Fender E.C.Signature Model

since 1992.Apr.

spec

Model Number 010-7602
Serial Number SE905415
Body Alder
Neck Maple
Fingerboard Maple (9.5" Radius/241 mm)
Scale Length 25.5" (648 mm)
No. of Frets 22 Vintage Frets
Width @ Nut 1.650" (42 mm)
Machine Heads Fender/Gotoh Vintage Tuning Machines
Pickups 3 Gold Lace Sensors (Neck, Mid, Bridge)
3 Texas Special PUs
Pickup Switching 5-Position Blade
Controls Master Volume
Master TBX Tone Control
Series/Pallarel Mode Switch
Mid Boost (+25dB)
Master Tone
Pickguard 1-Ply White
3-Ply 8-Hole White Pearl Shell
Bridge "Original" Vintage Synchronized Tremolo
with GraphTech String Saver Bridge
with Roller Saddle (Blabe Falcon)
with Brass Saddle (T.Advans)
with 6mm Bar
Unique Features Special "V" Shape Neck
Blocked Tremolo
Active Mid-Boost Circuit
Strings Fender Super 250R’s (.010 to .046),
Nickel Plated Steel pn# 073-0250-006
Ernie Ball Regular Slinky
Ernie Ball Power Slinky (11, 14, 18p, 28, 38, 48)
Accessories Hardshell Case
Strap
Cable
Truss Rod Adjustment Wrench pn# 0023811000 (1/8" Hex)
Saddle Height Adjustment Wrench pn# 0018531000 (.050" Hex)
Weight 3.8kg

イケベ渋谷店 170,000前後
日付け後付け品費用
1999.Aug.?GraphTech: String Saver4,000
1999.Oct.23ESP: Arming Adjuster3,000
2000.Dec.3Fender: Texas Special × 315,000
Fender: 1 Ply White Oick Guard3,700
Fender: Volume/Tone Knobs(3)1,000
Fender: 250K Split Shaft × 32,700
Fender: 5-Way Selector Switch2,100
1999.Dec.8Fender: Pickguard White Moto6,800
2003.Apr.5Orange Drop? 0.047[μF] Capaciter?
2003.Apr.10無漂白牛骨ナット + ネック調整 @ Millimeters Music5,000
2003.Aug.30東富アドバンズ Guitar Saddle ST10,000

サンプル音源

一つ前の姿/ 二つ前の姿/ 三つ前の姿

手を加えていない唯一無二の....ピックガードに彫りモノ、 ストラップピンをロックピンにしてあるか(苦笑)...ギター。
のハズだったんだけどねぇ。

アームが折れたのを修理に出しまして。1999年8月。修理先は「King Guitars」

ふつーの Fender USA のアーム径って、4.8[mm]なんですよね。 国産のビンテージ風のモノで 5[mm]。 また 4.8[mm] で折れちゃうとイヤだから
# 二度(笑)あるコトは三度あるって言うし
思い切って 6[mm]....Floyd Rose とか、これでしょーなぁ.... に開け直しました。
費用は 5,000円強。他にもこういう修理を予定されてる方、 いらっしゃいましたら(いないだろ(笑))参考にして下さい。 これで滅多なコトじゃ折れんだろぉ。これで折っちゃったら.... どぉしよ? American Standard のにでも載せ変えようかな(笑)?

で、ついでに、駒を Graph Tech というメーカの String Saver なんつー テフロン加工された樹脂製のモノに変えてみました。 なんでか?ってーと、金属板を折り曲げた形のふつーの駒だってーと、 弦高調整螺子が飛び出してて、右手側面でミュートする時に痛いんです。 で、短い螺子を使うってーと、これがまた、なかなかいい長さのが なくって。

んなモンで、螺子が噛んでる部分が長いモノに変えようと思って まして。そいで、こーゆーのを使ってみようとした次第であります。 これ、吉祥寺の新星堂で 4,000円だったかな。
これのうたい文句は

