家の環境を整えよう


さて、飼う覚悟が決まったら最初に考えるのは

「どこに置くか」です。

置き場所は大事です。それではその条件とは・・・・
 
窓際に置かない
日当たりが良い方がな〜んか良さそうに思えますが、大変なことになります。
直射日光が当たる窓際は、温度変化が激しいため一定水温を保たなければいけない水槽にとっては大問題です。特に温度上昇に関しては専用クーラーを設置しても冷却が追いつかなくなる可能性があります。また、初期は特にコケの大量発生が起きます。これの始末はじつに大変です。マジで飼うのが嫌になるほど汚くなり、手間がかかり、飼育を飽きる最大要因の一つです。わざわざ手間を増やす事はやめましょう。
水廻りは近い方が良い
魚には水が必要です。水を使う以上、水道が近い方が便利です。私みたいなウサギ小屋生活でも、最初は一番遠い水槽まで洗面所から9mはありました。この間を水の入ったバケツを持って往復するのは面倒でした。それこそ運搬中に海水をこぼしたら始末はもう大変です。海水ってベトベトになるんですよ〜。
床の強度は大事だよ
水槽って、重いんです。一般的な水槽は60cmというサイズですが、これは水やら砂やらを入れると80kg近くになります。なので、人が乗ってたわむような床、例えば畳の上や強度が弱い部屋の中央付近に置くのは避けるか、水槽の重さが分散するような工夫をしてから設置する必要があります。
電気が取れなきゃ始まらないが
忘れがちなのが電源の確保です。照明やらヒーターやらで数百ワットの電気が確実に取れる場所にしましょう。コンセントが遠ければ延長が必要になりますし、近すぎても日頃の塩害や万一の水漏れ時に危険です。特に水槽の直下がコンセントというのは避けるべきです。
できれば通路は避けよう
水槽の前を人が常にすり抜けるような環境は魚にストレスがかかると言われてます。まあ、実際にどの位ストレスになるのかなんて知る由もありませんが、できれば避けましょう。

さて、条件に見合う場所は確保できそうでしょうか?
次に行く前にちょっとひと準備のお話。
 
ゴキブリ退治はぜひ
熱帯魚飼育に限らず、室内で小型のペットを飼っていると殺虫剤をやたらと使うわけには行かなくなります。特に熱帯魚の場合、水槽は移動が容易ではありませんので、なおさらです。
特に困るのがゴキブリ退治。
バルサンのような部屋中に薬をバラ撒くタイプは水槽設置後には使えないと思ってください。なのでぜひ水槽設置前に一発炊いておきましょう。

次は水槽などの道具準備です。
 
Menu
Back Next