研究開発



食材から加工設備、鮮度管理、メニュー、店舗オペレーションまで。
すべてが研究対象です。


 材料の調達から加工、そして店舗でお客様に商品を提供するまで、すべてを一貫して自社で行っているわが社では、研究開発の分野がたいへん幅広いものとなっています。
 まず、商品開発。私たちのいう商品とは、例えば「牛丼」や「カレー」といった料理だけではありません。お客様が来られた時に、気持ち良く食事をしていただけるかどうか。接客態度をはじめとしてお客様の満足度を決めるすべてが商品となります。例えば、食事の雰囲気を左右する要素のひとつであるお店づくり。イスやテーブルはどれがふさわしいか。快適な空調にするためにどんな設備が必要か。もっと言うと牛丼がいちばんおいしく見える照明まで、すべてに研究を重ねた結果のノウハウが生かされています。

 さらに、わが社では材料加工や調理のための設備や器具といったものまで、自社で開発しています。
 具体的な例で言うと、米国の提携牧場から輸送されてくる牛肉を解凍する解凍庫。1日に20トン〜30トンもの肉を品質を損なわずに解凍するため、新しい温度管理システムを開発・設計し稼働させています。この時の開発設計は一切社外に依頼していません。
 自分たちが満足できるレベルの設備が世の中にないなら、つくってしまえばいい。こうした発想のもと開発された設備や器具が、きょうも数多く活躍しています。
 そして、私たちがいちばん大切に考え、こだわっているのが食材。お客様の健康に貢献できる安心でおいしい食事を提供するため、できるだけ天然に近いものを目指し、どういったDNAのどの品種が最良か、という基準から選定しています。現在すでにわが社独自のスペックによる有機栽培の白菜と天然醸造の醤油を使用。将来的にはすべての食材を自社でコントロールしていくため着々と準備を進めています。
 妥協せずに理想を実現するためには、他社に頼らない。それがわが社の研究開発です。


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