今月のトピックは・・・冷え症とその対策について


 寒い季節がやって参りました。寒がりな方は家から出たくなくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか。イヤーな寒い冬を乗り越えるための知識として、また、冷え症の方にとって少しでも役に立つ情報を今月は選択してみました。
 私自身は、暑がりな方なので冬でも薄着だったりします。また、真冬でもバイクにまたがってあちらこちらと出かけたりします。寒がりな方にとっては、こんな私をうらやむかも知れません。しかし、原因を探ればそんなことも少しは緩和されるのではないでしょうか。
 そんなわけで冷え症について調べてみました・・・


冷え症とは

冷え症は、女性に多く見られる症状でおもに次のような状態になるといわれています。

冷えから血色が悪くなる 腰などが冷え、腰痛となる 手足が冷えて間接などが痛くなる

などなど。例のごとく広辞苑(研究社)にて調べてみると・・・

  ひえ‐しょう【冷え性】‥シヤウ
  冷えやすい体質。血液の循環のよくない身体。特に、腰などの冷える婦人の体質。

 この症状の原因で一般的にいわれていることは「血管の神経が正常に働かず、毛細血管が縮んで血行が悪くなるため」ということがよく言われます。具体的なメカニズムは次のようになります。

 ・人間の体温は身体の表面より深部の方が高い。

 ・心臓を中心とした上半身は通常36度〜37度である。また下半身は手足の先へ行くほど体温が低くなる。

 上記2点が維持されていれば冷え症は起こりにくいのですが、外気が低くなる冬場にはこの状態が維持されにくくなって冷え症が起こります。

 具体的には体の表面や手足の毛細血管の血の巡りが通常より悪くなり身体や手足が冷えてしまうわけです。 


では、具体的にそのような状態にならないようにする対策を考えてみましょう。


次へ進みます