王ですが、このレベル帯ではロイヤルランサーは強いのか、主人公とレベルが近接していたとしても、簡単には倒せず苦戦を強いられます。

 この時期には、まだ駱駝系や弓馬系の兵法の書は手に入っていないと思いますので、先行して弓や長槍で、ある程度経験値稼ぎをし、危なくなったら逃げます。最後に味方とともに進軍して、フランス王が他の味方の攻撃に回ったときに、拠点隊長を狙って倒しましょう。

ポワティエの戦い(英)p.31
 史実ではこのときは、英軍もエドワード黒太子が判断を誤れば敗北に転じかねない時があったようで、結果的に大勝ではありましたが楽勝ではありませんでした。

 このマップでも一見クレシーの戦いと同じ状況に見えますが、よく見ると味方の弓兵の数が少ないのに敵の攻撃は執拗で、結果的に守りはクレシーより遙かに手薄です。主人公もしっかり守りに回らないとコニャック小砦は落とされますので、気を抜かないように。

 しばらくは守りに徹して、敵の攻撃が弱まってきたところで攻勢に転じます。ベルニューイ城塞とエイネス廃墟を落としたところでやっと一息。エドワード黒太子等の主攻は迂回しますが、アングレーム教会→モントカレ城→ル・クロ教会、と攻めるのが本道です。

 フィリップ・ル・ボンとマリーが何度でも攻めてくるのが嫌みなので、これを避けたければ、彼らの動きを見て、避けるルートを取るのも手です。ただし、この場合は彼らに攻め込まれる前に攻め勝つ必要があります。

 ここでもフランス王は手強いと思います。無理せず友軍でフランス王をおびき出し、拠点隊長を狙った方が無難です。

 ちなみに私は最初の防衛の時に、モンゴル弓騎兵を率いてコニャック小砦防衛部隊の前に出て、防衛部隊をほとんど動かさずに守りきったこともありました。野戦での守りに強い、弓馬系の面目躍如と言ったところです。

オルレアンの戦い(英)p.32
 囲まれている上に相手はジャンヌ・ダルクをはじめ名のある騎士ばかり、しかも今回の依頼は、これ以前より難易度が跳ね上がっています。特にジャンヌ・ダルクのレベルは、主人公より10〜20上を行っているはず。普通に戦っては相手になりません。難易度はこのゲームの中で一・二を争えるかもしれません。

 この契約に関しては、かなり前から意識して準備しておいた方がいいと思います。ヴォークルールの戦いの後、しばらくの間契約のレベルが上がらず、経験値を稼ぎにくくなっている状態があると思います。この間に、騎馬系と、騎馬系に強い兵科をいくつか、しっかりレベル上げしておきましょう。この契約だけに関して言えば、駱駝系と弓馬系がおすすめです。

 レベル上げした兵科を雇用しておくのもお忘れなく。ある程度まとまった部隊数が雇用できるうちに、雇用しておきましょう。一日に二回呼び出すこともありえますので、少なくとも5小隊分くらいはないと安心できません。騎馬系はガーディアンズオーラを使える騎士系にしましょう。

 戦旗を買っておくのもありです。勿論、セーブは必須。この契約の場合は、一日無事に終わるごとに、別のスロットにセーブしておきましょう。

 敵は多く、固有隊長は手強いため、基本的には、「落とされる前に落とす」方針で行きます。騎士系を率い、固有隊長以外の敵攻略部隊を突撃で潰しながら固有隊長が出現した拠点を落とし、固有隊長を別の拠点まで強制的に引き戻します。一度トゥーレル砦まで戻って別の攻略部隊を叩き、また固有隊長の出撃拠点を潰す、これを繰り返します。

 この戦術対象となる、最優先で対処するべき固有隊長は、勿論ジャンヌ・ダルク。彼女が率いる騎士小隊とすれ違うときは、小隊を避けながらすれ違い、彼女の突撃を食らわないように。ガーディアンズオーラがなければ、味方兵士は一撃で死にます。移動力強化系の戦旗を使うのも手です。

 最大の敵は時間です。時間が経つほどトゥーレル砦のまわりに敵部隊が群がり、どうしようもなくなります。逆に周辺の砦を多く落とせば落とすほど、敵の攻撃は弱まりますので、少なくとも初日は気を抜く暇がありません。

