東海道付近

(1996.9.8 撮影)

分水嶺が東海道(国道1号)と交差したところまで来ると、 東海道がここで峠になっていることがわかります。 このあたりでは保土ヶ谷区と戸塚区の境界をたどっていきます。 住宅地の中を進んでいくので、道の両端の表札や電柱で 地名を確認しながら進まないと外れてしまうかも知れません。

東海道を横切ったあと住宅街を抜け、少し太目の道に来たら左折、 しばらくいくと

保土ヶ谷観光名所
境木地蔵由来

という文字が目にとまります。 「武蔵相模の国境」と明記されていることから、間違いなくたどれて いることがわかります。 ちなみにここは、道が狭い割に交通量が多く、向かいの自販機にある 缶ジュースを買うために横切るのに結構手間取りました。

さらに北西へ行くと東戸塚駅周辺の団地群が見えてきます。 ふと右を見ると遊歩道がありますので、ここを登ります。 すると、左の写真のような景色に出会います。

このあたりには、写真のような警告が道の左(戸塚)側にありますが、 この真下には

JR東海道線、東京−小田原間でただ一つのトンネル

があります。 長い歴史を持つ東海道線が建設された当時の技術では、トンネル堀りをするのは大変だったと思いますが、 この分水嶺だけはどうしても超えられず、仕方なくトンネルを掘ったのだと考えられます。

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