つーコトらしいんですが。なんか、まだ恩恵を実感できません(笑)。

フローティングにして、アームをメ一杯上げた時に、二弦が約半音上がるようにしました。 こーすると、3弦は約一音上がる。


1999年10月23日。ESP のアーミング・アジャスターを取り付ける。

フローティングさせてると、チョーキング時に、ブリッジが上がってしまって、 他の弦の音が下がってしまう、ってーなコトがあったりしますが。 それを防ぐモノ。

まー、バネ仕掛けの、ちょっとしたつっかえ棒なのだ。 チョーキングくらいの力ではアームダウンの状態にならないよーにして、 アームを掴んでのアップだってーとちゃんと効くつー。
下、左がふつーの時、右がアームアップ時の写真ですわ。

イシバシ@町田で 3,000円なり。

副次的な効能としては、1弦を一音下げたくらいじゃ、他の弦に影響を与えないよーになる ....つまり、とっさに高音4本だけオープンGにしても、けっこーダイジョブとゆー。 あと、トレモロブロックと、本体に橋渡しが出来たコトにより、弦鳴りのボディへの伝搬が よくなった....特に3、4弦....ってコトでしょーか。生音がデカくなった。


2000年11月29日。 ウェブで検索してたら、ウインナー楽器ってトコで Fender Texas Special のストラト用が出てたので通販を申し込んでしまう。
最近の Eric Clapton も、B.B.King との共演アルバム「Riding With The King」の中ジャケで判るように、 レースセンサーではなくポールピースのあるピックアップを使っているのだ。 もしかしたら Texas Special なんではないだろーか?と思っているんだが....。

2000年12月 1日。Texas Special が届いたのを友人に告げると「早く弾かせてくれ」と言われてしまう(苦笑)。 交換は、ぼちぼちとパーツを揃えて、気長にやるツモリだったのに(笑)。

2000年12月 2日。しょーがないので、友人の結婚式(お茶の水)と二次会(渋谷)の合間を縫って、パーツを買い漁る。 ホントはパールのピックガードにしたかったけど、見当たらなかったんで、白 1プライで我慢する。 そのウチ、注文して取り寄せよう。
楽器屋を巡ってたら、現在の EC の PU は、Fender が EC と協力して開発したという「Vintage Noiseless」とゆーものだそーな。 うううう。ってなコト知ると、欲しくなっちゃうじゃないか(笑)。ま、まずは Texas Special でいってみましょー。

2000年12月 3日。作業開始。
まず、Lace Sensor が載ったアセンブリを外し、いつでも簡単に Texas Special と交換できるよーにしてしまうコトにする。 ボディとピックガードの配線連結をコネクタにしてしまう。

実は、これに、エラいてこずりました(苦笑)。 コネクタのピンを逆並びに結線しちゃったりして、二個、コネクタを無駄にしてしまいました。 余分に買っておいてよかった、ほんと。
Texas Special の方は、Mid Range Booster を使わずに使ってみるコトにしました。 なので、ボディの Booster 回路側のコネクタは、今回使用しません。
んで、配線もちょっと凝ったモノにしてみました。これは Dan Armstrong 発案の回路だそーでして。 仮に Mix Volume と名付けたモノで、以下の表の上下の組み合わせ間のバランスを取るコトができます。
Position12345
Mix Volume Min. front front+middle (pallarell) middle middle+rear (pallarell) rear
Mix Volume Max. front+ middle (series) middle+rear (phase out pallarell) middle front+middle (phase out pallarell) middle+rear (series)

配線図を公開しているページがありまして。 DGB Studio。 こちら、エレキギターやベースに関する話が豊富に載っております。 お勧め。 このギターの参考にさせていただいたのは、「トーン配線図」下の「3S Variation (12)」をクリックして出てきた画面の 「3S09」という回路図です。