 トゥーレル砦周辺の拠点を一通り自軍のものにしたら、やっと一息つきます。とは言っても全く楽観視はできません。奪取したはずの拠点が、いつの間にか陥落寸前、ということは、ここでは珍しいことではありません。もっとも、直接トゥーレル砦が危機にさらされるよりも危険度は落ちますので、敵固有隊長に強い兵科を使って経験値稼ぎ兼直接防衛に回るか、今まで同様、逆に出撃拠点を潰すか、あるいは、状況によっては一度拠点を取らせてから取り返す方が有効なこともあります。

 ジャンヌ・ダルクは弓弩系や弓馬系を持ってきても基本的には苦戦しますが、駱駝系を持って行けば、突撃の当たり方次第で倒せないこともありません。相手の突撃を食らうとこちらもばたばた倒されますが、こちらの突撃が決まれば経験値が大量にたまり、レベルアップして、次には更に倒しやすくなります。長槍系でも似たようなことは起こるのかもしれませんが…試したことはありません。

 ただし、彼女に限らずこのミッションでの敵固有隊長は、自分で倒してもすぐにまた出現します。つまり、経験値稼ぎとつかの間の時間稼ぎにしかなりませんので、固有隊長撃破にかまけて契約の目的を忘れないように。騎士系が残っているうちに、ロワール川南岸の拠点は落とせるだけ落として、敵の進撃路を限定してしまいましょう。

 なお、私はこのミッションで、トゥーレル砦を落とされてしまったことがありましたが、攻略本の通り「落とされたらまた三日間やり直し」ではなく、終日トゥーレル砦を維持していた日数が合計で三日に達したときに契約完了と相成りました。北米版だったんですけど…何か変更があったんですかねえ?

アザンクールの戦いp.33
 史実でも有名なアザンクールの戦いが、英軍を応援しないと出てこないところも、戦いの内容が史実とほとんど関係がないことも気になるのですが…英軍を応援したときの、メインストーリー最後の契約です。

 英仏ともにオールスターキャスト、防衛拠点も攻略拠点もフランドル南部全体にわたる、壮大なシナリオですが、実はやることは通常のミッションと変わらず、戦況を見ながら敵拠点を一つ一つ、地道に落としていくだけです。

 とは言っても高レベルな敵固有体長が多いため、攻略にもたもたしていると、逆に自軍拠点を落とされてしまいます。ここはまた、「敵固有隊長にやられる前に、固有隊長が出現した拠点を落とす」方法を使いましょう。最初の1〜2日は、騎馬系を率いて走り回ることになります。

 大半の拠点を自軍のものにしたところで、そのまま攻め続けて契約完了するか、経験値稼ぎに走るかの選択ができます。もっとも、敵固有隊長もある程度狭い範囲に固まる形になりますので、安易な戦いは禁物。危ないと思ったら無理をせず、騎士系を率いて、固有隊長を避けて拠点隊長を攻撃し、契約完了してしまいましょう。

 ちなみに私は、他の契約含めて、「傭兵将軍の戦旗」を使ったことがありません。勿論使わなくても契約完了できますし、この契約の場合はしばらく単独で騎馬系率いて走り回ることになりますので、味方を率いる意味はそれほどありません。

コシュレルの戦いp.35
 途中で敵の伏兵が出てきますが、取られても取り返せばいいだけなので、それほど慌てる必要はありません。ただ、あまり先に進みすぎると取り返すために戻るのが面倒です。

 状況によっては、ルーアン付近から、侵攻ルートの側面を攻撃されることもあるので気をつけましょう。ベルトラン・デュ・ゲクランも意外と強いので要注意。

アキテーヌ防衛p.36
 エドワード黒太子不在の中で、アキテーヌ東半分をほぼ制圧しなければならない、という大きな戦いを行うことになります。

 カスティオンやモンペザ教会は、攻められるのが東側からだけなのでまあ何とかなりそうですが、困るのがベルジュラック。ほぼ完全に包囲されているので、陥落しやすい上に奪還も容易ではありません。

 一日目の出撃拠点は強制的にカスティオンになりますので、ここから北上してフォンロック城塞を落とし、そこからベルジュラック周辺の拠点を順に落としてベルジュラックへの圧力を弱めます。攻略本で言う、p.37の攻略ポイント2を先にやる形になります。これを後回しにするようでは、ベルジュラックはまず持ちません。

 実はがんばって救援しようとしても、ベルジュラックが陥落してしまうこともままあるのですが、この場合でも周辺の拠点からしっかり確保して、周りをある程度固めた上でベルジュラックを攻めましょう。

