「252 生存者あり」
監督:水田伸生
出演:伊藤英明/内野聖陽/山田孝之/香椎由宇

CGを使った津波をはじめとした災害シーンがメインになりがちですが、思いの外ドラマ部分が良く出来てました。
地下鉄新橋駅構内での水害シーンが迫力有り、声の出ないしおりの存在も有り余計に不安感を煽られました。
レスキュー隊員の葛藤も伝わるものがありました。
閉じ込められた人間の中に医師研修生がいたり、「アワエモン」を持っていたり都合の良いのはちょっと大目に見てあげると言うことで(^^;

伊藤英明、内野聖陽も良かったですが、山田孝之、木村祐一も存在感有る演技で観ていてすんなり感情移入出来ました。
心地良く騙されました。


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「レッドクリフ PartI」
監督:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン/金城武/チャン・チェン/ヴィッキー・チャオ

「三国志」の赤壁の戦いを映画化した、その前編。
私は原作を読んでいないのですが、原作の有名なエピソードをピックアップしているのか、結構サクサクと話が進んで行きます。

でも2時間半は長かった(^^;)
特に終盤の戦闘シーンはちょっと眠くなりました。
しかし、凄まじい数の曹操軍の水軍には圧倒されたし、PART Uで水軍がどうなるのかは観たいものです。

ヴィッキー・チャオが相変わらず可愛かった(^-^)


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「デス・レース」
監督:ポール・W.S.アンダーソン
出演:ジェイソン・ステイサム/ジョアン・アレン/イアン・マクシェーン/ナタリー・マルティネス/タイリース・ギブソン

序盤のレースからCG無しの、ひたすらクラッシュとバトルのレースシーンのオンパレードで快調に話が進み、あっと言う間にラストにまで持って行きます。
余り期待も大きく無かったけど、意外な拾い物でラストのハッピーエンドも含めて楽しませてもらいました。

思った程活躍はしなかったけどナビゲーターのケース役のナタリー・マルティネスがメチャメチャ可愛いくて、やられてしまいました(^^ゞ
その対極の冷徹な女刑務所長をジョアン・アレンが憎たらしく演じてインパクト有りました。
ジェイソン・ステイサムは相変わらずジェイソン・ステイサムでした。(^-^)


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「ハッピーフライト」
監督:矢口史靖
出演:田辺誠一/時任三郎/綾瀬はるか/寺島しのぶ/吹石一恵

「スウィング・ガールズ」の矢口史靖監督作品。

期待した以上に笑わせてもらいました(^-^)
また、寺島しのぶ扮するチーフ・パーサーが乗客を説得するシーンではウルウルしてしまいました。
寺島しのぶ、巧かったです。
普段はコンピューターに慣れることが出来ず元気の無いが、トラブル発生時に頼りになる室長を演じた岸部一徳も良かった。


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「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」
監督:ベン・スティラー
出演:べン・スティラー/ジャック・ブラック/ロバート・ダウニーJr./ニック・ノルティ/マシュー・マコノヒー

本当におバカ映画でしたが、後味は悪く無かったです。
序盤の撮影シーンのベン・スティラーとロバート・ダウニーJr.の会話が終盤のクライマックスで繰り返される展開は読めましたが、それでも楽しめました。
万人に奨められる映画ではないと思いますが、私は好きな映画です(^-^)

オープニングでの主役の3人が出演しているニセ予告編の本編、ちょっと観てみたいなあ。
ゲスト出演のトム・クルーズが意外に出番が多くて、本人も乗って演じていて驚きました。
しかし、トビーマクガイアは分かったけどトム・ハンクスはどこにいたんだろう?


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「容疑者Xの献身」
監督:西谷弘
出演:福山雅治/柴咲コウ/堤真一/松雪泰子/北村一輝

東野圭吾の直木賞受賞ミステリーの映画化。

原作を読んでいたので結末とトリックは分かっていたけど、それでも面白かった。
堤真一と松雪泰子に拠るところが大きかった。
終盤の二人の演技にはウルウルしてしまいました。

石神役にしてはカッコ良過ぎると思っていた堤真一が疲れた高校教師を演じ切って完全に福山雅治を食ってました。
TVドラマと違い今回は福山雅治と柴咲コウも脇に回った感じです。

個人的には渡辺いっけいにもっと出て来てもらって笑いのシーンを増やしてほしかったなあ。
それと原作ではガリレオが真相を解明して驚愕するシーンが有ったんですが、映画では省略されていて残念でした。