Texas Special の使用感なのですが。元々 Stevie ray Vaughan シグネーチャモデル用 PU として開発されたってコトなので、 これで誰でも明日から SRV.....と言えるワケではなく(苦笑)。 とりたてて太いとかそういう感じではないですねぇ。 Lace Sensor + Mid Booster というのから比べても、それほどワイルドで生々しい音になるワケでもなく。 なんだか可もなく不可もなくとゆー感じですかねぇ。ちょっとがっかり。 もうちょっと深みのある音が出るかなぁ?と思っていたんですがねぇ。 まぁ、アンプのキャラクタによるのかもしれません。しばらくはこのまま使ってみましょう。
PU は各ポジション用に少しずつモディファイされてるんですが。middle だけが、なんだ浮いてるように感じます。 これはもしかしたら、この配線故かもしれません。いつかノーマルな配線に戻してみよーかなぁ?なんて思ってもいます。
front、rear なんですが。ちょっと面白いクセのある音がしますね。箱鳴りしてるみたいな。 middle だとあんましこれが感じられないんですよね。

配線の方なんですが。phase out pallarell の音がエラい小さいです。 今のトコロ、使い道がみつかりませんねぇ。うーむ。
直列の方は、ちょっと前に出たい時なんかに有効でしょうねぇ。これはよいです。 Texas Special は middle だけ逆磁極逆巻きになっているので、他の PU との組み合わせではノイズキャンセルできたりします。 実際、ハムノイズは単発よりも軽減されますねぇ。 series でノイズがあまり出ないのも嬉しいですね。

と、まぁ、今回のトコロはこのヘンで。


2000年12月7日。イシバシに寄ってパール柄のピックガードを注文。 これが来たら、Mix Volume のトコをスイッチ化する改造をしよう。

2000年12月8日。昨日の今日でもう入荷の知らせが。というコトで取りにいく。 しょーがない、改造するしかなかんべぇ(笑)。

最初、Mix Volume をロータリースイッチに置き換えるだけのツモリだったんだけど。 よく使うハーフトーンから直列に移行すんのに手間がかかりそうなので、もちょっと考えて以下のような回路にしました。

各ポジションでは以下のようにセレクタ−が切り替わる、と。
Position12345
Mode Switch: up front+ middle (series) front+ middle (series) off middle+rear (series) middle+rear (series)
Mode Switch: down front front+middle (pallarell) middle middle+rear (pallarell) rear

これで、ノーマルモードでは、middle PU に余計なモノもブラ下がらなくなり、 予想通り middle だけなんだか浮いてるよーに感じるのが解消されました。
難点は、見た目がちょっと....。 ロータリースイッチのシャフトの径が太くて、通常のトーンつまみがとりつけられなくて。 さらにシャフトが他よりもちょっと長いんで、スイッチのツマミがちょっと飛び出してて。 うぅ。


2000年12月18日。Fenderのページからスペックを写す。自分が買ったのは 1992年なんだけど。 大きくは変わってないと思うんだが。
2001年11月25日。Mid Booster を使えるような配線にする。
Lace Sensor のアセンブリを見てみたら、ボリュームのポットが 50K と書かれてた。 Booster のゲインのポットは 250K だったので、そのまま使えるので交換の必要なし。 ボリュームの方は、今くっついてる 250K でも問題ないだろ、と、そのまま作業。
しかし。ダメでした。
ボリュームの目盛り 7〜9 くらいの間、ブースターが発振しちゃって。 んで、10まで上げるとなんだかパワーあり過ぎで。 5くらいが丁度いい感じ。 やっぱ 50K にせねばイカンかぁ。 うーむ。
部品箱の中から 50K のポットはみつけたけど。 シャフトがノブに合わないから、これは使えないなぁ。 けど、50K のギター用のポットって、あんのかなぁ? 探さねば。
2003.Jan.28
コマをコレのモノに変更。 Blade にくっついてたファルコンというアームのもの。 ローラーサドル。
ここんトコ、なんとなく音が曇ってるなぁと思ってやってみたんだけど。 解消したみたいな感じ。 Graphtech の String Saver、悪くないんだけど、 コマは金属のモノの方が自分には合ってるみたい。