 ベルジュラックと、周辺の拠点を一通り確保したところで、目を南に転じます。基本的に、南下しながら順番に拠点を落としていけばいいのですが、フィリップ・ル・ボンとマリーの動向には気をつけましょう。一度取った拠点を、彼らに取られてしまうことがあります。

ニシンの戦いp.43
 敵に包囲されており、厳しい状況です。攻めに行きたいところですが敵の攻撃も厳しく、最初は守りに徹さざるを得ません。

 まず南からラ・イールが攻めてきますが、森を回り込むことになりますので、行軍に少し時間がかかります。有利な兵科で迎え撃つわけですが、今回は防衛ですので弓弩系か弓馬系がいいでしょう。

 迎え撃つ間にも、ミニマップを使ってヴェトゥイユ周辺の状況には気を配っておきます。ジョン・ファストルフががんばって拠点の一つも落としてくれるといいのですが、そうでなければ他の二方向からも敵が来ますので、ヴェトゥイユの近くで、すぐ他方面の防衛にも行ける形で戦います。できるだけ南から来る敵は自小隊で相手をして、ジョン・タルボットが相性の悪いラ・イールと戦うことのないようにしたいところですが、これは成り行き次第です。まあこの二人、頭の固さではいい勝負なのですが。

 数日凌いで、敵の圧力が弱まったところで攻勢に出ます。まずはラ・イールの攻撃を避けるために、ラ・イールの出撃拠点である南ジヴェルニー砦を落としましょう。このときは騎馬系を使って一気に落とすこと。もたもたするとヴェトゥイユが先に落とされます。

 南ジヴェルニー砦を落としたら、すぐにヴェトゥイユに戻り、安全を確保・確認。その後北ジヴェルニー教会を攻略します。このときも時間最優先。デュノワ伯を倒して経験値を稼ぎたくなるかもしれませんが、あまり時間を使わないように。

 北ジヴェルニー教会を落としたらまたヴェトゥイユに戻り、安全を確保・確認。今度は南ジヴェルニー砦の周辺を見ましょう。トゥルン風車と戦っていますが、戦況不利ならまた騎馬系でそちらに向かい、トゥルン風車まで落としてしまいます。トゥルン風車までは遠いので、急いでも主人公不在の間にヴェトゥイユが陥落してしまうかもしれませんが、すでに西の二拠点を確保しているので、これを足がかりにヴェトゥイユを取り返すことは難しいことではありません。

 西側を確保すれば、敵の進撃路はほぼ一方向に絞られますので、一息つくことができます。あとは敵固有隊長に気をつければ、それほど難しくはないでしょう。

パテーの戦いp.44
 まず、戦場に行く前にセーブしておきましょう。この契約では、ゲーム中に正しい契約終了条件が明記されておりませんが、簡単に言うと、ポンドルン教会北東からジョン・ファストルフが逃走した後、グランヴィエ城塞とボーヴェー小砦を確保することです。

 グランヴィエ城塞とボーヴェー小砦は防衛拠点ですが、高レベルのジャンヌ・ダルクや多くの固有隊長を含むフランス軍の猛攻にさらされますので、ジョン・タルボットと主人公だけではまず守りきれませんし、ジョン・ファストルフが逃げ切るまでは防衛期間が実質無制限。従って、これらの拠点はまずは放棄して、ジョン・ファストルフの逃走を助けることになります。

 具体的にはポンドルン教会を落とし、北東の逃走路にいるアルテュール・ド・リッシュモン率いる中隊を撃破します。余裕があればコンピエーニュまで落としておきます。

 ただ、ここでバグがありまして、アルテュール・ド・リッシュモンの出撃位置は主人公の移動できない、厳密に言うとマップ外の地点です。このマップ外に彼がいる状態で、配下兵士や飛び道具を使って撃破してしまうと、どういう訳かジョン・ファストルフは逃亡できなくなり、なんと契約完了不可能になってしまいます。

 正直結構致命的なバグで、直せるのなら直して欲しいのですが、どうも直す予定はないようですので、対処法は事前にセーブしておき、アルテュール・ド・リッシュモンをマップ内におびき出して倒すしかありません。自小隊を近くに持って行くと彼は突撃しますので、そこを狙って倒せばいいのですが、その後放っておくと彼は戻っていくので結構大変です。