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「イーグル・アイ」
監督:D.J.カルーソ
出演:シャイア・ラブーフ/ミシェル・モナハン/ビリー・ボブ・ソーントン/ロザリオ・ドーソン

「ディスタービア」の監督、主演コンビによるノンストップ・スリラー。

序盤、主人公ジェリーがテロリストとしてFBIに捕まってから脱出するカーアクションと言うかカークラッシュまでは畳み掛ける展開にゾクゾクしました。
あらゆるメディアを駆使してジェリーに指示を与える「彼女」の正体が分かってからは少しテンション下がりましたが、何故ジェリーが選ばれたかの謎解きとアクションで最後まで見せてくれました。

ビリー・ボブ・ソーントン扮するFBI捜査官モーガンが最初は嫌な奴でしたが、後半は良い仕事して拾い役でしたね。
ラストは良い感じで終わってくれて☆一つプラスです(^-^)


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「東京残酷警察」
監督:西村喜廣
出演:しいなえいひ/板尾創路/菅田俊/堀部圭亮

警察が民営化されて発足した東京警察株式会社。
女性警察官ルカが日本刀で、エンジニアと呼ばれるミュータント相手に斬って斬って斬りまくるスプラッタームービー。

全編血しぶきと言うか文字通り血の雨のオンパレード(^^;)
途中から血に対する感覚が麻痺してしまいます。
そして、しいなえいひ扮するヒロイン・ルカの日本刀を構える立ち姿がひたすらカッコ良い!
個人的には「アンダーワールド」のケイト・ベッキンセールに匹敵してます。

個人的には終盤の生身のロケットパンチがツボでした(^-^)
最後の警察署長のジェット噴射には笑っちゃいましたが(^^ゞ


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「おろち」
監督:鶴田法男
出演:木村佳乃/中越典子/谷村美月/嶋田久作/山本太郎

楳図かずおの恐怖漫画「おろち」の映画化。
グロいシーンやショックシーンを極力抑えているのですが、その分全編に緊張感が漂ってました。
原作を読んでいないので次はどうなるのか全く予測不可能な展開で、美への執着による狂気のエンディングまで一機に見せてくれます。
ほとんどのシーンが門前家の洋館の中で展開されますが、中でも「上の部屋」のシーンはかなりドキドキしました。
1箇所だけ驚いてビクっとなったシーンが有りましたが、それも「上の部屋」の所でした。

主役の門前家姉妹の姉役の木村佳乃が鬼気迫る熱演で怖かったですが、受けて立つ妹役の中越典子も怖かった。
門前家の主治医、執事役の嶋田久作が相変わらずの不気味さでした。


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「ウォンテッド」
監督:ティムール・ベクマンベトフ
出演:アンジェリーナ・ジョリー/ジェームズ・マカヴォイ/モーガン・フリーマン/テレンス・スタンプ/トーマス・クレッチマン

オープニングの高層ビルでの暗殺からハイテンションなアクションでハマりました。
アンジェリーナ・ジョリーが登場するスーパーと、外に出てからのカーチェイスとガンアクションで更にテンション上がりました。
終盤での列車での攻防も畳み掛ける展開に手に汗握ります。

単なるCG全開のアクション映画と思いきや、後半になって捻りの有る展開になるのも良かった。
織機により標的の指示が出される暗殺組織フラタニティの存在も秀逸でこれまでの暗殺を描いた前日談も観てみたいなあ。

主役のウィスリー役のジェイムズ・マカヴォイはアンジェリーナ・ジョリー、モーガン・フリーマンに比べて線が細かったのが残念。
代わりにテレンス・スタンプ、トーマス・クレッチマンが渋い味出してました。


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「アイアンマン」
監督:ジョン・ファブロー
出演:ロバート・ダウニー・Jr./グゥイネス・パルトロー/テレンス・ハワード/ジェフ・ブリッジス

アイアンマンのパワードスーツがガンダムのモビルスーツっぽくて良かった。
アイアンマン初号機が登場してアフガン・ゲリラ相手に重火器を炸裂させるシーンや、アイアンマンとの空中戦で戦闘機の翼を破壊され脱出したパイロットのパラシュートが開かず万事休すの所でアイアンマンが助けるシーン等、拍手モノでした。
時間は短かったけど、夜空をアイアンマンが飛行するシーンが何とも心地良かった。
長ーいエンドクレジット後に次回作の予告とも思えるオマケシーンが有りましたが、早く続編観たいものです(^^)