だけどなんとなくしっくりこなくて、なんで?と色々チェックしてみたら、 ネックの仕込み角度がよくないみたいで。

というのを何度か繰り返し、しっくりくるトコをみつけたら。 アームのフローティングまで狂っちゃって。 裏蓋開けて、スプリングの増設、張り具合の調整、アーミング・アジャスターの調整、 までやっちゃって。 なんとか復帰。
こーゆーのって、時間が経つの忘れちゃうよね。
2003.Apr.05
先月、ネックのティルトを戻したり、ネックの反り具合を調整したり、色々イジってたんだけど。 どーもしっくりこない。 プレイヤビリティはそこそこなんだけど。 こう、なんつーか、6弦開放がごつーんと来なくて。 工具箱の中に Orange Drop と思われるコンデンサがあったんで、とりつけてみるコトに。
だけど、全然効果なくて。 Les Paul Special 程の劇的な変化はなかったのだ。 うーむ。
しかし、トーンを外してあるのと、トーンをつけたのであまり差がないってコトは、 こりゃもしかして、かなりデカいコトだったりするのかも。
2003.Apr.06
Van Zandt の Thinline を開けてみたら、コレの Orange Drop は 600V 耐圧だった。 昨日つけたのは 100V 耐圧。 もしかして、このヘンに違いがあるのか?
んで、弾いてたんだけど、どーも 2弦がチョーキングのたびにきゅーきゅー言う。 ストリングガイドだよな、と思い、ローラーのが余ってたのでそれを装着してみる。 だけど止まらない。 なんで?とよーく耳を澄ましてみると、どーもナットらしい。 もう 11年とか経つもんな、そろそろオーバーホールの時期か?と Millimeters Music でナット交換を頼む。
5、6弦の溝が減り過ぎとのコト。 無漂白の牛骨を薦められたので、それにしてみる。 また、ネックがちょっと逆反り気味だとの指摘。 そのへんもあわせて、まずは Millimeters Music が考える最上の状態にしてもらうコトに。 ナット交換とネック調整で 5,000円だそーな。
これで 6弦のごつーんという感じが出るようになればいいんだけど。
2003.Apr.11
退院。 なかなかよい出来。 鳴きもなくなったし。 ごつーんとはいかないまでも、ちょっと張りが出た。 今度はなんかいいサドルがないか物色してみよう。
2003.Jul.20
50KΩのポットが手に入った……とゆーか、部品箱の中からみつけた……ので、ブースターを復活させてみる。 4〜5本の配線を変えるだけでいけたよな?と思ったんだけど、ブースターのツマミをつけなきゃいけなくて。 トーンは残したくもあり。 直列スイッチを外すことに。 なので、ほとんどの配線やり直し。
このブースターはツマミを絞った状態でもちょっとブーストされてたりもするんだけど。 それがいい感じの荒れ具合。
2003.Aug.30
音がバリっとしないのは駒のせい? と思って、 東富アドバンズ 製のブラスの駒にしてみる。
結果、音が明るくなったよーな感じはあるものの、 なんだかがしゃがしゃしたトコの音量が増えただけのような。
けど、これはミッドブースターとこの駒の組み合わせのせいのような気もせんでもなくもなく。 ブースターを復活させてみて思ったんだけど、なんかちょっとダイナミックレンジが狭くなってるような気がして。 このブースターは元々 Lace Senser 用なんだから、Texas Special とは相性が悪いのかな? ちょいと考えドコロだなぁ。
と、どうも、ネックがねじれてきてるよーな気がせんでもなくもなく。 1弦の弦高をかなり上げてるのに、音が詰まっちゃう感じ。 もう 10年くらい弾いてるもんなぁ。 どっかにガタがきてもおかしかないよな、そろそろ。 もしかしたら、こないだ換えたナットの溝が、ちょっと深いのかもしれんなぁ。 ちょっと瞬間接着剤で埋めて、様子をみてみっかなぁ?
2006.Nov.26
あらー。 丸三年も放置してたのか。 えーと。 その間、何したっけな? で、今回、Lace Sensor + Mid Booster のアセンブリのボリュームポットを交換。 というのも久々に使ってみたら、ガリが出ててシャフトがグラついてたので。
このポット。 50KΩA って値で。 ふつーでは手に入らない。 ってコトで山野楽器に問い合わせ。 するってーと。 とのことだったので、タハラ楽器にお願いしてみる。 値段は 2,000円しない程度。 ってコトでメモ代わりに残しておこう。
ブーストのポット…こちらは 250KΩA…もちょっとガリが出てるので、そのうち換えてやんないとな。