 初日はポンドルン教会やコンピエーニュを落とした状態で終了させ、セーブを取り、次の日にポンドルン教会から出撃して、ジョン・ファストルフやその他の自軍とともにアルテュール・ド・リッシュモンを倒しに行った方が、安全かもしれません。

 アルテュール・ド・リッシュモンを「正しく」倒したら、目を再び西に向けます。グランヴィエ城塞は勿論、場合によってはボーヴェー小砦まで陥落しているかもしれませんが、その先のモロイユ進入路が英軍所属のため、敵の侵入を食い止めているはず。

 陥落してしまった拠点を取り返すのが、この契約の実質的な目的です。ジャンヌ・ダルクは相変わらず強敵ですが、手強いと思ったらまず拠点隊長を出し、ジャンヌ・ダルクを拠点外におびき出して拠点隊長のみを叩きましょう。

ベルジュラックの戦いp.45
 個人的にはこの契約のオープニングムービーは大好きですが…またもや包囲された状態からのスタート。ジョン・タルボットには逆境が似合うんですかねえ。

 正直言いますと、ベルジュラック、結構あっさり陥落します。ですから、その後のことを考え、ベルジュラックを取り返すための攻略拠点を確保することを目指します。具体的には攻略本にあるとおり、ドルドーニュ北端の城塞かシゴウレ小砦を確保しておきます。ベルジュラックが陥落してもすぐに取り返しには行かずに、まず周囲の攻略拠点から次々に落とし、逆包囲の態勢を作りましょう。攻略はその後からでも遅くはありませんし、ジョン・ファストルフの援軍も期待できます。

トロワの戦いp.47
 黒太子エドワードが出撃するドマルティン廃墟に、ウダイとルジャイン、二人の率いる暗殺者が迫ります。とは言ってもロイヤルランサーとアサシンの戦いではエドワード黒太子が相性勝ちなのですが、ドマルティン廃墟自体が孤立しており、特にエクス風車からの攻撃が厳しく、放っておくと陥落します。

  従って、いち早く黒太子エドワード、というより、ドマルティン廃墟を救援する必要があります。出撃拠点はサテュルナン城塞固定なので、出撃直後に騎馬等の足の速い兵種を率い、ドマルティン廃墟に直行しましょう。エクス風車を落とす頃には、アルシも陥落寸前か、あるいはすでに陥落しているかもしれません。あとはゆっくりとトロワを攻めるだけです。

ピレネーの戦いp.48
 もしかしたら、これがプレーヤーにとって初めての、ピレネー山中での戦いになるかもしれません。ピレネー山中の特徴は、とにかく道が狭く、侵攻ルートが限られていること。敵中隊を迂回して通り抜けるということはまずできませんので、向かってくる敵中隊を地道に潰しながら進軍することになり、どうしても進軍ペースが遅くなります。騎馬系で一気に蹴散らしたいところですが、敵に長槍系や弓弩系がいたりすると目も当てられません。もっとも、この戦場で長槍系を見たことは記憶にないのですが…

 一般的に有効なのは弓弩系ですが、今回の場合、敵にアサシンがいますので、弓弩系を率いる場合はヘンリー・パーシーと連携して進むようにしましょう。また、高低差があることが多いので、ポイントアローで狙うときには上下方向の補正が必要になり、連射速度が落ちて押し負けることもあります。あまり無理はできません。

 イアマールはロキャッグ進入路から出てきますが、相性の問題でオー監視塔を落としあぐねていると思います。ビナ風車から南下してオー監視塔を落とせば再会と相成りますが、ビナ風車はこの地方の戦場の要です。攻められて陥落しやすいので、注意は怠らないように。もっとも今回は、オー監視塔からの攻略ルートもあるのですが。

トゥールーズの戦いp.49
  マーガレット一世一代の檜舞台ですが、実は陰の主役がおりまして、アルガン監視塔-レ・サンジェ城方面にいる、ベルトラン・デュ・ゲクランとジャンです。モンティロン監視塔からトゥールーズを攻略していると、彼らはその側背を衝き、場合によってはモンティロン監視塔を逆占領してしまいます。

  敵ながらあっぱれと言いたいところですが、これを避けるには、2日目にトゥールーズ東側のアルガン監視塔とレ・サンジェ城を占領してしまいましょう。場合によっては遠く南ジェールあたりを出撃拠点にしないといけないかもしれませんが、騎馬系を使って一気に攻略。これで背後の心配はなくなります。