役者では、主役のトニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jr.も良かったですが、ジェフ・ブリッジスが何とスキンヘッドで登場してトニーの貫禄ある後見人を演じて存在感有りました。
グゥイネス・パルトローも自分を抑えた秘書役を好演してました。


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「ダークナイト」
監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベール/ヒース・レジャー/マイケル・ケイン/ゲイリー・オールドマン/モーガン・フリーマン

クリスチャン・ベイル主演の「バットマン・ビギンズ」に続くシリーズ第2弾。

しかし、ヒース・レジャー演じるジョーカーの圧倒的な存在感に隠れて影が薄い。
どちらかと言うと、アーロン・エッカートのトゥーフェイスの方が主役級だったかも。
バットマンが何故にチャンスが有りながらジョーカーを倒さなかったのが最大の謎ですが、ジョーカーの怪演により2時間半飽きずに楽しめました。
何気にド派手なアクションが散りばめられているのも良かった。

役者ではヒース・レジャーとアーロン・エッカートが存在感有って良かった。
ゲイリー・オールドマンには警察のような落ち着いた役でなく、出来たらジョーカーをやってほしかったなあ。
ヒース・レジャーとは違うクレイジーなジョーカーを観たかった。


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「ハンコック」
監督:ピーター・バーグ
出演:ウィル・スミス/シャーリーズ・セロン/ジェイソン・ベイトマン

ウィル・スミスのコメディ・ヒーロー物と思って油断して観ていたら予想を裏切られました。

序盤は笑えるシーンが続きますが、ウィル・スミスの悲しそうな目が印象に残る孤独なヒーロー物に変調します。
レイの勧めで刑務所に入り、そして犯罪が急増して警察の応援として駆け付け初めて市民から喝采を浴びるシーンで少しウルウルしました。
そしてその後にまた意表を突く展開が有り、ハンコックの素性が明らかになって行きます。
一時間半と最近では少し短い作品ですが、ウィル・スミスらしいエンターテイメントな作品にで大満足でした(^-^)

シャーリーズ・セロン、きれいでした(^-^)


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「ドラゴン・キングダム」
監督:ロブ・ミンコフ
出演:ジャッキー・チェン/ジェット・リー/マイケル・アンガラーノ/リー・ビンビン

カンフー・アクションの2大巨頭、ジャッキー・チェンとジェット・リーの競演作。

前半のジャッキーとリーの対決は二人の体術全開で時間を忘れて観てました。
もっと観ていたかったなあ。
ストーリーは単純ですが、アクションの連続に加えて、二人の師の下で強くなるジェイソンの成長も有り観終わった後に気分良く劇場から出れました。
特にラストに現在に戻って来たジェイソンがカンフーで悪友を叩きのめすシーンは拍手ものでした。(^-^)

質屋のお爺さんは似てると思ってたら、御本人だったんですね。
ジェット・リーの孫悟空が良く似合ってました。
スピンオフが出来無いかなあ?


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「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ハリソン・フォード/シャイア・ラブーフ/ケイト・ブランシェット/カレン・アレン

「インディ・ジョーンズ」シリーズ19年振りの第4作。

やっぱりインディー・ジョーンズは面白い! 序盤の米軍の機密倉庫から始まりバイク、軍用車両などスピーディなアクションの連続で時間を忘れさせてくれます。
特にアマゾンでの軍用車両でのカーチェイスは、手を変え品を変えたアクションで最大の見せ場でした。
唯一残念だったのは、「魔宮の伝説」での吊り天井のシーンのような、スピーディじゃないけど、絶体絶命のピンチにハラハラするシーンが無かったところです。
「黄金都市」のスペクタクルはCG技術の進歩により前3作と比べ物にならない規模ですが、以前の雰囲気が少し懐かしいかな。

役者ではソ連の女大佐のケイト・ブランシェットがロシア訛りと共に、抜群の存在感が有り、出来たら再登場して欲しかった。
ハリソン・フォードもカレン・アレンも老けたけどやはりラストのキスシーンからテーマが流れると幸せな気分になりました(^-^)


