『平凡パンチ』昭和51年3月18日号より

(悦子さんが行っているトレーニングの説明があった後で)

― (インタビュアー) ちょっと待って。腕、さわらせてくれる。

(悦子さん) 「どうぞ。これがねえ、ちょっと恥ずかしいんですよ。」

― ムッ! グリッと筋肉のスジがはっきりとわかる腕だ。しかもフトイ!... オトコ、マッサオの腕だね。

「こういうフワッとしたものきているわからないでしょう。でも、水着になんてなったら、もう・・・・」

― そんじゃ、バストもフトウなった?

「...そんなでもないけど、ワキの下のところがスゴイ!」

― 濶背筋だな。鏡の前でポーズをとれば、逆三角形?

「そんな! でも、自分でもワッスゴイなぁ、なんて。」

― 腹筋も強そうだね。

「カチカチ。叩かれても平気。でも一度、千葉サンに蹴りを水月(みぞおち)に入れられ、吹っ飛んだことあります。」

― 足を動かすたび、パンタロンをはいてはいるが、フトモモあたりの筋肉が、ムリムリと躍動する。こりゃあ、蹴りも強そうだなァ。

「力を入れるとプクッとフトモモの筋肉が膨らむんです。だから、水着の仕事は一回だけ。」

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