クレシーの戦い(仏)p.52
 英軍とは逆に、今度は攻める側に回ります。途中の拠点制圧はまあ普通に行けるのですが、困るのは最後のメイエ監視塔。弓弩系を中心とした防御陣地が手ぐすね引いて待っています。

 これが弓弩系だけなら、レディフェンサーでも持って行けば一方的に経験値稼ぎができるのですが、イングランド王・エドワード黒太子など、高レベルの騎士が少なからずいるので突撃を食らうともろくも崩れます。

 結局、私は弓弩系を持って行き、壮絶な撃ち合いの末、撃ち勝ちました。固有隊長の騎士はある程度友軍に任せて、自分は拠点隊長を狙うのは、英軍の時と同じです。

ポ ワティエの戦い(仏)p.53
  これまた英軍の時と全く逆のマップ。途中で敵の伏兵が出てきますが、契約期間無制限ですので、落ち着いて一度引き、取られた拠点を取り返しましょう。敵の固有隊長はすべて騎馬系ですので、対騎馬系の兵科が活躍します。

  コニャック小砦前面は弓とパイクで固められており、またジョン・チャンドスなどの騎士が突っ込んできますので、結構苦戦します。クレシー同様弓弩系を率いていても、騎士やパイクを相手にしている間に、敵弓兵からの攻撃で兵士を減らされてしまうのが痛い。ベルニューイ城塞からモンペリエ風車を落としたり、また、アングレーム教会→マッタ→セイニュ監視塔→グランジャン廃墟というルートを進軍したりすることで、コニャック小砦を裏から攻撃することも可能ですので、正面攻撃が辛い場合は試してみましょう。

オルレアンの戦い(仏)p.54
 包囲されたオルレアン…ですが、ジャンヌ・ダルクをはじめ防衛側の固有隊長が強力ですので、ここで契約のレベルが上がったことを除けば、ほかの孤立した大都市を救援する契約より、まだなんとかなる契約です。

 とはいってもやはりもたもたすると陥落しますので、騎馬系を率いていち早く包囲側の拠点を落とし、できるだけオルレアンへの圧力を弱めます。事前に騎馬系のレベルだけは上げておくこと。雇用も忘れずに。ガーディアンズオーラが使える騎士系がおすすめです。

 攻略本では東から攻めているのですが、私は東はジャンヌ・ダルク率いる主攻が進軍することと、西側の方が一度攻略しておけば取られにくいことから、まず西に行っています。

 取られにくいとは言っても、拠点三つが密集しているため、すべて取らないと安心できません。オルレアンの動向も気にしないといけませんし、攻めたり戻ったり、初日からしばらくは、騎馬系で右往左往、忙しいことになります。

 西の三拠点を落とす頃には、ジャンヌ・ダルクも東側の拠点をいくつか落とし、戦いの焦点はオルレアンからそれらの拠点に移り、オルレアンへの圧力は弱くなっていると思います。こうなると、よく見れば数少ないオルレアン攻略部隊はどこから出てくるか、わかりますから、その出撃拠点を潰せばオルレアンは安泰と相成ります。

 ロワール川北岸を制圧できればしめたもの、今度は攻める側です。強力な友軍と協力すれば、勝つことは難しくありません。

ボルドーの戦いp.57
 仏軍側メインストーリー最後の契約です。戦場がアキテーヌ全域にわたる大規模なものですが、契約期間無制限ですので、それぞれの地域を攻略する契約が連続したキャンペーンシナリオと思えば、それぞれの地域制圧は難しくありません。

 もっとも、途中での雇用ができませんので、事前に雇用兵科はできるだけ数多くそろえておきましょう。騎馬系と、対騎馬系の兵科があった方がいいと思います。

 最初からもたもたしていると、各地域で一進一退となってしまいらちがあきませんので、初日と二日目くらいは騎馬系を使って、一気に地域を制圧します。制圧ルートは攻略本と同じ、コニャック小砦を中心とする北西全域→カスティオンとその周辺→ルーブルサック城周辺→ボルドー周辺でいいでしょう。

 ただし、攻略拠点だけでなく、できるだけ地域のすべての拠点を攻略し、長い間放っておいても取り返されないようにします。勿論敵側出撃拠点の近くや、他の地域から出入りできる拠点は、取られることがあるかもしれませんが、その近辺で一進一退の攻防をやっているうちは大丈夫です。