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「スピードレーサー」
監督:ラリー・ウォシャウスキー/アンディ・ウォシャウスキー
出演:エミール・ハーシュ/スーザン・サランドン/ジョン・グッドマン/クリスティーナ・リッチ/マシュー・フォックス/真田広之

日本のアニメ「マッハGoGoGo!」の実写版をハリウッドで映画化。

極彩色のCGがリアリティを感じさせない映像でしたが、レースシーンは燃えました!
ストーリーも単純明快でしたが、素直に入り込めました。

オリジナルのアニメを観ていたので、マッハ号のスタイル、装備がそのまんまで、特にジャンプする時の効果音に感激しました(^-^)
それとオリジナルにも出ていた覆面レーサーがアニメのまんまで渋い!
覆面レーサーがスピードの前でマスクを脱ぐシーンはハラハラしましたよ!(^-^)
覆面レーサーには最後のグランプリにも出場して欲しかったなあ。

役者では、覆面レーサー役のマシュー・フォックス!
真田広之にはもうちょっと活躍してほしかったなあ。

アメリカでの興行成績も今一つのようですが、続編を観たいものです。


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「クライマーズ・ハイ」
監督:原田眞人
出演:堤真一/堺雅人/遠藤憲一/尾野真千子/山崎努

横山秀夫の日航機墜落事故を題材にした小説「クライマーズ・ハイ」の映画化。
2時間強に納めるために原作をカットした部分も有りますが、原作に忠実に作られてました。
事故の遺族に悠木が事故以降の新聞を渡すシーン、悠木が佐山の現場雑感を読み上げるシーン等原作同様良いシーンでした。
但し、悠木と社長の関係の変更は余分でした。

日航機墜落事故で揺れ動く悠木を中心とする編集局の曲者たちとの群像劇として面白かった。
原作の緊迫感には及ばなかったのは残念でしたが。

役者では堤真一の他、等々力部長の遠藤憲一、佐山の堺雅人が良かった。


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「アフタースクール」
監督:内田けんじ
出演:大泉洋/佐々木蔵之介/堺雅人/常盤貴子/田畑智子

前半、大泉洋に笑わせてもらい、このペースで行くかと思っていたら、しっかり騙されました。
思えば前半に観客をミスリードする伏線が散りばめられていました。
ケータイの使い方は絶品です!
もう一回観たくなります(^-^)

役者では、大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人の3人共曲者でした。
しかし、ある意味この映画で一番やられたのはマンションのエレベーターでの田畑智子でした(^^;
心地良く騙されました。


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「シューテム・アップ」
監督:マイケル・デイヴィス
出演:クライヴ・オーウェン/モニカ・ベルッチ/ポール・ジアマッティ/スティーヴン・マクハッティ

ハードなガンアクション映画と思って観ていたら結構笑えるシーンが有りました(^-^)
特に随所で活躍するニンジンにニヤリでした(^^;)
とは言え序盤の分娩を手伝いながらの銃撃戦に始まり、終盤のスカイダイビングでの銃撃戦まで凝った銃撃戦を楽しませてもらいました。

ニンジンが好きなクライヴ・オーウェンも良い味出してましたが、敵役のポール・ジアマッティが最高でした。
モニカ・ベルッチも少し年取りましたが、相変わらずの色っぽさ全開でした。


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「最高の人生の見つけ方」
監督:ロブ・ライナー
出演:ジャック・ニコルソン/モーガン・フリーマン/ジョン・ヘイズ/ロブ・モロー

ジャック・ニコルソンもモーガン・フリーマンも巧かった。
映画の序盤、本当に余命短い病人に見えました。
それが、終盤の死ぬ程笑うシーンでのこの二人は本当に良い笑顔でした。
そして、カーターの葬儀でのエドワードのスピーチでウルウルしてしまいました。
良い映画を観ることが出来ました(^-^)

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「紀元前1万年」
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:スティーブン・ストレイト/カミーラ・ベル/クリフ・カーティス

原始人の話で退屈するかと思ってましたが、謎の大神、ピラミッド、しるし等が出て来て、波乱万丈のアドベンチャー物として結構楽しめました。
マナクと呼ばれるマンモスを始め巨大な動物たちが登場して、ちょっとビビらせてもらいました(^^;)
残念なのは、ラストに倒した大神の正体が何だったのか見せてほしかった。
知ってる俳優が全然いなかったけど、エベレット役のカミーラ・ベル、モデルだけあってさすがに綺麗だった(^-^)

