めざせ逗子海岸!

夏になると、円海山から天園ハイキングコース経由でひたすら南下し、 逗子海岸まで歩いてそのまま海水浴を楽しむ、といったパターンもあります。 紫外線の強い10時頃〜14時頃の時間帯を中心に、木陰が続くハイキングコースをずっと歩いていれば、 日差しが適度に弱まった頃に逗子海岸へたどり着けます。これなら、日焼けしすぎることもありません。 ただし、海水浴場は17時で終わりなので、16:30 頃になったら着替えて帰りの準備をしましょう。

このコースで洋光台や港南台から逗子海岸まで歩くと、昼食などの休憩時間を入れて4〜5時間かかります。


ユースナイトハイク

似たようなものとして、逆方向に逗子から港南台まで歩いて北上するというハイキングツアーも存在します。 毎年9月初め頃に行われている「ユースナイトハイク」がそれです。 かつては、夜通しずっと、三崎口 → 逗子 → 港南台、まで歩くという 30km コースが あったのですが、今年は逗子からの 15km コースだけになったようです。

まだ参加したことはありませんが、今年(2002年9月7日開催予定)の案内では、 鶴岡八幡宮を経由して天園、というコースになっていて、私が個人的に歩いてきた コースとは若干異なるようです。 天園〜円海山までは、たぶん同じようなコースだと思います。

→ 詳細は港南区のホームページ参照


天園から逗子海岸への行き方

天園までは「円海山・大丸山マップ」などを見ればわかるので、天園から先について説明します。

天園を降りたら、まず瑞泉寺方面へ進みます。

天園から20分くらい歩くと、このように十二所(じゅうにそ)へ 降りる道がありますが、こっちは鎌倉霊園・朝比奈切通し・金沢八景方面への近道のようです。

というわけで、引き続き瑞泉寺方面へ進みます。

▼さらに進むと、このようなT字路が現れます。右へ曲がるとまもなく瑞泉寺ですが、 明王院へ行くには、ここを左へ曲がります。

▼階段から降りてきたところ。上は行き止まりなので下へ。

▼これが明王院です。

▼明王院の説明

▲英語のほうをよ〜く見ると、日本語にはない「鎌倉の北東、forbidden direction に位置している」と いった記述があります。forbidden direction ...直訳すると「禁制方向」... 実はこれ、風水でいう「鬼門」を英訳したものなんですね! アクセスの禁止された Web ページをつついたときにも Forbidden というエラーメッセージが出ますが、 あれと同じ単語です。

▼明王院を過ぎたら、滑川の橋を左折すればまもなく明石橋です。

▼ここが明石橋交差点。
写真の正面が逗子方面。「鎌倉逗子ハイランド」という住宅街がある。

ハイランドから久木大池へ降りるためには、できるだけ左側の山寄りを 進むのがよいのですが、黒くて長〜い柵があったら要注意。 この柵より山寄りを進むと行き止まりになって戻る羽目になってしまうので、 早めに柵の向こう側へ出るのがコツです。入口付近の小さな公園を通過すると 比較的簡単に柵の向こう側へ出られます。

「逗子清寿苑」まで到達できれば一安心。
左側にハイキングコースの入口があったので 試しに行ってみたところ、山を上るコースになっていたが、 どう見ても久木大池へ行く道ではなさそうなので、引き返しました。 どこへ通じているのか気になるところですが、おそらく朝比奈切通しか、 池子弾薬庫跡地の米軍住宅付近ではないかと推定されます。 (こちらのサイトの久木大池トレッキングレポートも参照)



▼2006.7.30 撮影:よりわかりやすい説明に変わっていました。

▲なんと、ここから久木大池だけでなく、朝比奈切通しまで行けるんですね! 米軍池子弾薬庫がなくなったことで、道がつながるようになったのでしょうか?

ただ、このハイキングコースは、鎌倉天園のハイキングコースと直結していません。 その最大の理由は、滑川沿いから朝比奈ICへの道路(→ Yahoo! 地図情報での位置:「十二所」と書かれた付近にある道路)がトンネルではなく、 ヘアピンカーブで山越えしているからです。したがって、両者のハイキングコースを行き来するには、 どこかでこの道路を横断しなければならないのです。

▼久木大池公園の入口。

▼久木大池上流の湿地帯。ボードウォークで渡れるようになっている。

▼久木大池

▼この池は、釣りが禁止されています。

▲にもかかわらず、釣りをしている者ばかりでなく、これを破壊してしまうという とんでもない奴までいるようです。破壊している奴を見かけたら通報しましょう!


▲この「やまなみルート」は、さっきの「逗子清寿苑」の入り口から続いている可能性大。 ただ「やまなみルート」だから、一旦登ってまた降りることになりそうです。 円海山から歩いてきたあとでここを通るのは、時間と体力が余っていないときついと思います。

▼久木のせせらぎの上流側入口。

▼ここでも蛍が見られるようになりそうだ。


▼聖和学院近くにある「久木トンネル」。JR逗子駅や京急新逗子駅へ 行きたいときはこちらが近道。


▼海岸へ行きたいときは、谷伝いにここをまっすぐ進んでもよい。 JR横須賀線を越えないと行けないので、踏切の位置を確認しておこう。


▼県内一高齢化が進んでいるとは知りませんでした...。(クリックするとこのホームページへ飛びます)
逗子市TMO


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