CubeXでの造形開始前の処置


装置の初期化

 ファームウエアV1.05での造形確認では、事前の造形の処理関係の影響が蓄積される可能性があり、思わぬ所で位置ズレなどの障害が発生する可能性がある。
 これらの影響を無くす為にも、必ず電源を断った状態から装置を立ち上げて装置の初期化を図り造形を行うようにした方が良い。
造形準備  造形開始時にプリントパッド・ガラスにCube接着剤(CubeStick)を薄く3回塗りつけるように指示されているが、この接着剤は基本的にプリントパッド・ガラスから造形物を取り除くときに、剥れ易くするもののように感じる。塗布直後はまだ滑りがあり、ヘッドから出るフィラメントの定着が緩く滑りやすく剥がれ易いので、ある程度乾燥させておく(ドライヤーなどで強制的に乾かす)必要がある。

(2014/03/04)
 毎回、CubeStickを塗るのが面倒なので、試しにアルコールで表面を拭いてみたら、粘着が復活する。
 完全に剥がれた場所は無理だが、少量でも残っているようであれば、これで塗る手間が省ける。

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