挑戦!オンライントレード!!


 タイトルのごとく、パソコンやPDA(携帯型端末)等を利用した株の取引をする人が増えつつある昨今です。
アメリカでは個人投資家によるオンライントレードは一般化しており、その波が日本にも来つつあるような状況です。
 オンライントレードがはやりだしたのは、昨今のインターネット普及によって手軽に企業の情報を個人が入手しやすくなったことが背景にあります。また、投資先となる企業は大口投資家だけでなくより多くの個人投資家を株主に迎え、手広く資金を集めようとしてIR活動に力を入れているということもあります。これらからそろそろオンライントレードをはじめるのにいい時期になってきているといえます。
 もう一つの背景としては、パプル期1990年ごろに郵便貯金に預けられた定期の貯金が大量に満期となるため、その解約金が株式市況に流れれば株式市場は個人投資家が増加し、構造変化が起こります。これらに期待して証券会社が個人投資家向けのホームトレードの事業に乗り出しているのが現状です。


ホームトレードに対する不安について

 インターネット上で各種情報のやりとりをする際、お金の情報や個人情報が流れたりします。このことからセキュリティの問題が出てきます。まだまだインターネットの世界ではセキュリティが万全とは言い切れず不安が残ります。このことから、私個人の意見としては、いきなりインターネットに接続して、証券会社のホームページにIDやパスワードを入力する方法ではなく、ニフティなどのプロバイダーにてID・パスワードの認証をし、ニフティをとおして証券会社に接続する方法がまだ安全だと考えます。(下記、1の方法)

例 : 野村のホームトレード
野村のホームトレードを行うには次の2つの方法があります。
 1.「ニフティ」にて通常の認証を行い、野村のページへ接続する方法。

 2.野村証券から提供されるソフトをパソコンにインストールし、そのソフトをとおしてインターネット接続して野村証券のページに接続する方法。

株の知識について

 いきなり株取引をしたことのない個人が株取引をすることは、非常に危険です。というのは、株取引において「元本保証」ということはないので投資しても損をすることも十分にありえ、また、投資する金額も大きいため散財する危険もあります。このことから、十分に本などで知識を蓄えてから行動に出るのがいいのではないかと考えます。


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