 占領地域が多くなってくるにつれ、敵の固有隊長が狭い範囲に数多く出現することになり、反撃がきつくなってくると思いますが、こうなってくると対騎馬系の兵科の出番。真っ先に固有隊長を倒し、その後に攻略に移ります。ボルドー攻略あたりになりますと、攻められる前に攻める、という覚悟が必要になるかもしれません。ある程度オールマイティーにこなせる駱駝系がおすすめです。

ランスへの行軍p.60
 戦場が広い割には、基本的にはジャンヌ・ダルクとともに戦えば終わってしまう契約ですが、問題はシャロンを落とした後。

 この契約にかかわらず、ランスかシャロンのどちらかの大都市から出撃して、もう一方の大都市を落とす必要がある契約というのはひとつの難関です。両都市を直接結ぶのは一つの橋だけですので、ここで戦いが起こってしまうと大量の兵士が密集し、動くこともままなりません。兵士だけでなく、攻城兵器がここを塞いでしまい、あっけなく破壊される、ということも珍しくありません。

 一般的には騎馬系を使っていち早く突破してしまうか、弓弩系を使って橋に群がる敵兵を端から潰していくか、のどちらかがおすすめですが、どちらにしても一度向こう岸に渡ってしまうと、今度は補給がままなりません。

 通常の契約ですと時間切れとの勝負になることが少なくありませんが、幸いにもこの契約は時間無制限です。無理せず友軍と一緒に進み、橋だけ確保して安全に味方攻城兵器を渡しましょう。

 フランス王、ランスを確保しても動かないことがあってやきもきさせますが、数日経つといつの間にかランスから出撃しています。

聖女救出p.63
 ほとんどの拠点が英軍側という、まさに四面楚歌な状況ですが、ここでの契約完了条件を正確に言うと、まずベッドフォード公を倒し、鍵を入手した後で、ルーアン城内中心部付近にある幽閉の塔の入り口付近に、主人公がたどり着くことです。ベッドフォード公はルーアン拠点中心付近に籠もっていますので、実質的にルーアン攻略がこの契約の目的と考えていいでしょう。

 ですから最初は、とにかくルーアンにたどりつくことを考えます。ルーアン周辺に至るまでの拠点攻略は、あくまで侵攻路の確保と考え、占領した拠点を足がかりに次の拠点を攻略する、ということを繰り返します。攻略済みの拠点が危機に陥っても気にしない。取られる前に次の拠点を取る。前だけ見て進んでいきましょう。

 リルボンヌ廃墟やギトゥリー監視塔等、ルーアン周辺にたどり着いたら、ルーアン攻略態勢に移ります。周辺の拠点を数多く落とし、攻城兵器を護衛して城門を破ります。この契約、時間制限はありませんが、味方拠点が少ないだけに、ルーアン周辺の拠点も、逆に落とされやすい状況にあります。ルーアン周辺をこまめに動き回り、状況を確認して、危なくなった拠点はいち早く救援するか、一度取らせてから取り返します。

 ある程度機が熟したら、覚悟して騎馬系に強い兵科を率い、城内に突入。防衛部隊と ベッドフォード公を同時に相手にする自信がなければ、まずはルーアン攻略を優先して、拠点隊長を倒しましょう。ルーアン一帯を自軍のものにしてから、ノワイエ進入路から出てくるベッドフォード公を叩く方が楽だと思います。

 ベッドフォード公を倒して幽閉の塔の鍵が入る頃には、ルーアン攻略も目処がついていることでしょう。あとは幽閉の塔の入り口を探し出すだけです。ちょっと見つかりにくいですし、文章で説明するのも難しいのですが…中心部付近の建物の外壁をうろうろしていると、そのうち見つかります。

 ストーリー的にはおすすめしませんが、時間制限なしという利点を生かして、ノルマンディー東半分をほぼすべて占領するつもりで、じっくり腰を据えて攻略する方法もあります。レベル上げにはもってこいですが、関係ないところの攻略にかまけて、契約本来の目的を忘れないように。

レンヌの戦いp.67
 包囲されたレンヌを目の前にして笑っているベルトラン・デュ・ゲクラン。ところがゲーム的には、包囲拠点が多すぎてレンヌは持たず、作戦途中で陥落してしまいます。

 ここは頭を切り換えて、レンヌを攻略する契約と考えましょう。とはいっても陥落してすぐレンヌを焦って攻めるのではなく、包囲拠点を一つ一つ落とし、こちらが逆に包囲する態勢を作ります。場合によっては、包囲拠点を攻略するだけで、気がついたら友軍がレンヌを落としていた、ということも。