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「ミスト」
監督:フランク・ダラボン
出演:トーマス・ジェーン/マーシャ・ゲイ・ハーデン/ウィリアム・サドラー/アレクサ・ダウァロス

ラストは「ええー!」と言うぐらい救いようの無い終わり方で後味悪かった。
ホラー物のグロいシーンも多かったけど、加えて集団心理の怖さの伝わる映画でした。
あのスーパーマーケットは、出るも地獄残るも地獄でしたね。
終盤に出て来た巨大な怪物にはもっと暴れてほしかった。
後味悪かったけど、変わり者役のマーシャ・ゲイ・ハーデンをはじめいろんな意味で怖がらせてもらいました。
一カ所、椅子から立ち上がりそうになるぐらい驚きました(^^ゞ
映画の序盤に「遊星からの物体X」のポスターで出ていて懐かしかった。

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「NEXT−ネクスト−」
監督:リー・タマホリ
出演:ニコラス・ケイジ/ジュリアン・ムーア/ジェシカ・ビール/ピーター・フォーク/トーマス・クレッチマン

自分に関わる2分後の未来が見える能力を持つ男クリスと、その能力を核爆弾をアメリカに持ち込んだテロリスト逮捕に利用しようするFBI捜査官カリー。

序盤のカジノの警備員の追跡を、能力を駆使してギリギリの所でかわすシーンはスリリングで面白かった。
しかし、話が進につれて能力の範囲が曖昧になり、2分より先のことも見えて来るとご都合主義になってスリル半減でした。
2分先が見える能力でどうやってテロリストを見付けて核爆弾の爆発を阻止するのか観たかったのに。
運命の女リズのことが何故何日も前から見えたのか結局説明無かったし、序盤にちょっとだけ出たピーター・フォークも何のため出ていたのか不明。
ラストも余りにも中途半端な終わり方でした。
リズ役のジェシカ・ビールがこんなに綺麗だとは思わなかった(^^;)


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「少林少女」
監督:本広克行
出演:柴咲コウ/仲村トオル/江口洋介/岡村隆史/キティ・チャン/ティン・カイマン

終盤の仲村トオルとの対決に期待していたんですが、変に明るいハッピーエンドになってしまって脱力しました。
水面上での闘いが意表を突いていてCGもきれいで面白かっただけに、あのままダークな闘いを続けて決着をつけてほしかった。
岡村隆史のカンフーは意外にハマってましたが、何故柴咲コウと闘うことになったのか余りにも唐突。

カンフーがメインの映画と思ってましたが、前半はラクロスがメインで中途半端になったかな。
でもラクロス部のチームメイトも美形揃いで、スピンオフで国際星館大学ラクロス部の映画も観てみたいなあ(^^)


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「大いなる陰謀」
監督:ロバート・レッドフォード
出演:ロバート・レッドフォード/メリル・ストリープ/トム・クルーズ/ピーター・バーグ/マイケル・ペーニャ

題名から政治スリラーだと思っていたら、真面目な反戦映画でした。
士官学校首席卒業の議員の立てた無謀な作戦の犠牲となった二人の若者を、羊に率いられた悲惨なライオンとして描いて戦争批判しているんだと思いますが、二人の若者の恩師マレー教授とトッドの面談で何を言いたかったのか今一つ分かりませんでした。
議員事務所、マレー教授の教官室、戦場の3つを舞台に絞った構成は面白い。
けど、その3つの話が最後に上手く集約出来てなかったと思う。
戦争、政治、マスコミについて考えさせられる映画ではありました。

ロバート・レッドフォードさすがに老けたなあ。
今回は監督に専念しても良かったのでは。


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「ブラックサイト」
監督:グレゴリー・ホブリット
出演:ダイアン・レイン/ビリー・バーク/コリン・ハンクス/ジョセフ・クロス

中盤でアッサリ犯人が姿を現してしまい意外な犯人探しと言う意味では興味半減しますが、終盤にダイアン・レイン扮するFBI捜査官マーシュが犯人に捕らえられる前辺りからハラハラドキドキの連続で一気に見せてくれました。
ちょっとエグいシーンが有りますが、スリラーものとして楽しめました。

ダイアン・レイン、さすがに年取りましたが、体当たりで頑張ってました。
マーシュの同僚グリフィンをトム・ハンクスの息子のコリン・ハンクスが演じてますが、真面目な感じがお父さん譲りです。


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