ここでは、使用している時に表示されたエラーメッセージを紹介していく。
多くの場合は、USBメモリー内に"log.txt"ファイルが残されるので、別途保存してサポートに添付するとよい。
表示 | メッセージ内容 | 原因と対処方法 |
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ヘッドからフィラメントが吐出ししないなどのエラーメッセージ この場合は、ヘッド3が対象である。 造形を中止した事の確認 |
このメッセージが出た場合は、カートリッジからフィラメントが適切に送られているか確認する。また、該当するヘッドからの吐出し状況を確認しヘッドが目詰まりしていないか確認する。 尚、造形開始時に起きた場合は、ヘッドの押し付け過ぎで吐出しが出来ない場合も在るので、適切なZ-GAPの調整が出来ているかも確認する。(装置を傾けるとZ-GAPが狂う場合がある。) |
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ヘッドの温度管理でのエラーメッセージ コード14が何を意味するが不明。 ファンクションボタンを押すと造形を一時停止している表示が現れ、更にファンクションボタンを押して造形開始のアイコンを押して造形を続行させる事が出来た。 ログファイル |
0.1mmピッチでABSのブラウンでの造形時にサポートと本体とでのヘッドの温度設定の違いがあり、それで出た可能性がある。 サポートが造形し終わるまで、このエラーが繰り返された。 サポートが造形し終わると、問題なく造形を続行できた。 対処としては、サポートが造形し終わるまで、再スタートを繰り返すしかない。 温度が所定の温度に時間内に到達できない事か、温度が高すぎるのか? |
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ヘッドの温度管理でのエラーメッセージ コード12が何を意味するが不明。 温度上昇で設定温度に到達しなくて出力されると考えられる。 |
このエラーが出た時の原因は、ヒーターが破損して加熱出来なくなっていたもので、ホットエンドの交換が必要であったが、交換後もエラーが出たので、接続のコネクターの接触不良が原因だった。 |