 包囲していた敵に包囲される恐怖を教えるというのは、ある意味痛快なのかもしれませんが、何度も戦禍を受けるレンヌ市民にとっては、いい迷惑以外の何ものでもありません。契約完了後、ベルトラン・デュ・ゲクランもレンヌ市民も実に単純に喜んでおりますが、本当にこれでいいのかなあ、と思う主人公でありました…って、全然攻略と関係ないですね。

ロンスヴォーの戦いp.68
 戦術は考えるけど戦略は考えていないベルトラン・デュ・ゲクラン、シリーズ第二弾…といっていいのかどうなのかはわかりませんが、今回もまた、無益な血を流します。ちなみに、この点を除けば私はベルトラン・デュ・ゲクランには高評価をあげたいですし、史実の彼は戦術で負けて戦略で勝てる人でしたので、念のため。

 狭いピレネー山中の戦いで、攻略拠点は分散しており、敵には駱駝騎兵やイェニチェリなど戦いにくい兵科がいる、結構難しい状況です。先のピレネーの戦いで書いたとおり、この地域では弓弩系が役に立ちますので、契約しておきましょう。狭い戦場で回避行動のままならない敵に、有効な射撃を浴びせることができます。駱駝騎兵には有利ですし、イェニチェリに対しても発射速度で勝りますので、気合いを入れて撃ちまくれば撃ち勝てると思います。

特殊戦闘p.76
 なんといいますか…身も蓋もなく難しくしました、という状態の契約です。私がこの契約を初めて出したときは、一番高い騎馬系のレベルが80代半ば、通常の契約は、すでに最高の難易度まで達しておりましたが、特殊戦闘の敵指揮官のレベルは90か95。しかも自軍拠点は出撃拠点一つだけ。

 一見絶望的ですが、よく状況を見直してください。契約条件に防衛拠点はなく、そもそも出撃拠点は陥落しません。敵も固有隊長のレベルは高いですが一般の部隊は70代程度。最高難易度の通常契約より低いんです。

 この状況で、とりあえず5日間生き残っていればいいのですから、簡単に契約完了する方法として、固有隊長を相手にしない、という手があります。騎馬系等の足の速い兵科で、こちらが有利になる敵だけ攻撃して、落とせる拠点だけ落とす。固有隊長等、強敵が来たら逃げる。

 別に取った拠点を取り返されても契約には響かないので、気楽に考えましょう。案外何とかなるものです。ただし、使いたい兵種とは事前に契約しておく必要があります。自軍拠点が一つだけ、では、率いる兵科は戦場では選べませんので…

 ちなみに、もっと簡単に契約完了する方法として、毎日出撃してすぐ、単独で敵のやってきそうにないところに一日中身を隠している、という方法も考えられます。やったことはありませんし、さすがにここまで行くと、ゲームとしておもしろくないように思いますが…

 もう少し腕に自信がある方は、自分で目標を決めて望んでみましょう。この一帯を制圧するとか、この固有隊長を倒すとか、この兵科を育てるとか。固有隊長はレベルが高いだけに、倒すことができて運が良ければ、レアなアイテムを落としてくれます。

 なお、残念ながらこの特殊戦闘にもバグがあります。私が遭遇したのは、何回目かの特殊戦闘をクリアしたあと、次の特殊戦闘を契約したはずなのに、いざ現場に行ってみると契約内容も別、戦場となる地域も別、しかも攻略するはずの拠点はすでに自軍のものとなっており、開始後即契約完了となる、というものでした。酒場に戻っても同様のおかしな特殊戦闘が出続けます。

 対応策としては、KOEIのユーザーサポートにセーブデータを送って、特殊戦闘すべてクリア後、の扱いになるセーブデータに改造してもらうしかないのが現状です。詳細は「ブレイドストーム(BLADESTORM) 百年戦争攻略&まとめWiki」にありますので、そちらを参照いただければと思います。

親書を追えp.80
 この依頼では、戦場のまっただ中を、通常の敵と親書を持っている可能性がある敵、両方を倒しながら、結構長い距離を進んでいくことになりますので、依頼をこなすのに時間がかかります。もたもたしていると一日二日でも終わらなかったり。

