物語の周縁にたたずみ、 声は静かにテクストを紡いでゆく。 その響きに耳をすます時、 怠惰な機械がゆっくりと動き始める。 そうして、僕達はエクリチュールと出逢うのだ。
「動物園襲撃計画」と題された一冊のノートが、 空音、勇魚、森、陸、詩学を結びつけ、 動物たちの解放へと誘う。 新月の水曜日、彼らは何を識ることになるのだろうか?
心臓に障害を持ち、凌辱され傷ついた少女ナオミ。 あしかと朔は彼女を救うことができるだろうか?
「夢から、さめない」の続編。 陸と詩学の娘、喜佐とあしかの物語。 と同時に、これは勇魚と森の物語のエピローグでもある。 そして、物語は終わらない……。
記憶を放棄した少年、降と、 音を持たない少女、文音のラブストーリー。
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