今月の特集 : なんと! 「THE うんち」 〜 健康状態と体の情報羅針盤 〜

「 う ん ち 」 特 集

 今月のトピックはあの「うんち」です。なぜ唐突にこのような内容を特集したかというと”くさい””汚い””見たくない”という3K(?)である「人間の排泄物」には色々な情報が組み込まれているということを認識していただきたかったからです。

日本経済新聞の記事から

 朝早くから恐縮ですが、一日の気分を左右するほど大事なアレの話。焼き肉を腹一杯食べた翌朝、小さく細切れなのが沈むと悲しくなるし、粗食続きなのに巨大なのが転がると、うれしくなる。いったいどちらが健康的なのだろう。そもそも「快食快便」ってどんなウンコなの?

 「それは、バナナ型で切れがよく、どぼんと沈み、黄褐色、量は百グラムから二百グラム」
「うんこの本」を書いた兵庫医科大の下山教授はたちどころに答えた。消化されない植物繊維は、腸内の余分な脂肪やら毒素やらを吸い取ってこそげ落としてくれる。繊維はカスだから、多ければ多いほど立派ということになるわけだ。黄褐色は胆汁の色だが、便秘で腸内に田丸次官が長いと茶褐色や暗褐色になってしまうという。
 焼き肉を食べた翌朝は、小さく、臭い。小さいのは肉は繊維がなく消化が良すぎるためだ。だが、なぜ臭いまで?
 「肉やアイスクリームを食べると動物脂肪に依存する腐敗菌が腸内に増えて臭くなる。膵臓が悪くてもおならが臭くなるから、においが変わったら病気じゃないか疑った方がいいですよ」
 下山教授は、三食米飯、毎朝キノコか納豆、夜は枝豆等の豆類をたっぷりとる。

 でも、そんな食事をしている人がいるのだろうか・・・


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