 これでは本来の契約に影響が出ますので、できれば騎馬系を使ってさっさと進めてしまいましょう。ヨウジイは弱くはないのですが、CPUの弓弩系の発射速度が遅いためにあまり当てにもなりません。ヨウジイの護衛ミッション、くらいに考えて、向かってくる敵を片っ端から突撃で潰してしまいましょう。

「ちょうどよい硫黄」探索p.82
 ちょうどよいって何なんだ…と突っ込みたくなるのは私だけではないと思いますが。ちなみに英語版だとjustright、になってました。途中で兵力を補給することができませんし、出撃するのもまわりに味方中隊の少ない進入路。雇用兵科をある程度用意しておかないと、苦戦必至です。

相棒求むp.85
  この依頼が付帯している、本来の契約のレベルによって、難易度が大きく変わります。ジョルジュのレベルは最大60にしかなりませんので、敵がこれより弱ければジョルジュの援護射撃が役に立ち、連携して敵を倒していくことができるのですが、敵がレベル70超あたりまえ、という契約ですと、ジョルジュは護衛対象にしかなりません。

 これが護衛ミッションであれば、騎馬系でも使って、近づいてくる敵中隊を端から潰していけばいいのですが、これでは依頼はこなせません。かといって通常の歩兵系では、レベルか相性で勝っていないと、ジョルジュを守りきるのは難しいでしょう。

 一番のおすすめは長弓兵です。これならジョルジュから離れずに、敵をいち早く倒すことができます。ただ、この契約が来たときに、都合良く指揮できるかどうかは分かりませんが…イベントの進み具合から、この依頼が来ることが予想できれば、前もって雇用しておき、また、弓弩系のレベルを上げておきましょう。

新兵の稽古p.85
 鍛える対象はバートと同じ長剣盾兵。長剣系のレベルを上げていないと苦労します。相性のいい敵だけ叩く、とはいっても敵がそう都合のいい中隊編成で出てくるかどうかは運次第。最悪の事態に備えて、戦旗を大量に用意しておきましょう。念のため、「慈愛の戦旗」等、復活できるものを持っておくと、最悪小隊が全滅しても、自分が長剣盾兵を解散しなければ、後で復活させることができます。

防衛依頼p.86
  ヨシマサを含む大軍が、アルガン監視塔に迫ります。カレンをはじめ防衛部隊もある程度いますので、ここは守りと騎馬系に強い弓弩系を用意しましょう。弓馬系や銃兵などでも可。しばらくは防衛に徹し、隙を見て騎馬系などを率い、レ・サンジェ城を落としてしまいます。こうなると攻めてくるのはほとんどヨシマサだけになりますので、レ・サンジェ城前面まで前進して騎馬系に強い兵科を展開しておけば、後の防衛は簡単です。ただしトゥールーズが敵軍の手に渡っているときは、裏からアルガン監視塔を落とされることもあるので注意。

ごろつき退治p.87
 敵のごろつき、ごろつきとは困った意味で名ばかりで、実態は歩兵・騎馬・弓弩の三兵科揃った、レベルの高い一大軍団です。それに対してヨシマサやカレンは猪突猛進して各個撃破されるだけで、あまり役に立たないのが泣き所。敵の方が統制とれてます…

  この強敵を相手にするとなると、まず思いつく兵種は騎馬系ですがこれでは弓に苦戦します。かといって弓弩系を持ってきても、相手の数が多いため全員倒す前に接敵されます。勿論異なった兵種を大量に雇用しておき、こまめに呼び出して使い分ければいいのですが、あえて単一兵種で相手をするとすれば、広いところでの守りに強い、弓馬系がおすすめです。時間は少しかかりますが…

 この依頼をこなすと、カレンの名言?を聞くことができますが、英語版だとあんなにまどろっこしい言い方はしません。"Have you not been listening? I care, you fool!"これをわかりやすいと思うか、趣に欠けると思うかは人次第。ちなみに日本語版でも、設定で音声は英語に変えられますので、ヒアリングに自信がある方は、切り替えて聞いてみるのも一興です。


給金を守れp.92
  この依頼が付帯している、本来の契約のレベルによって、難易度が大きく変わります。というのも、カレンとジョルジュのレベルはせいぜい60程度なので、契約の難易度が低いときには彼らは頼もしい戦力になりますが、難易度が高く、一般の部隊長さえレベル70超のような状態では、正直彼らは雑魚、戦力扱いにはできませんので、実質自小隊のみで護衛を行うことになります。駱駝系のレベルが上がっていれば、駱駝系を率いていけば比較的楽なのですが…


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