YOKUWAKA 34

- prologue -

2010/01/19

 最近、書くペース/量ともにおとろえ(?)つつあるようなので「YOKUWAKA 21」の形式に戻して(?)みようか……とゆーわけで、今年(2010年)なのか今回(よくわか34)なのか未定だけど、少しだけなつかしく感じているのはきっと私だけ! とりあへず、今回書こうと思っているテーマだけ枠を作っておこうか……と思ったけど、途中で放棄! ←をひ。今年も来年もこれからも死ぬまで&死んでからも、よい年でありますように!!

千代菊

2010/02/13

 二年ぶりに、千代菊の酒蔵開放へ行く。昨年は直前に案内が来たため「数日前に言われても行けねーよ!」と断念したのだが、今年は一ヶ月以上前に教えてくれたのでスケジュールできた。多分、似たような人がいてクレーム(というほどでもないと思うが)あったのでは? と勝手に思ってみる。あいかわらず、おカネがないので「ぷらっとこだま」で移動。しかし、よくわかんないけどグリーン車。「こだま」なのに、車型は700系。300系は、そう遠くない将来に引退してしまうのだろう。ダイヤが過密なのか、ATC160(?)信号までの加速がすごい。しかし「こだま」なので、優等列車退避駅での停車時間が長い。小田原では「のぞみ」を、二本先に行かせた。三島でも、五分間停車して「のぞみ」を先に通す。

 小雪が降るという天気の悪さで、平塚の新幹線住宅は見えなかった。富士川橋梁からの富士山もNG。残念。名古屋に到着して、とりあへず栄のヨコイで「あんかけスパゲッティ」を食う。いつの間にか、店内は撮影禁止になっていた。ホテルに荷物を預けたら、名鉄で常滑に向かう。名鉄名古屋駅のホームは、方面ごとに乗車位置が異なる色分けがされている。合理的で、わかりやすくてよい。名鉄名古屋から常滑までは、特急で35分。駅前の観光案内所で地図をもらって、徒歩で散策。おそらく一時間ぐらいかければ十分まわれると思うのだが、のんびり三時間ぐらいかけて色々な窯元(工房?)をまわる。せっかくなので、セントレア(中部国際空港)へ行ってみることにした。スカイデッキに出てみると、ちょうどTake Offするところに遭遇。強い北風の中、どこかへ飛び立っていった。

2010/02/14

 名古屋に来たら、やっぱり朝は「モーニング」。とゆーわけで、コメダ珈琲へ。名古屋でモーニング(コーヒー)を頼むと、トーストとゆで卵が無料で付いてくる。なにも言わなくても、出てくる。「セットで」とか言う必要は、ない。さて、いよいよ千代菊の酒蔵解放へ。前回はお嫁さんの希望でJR東海道線を利用して岐阜まで行ったが、今回はSFパノラマカードを購入したこともあって、名鉄名古屋から名鉄に乗り、笠松経由で竹鼻へ向かう。千代菊に到着すると、竹鼻商店街のマスコット「タケちゃん」がいた。酒蔵見学は「中の人」によるものと、iPhoneアプリケーションを利用したARっぽいものと二種類。それぞれ一長一短あると感じたが、どちらもおもしろかった。

 千代菊を出て羽島市役所駅に行ってみるが、そちら側では食事処がみつけられなくて竹鼻駅に戻る。時間が中途半端になってしまったが、これは前回も同じ。前回は名古屋駅周辺をぶらぶらしたが、今回は犬山に行ってみることにした。しかし犬山に着くと、もう15:00。犬山駅前の観光案内所で地図をもらって城下町を散策するが、時間の関係で犬山城には入らずにUターン(16:30に閉館)。犬山駅前の金券ショップで、新幹線の切符を購入。名古屋に戻って、帰りは「のぞみ」であっという間に東京に戻る。行きは三時間かかったのに、帰りはたったの一時間半。N700系、さすが!

2012/02/18

 今年も、千代菊の酒蔵開放へ行く。昨年も行ったが省略。昨年は東日本大震災の翌日(2011/03/12)開催で、中止も検討されたらしい。しかし、どこもかしこも地震のニュースで世の中全体が暗い雰囲気となっていた中、開催してもらって逆によかった。家の中にいて、ずっと地震のニュースを見ていたら気持ちが沈んでしまっていただろう。それでも、自粛ムードは日本全国を駆けめぐった。当時感じたのは、もはや日本のファッショは文化だな、ということ。あーゆーときは民度も出るし、個人の本性もわかる。

 いつもはカネがないので「ぷらっとこだま」を使うのだが、今回は「リニア・鉄道館☆往復きっぷ」なるものを購入。このきっぷは「のぞみ」に乗れるので、時間をカネで買おうではないか。前日は関東を含めた太平洋ベルト地帯が大雪(と書くと、雪国の人に笑われるが)で、当日は東海道新幹線が関ヶ原で徐行運転を実施していた。しかし、名古屋までは定時運行らしい。それは別に気にしない。気にしないつもりでもニオイがすごいので気になってしまうのが、新幹線の車内でマニキュアを塗るおばちゃん。聞いたことはあったが、まさかネタではなくホントにいるとは! その「聞いた話」では「注意したら逆ギレされた」とのことだったので、しばらく放置。「のぞみ」のおかげで、あっという間に名古屋に着いて助かった。

 あおなみ線に乗り換えるのだが、場所がどこだかわからない。駅員に聞く。ホームに上がると、なぜか男子がいっぱい。まさか、この連中もリニア・鉄道館に行くのだろうか。心配していたところ、終点の金城埠頭の改札口を出たら、彼等は別の施設にぞろぞろと向かって行った。Twitterで調べたら、SKE48の握手会だった。こんなに寒いのに、朝早くから大変ね。写真は、こんな感じ↓。大変、よろしい。

リニア・鉄道館 - Googleフォト (2012/02/18)

Palm

2010/05/12

 たしか2006年か2007年頃、Palmの母艦PCのLotus Notesクライアントを6.5から7.0へバージョンアップをしたところ、IntelliSyncがうまく動かなくなってしまった。「うまく」が具体的にどういう症状だったのかは記憶があいまいなのだが、とにかく使わなくなってしまった。さらに2007年後半にiPod touchを買ってから、普段持ち歩くのもPalm TXからiPod touchへ変わってしまった。現在、Palm TXは実質PEM(金銭出納アプリ)ぐらいにしか使っていない。なのに今頃になって、IBMが「Lotus EasySync Pro 4」なんてものを出してきた。いまさら遅いっての。とりあへず、しばらくはGooCalSyncを使い続けようかと思う。それにしても、もうPalmはおしまいなのかねぇ。HPによる買収も、吉と出るのか否か……。

ポメラ

2011/11/12

 2011/01/09、散々ひっぱってポメラDM20シルバーを購入した。本当はもっと迷って迷って楽しみたかったのだが(をひ)、お嫁さんが背中をドーンと押してくれた。それにしても、ガンダム(DM11G)は高い。さて実際に使ってみると、変換精度が予想以上に高い。これは、よい。

 三日後には、microSDカードを購入。ポメラ専用にしようと思ったので、Class 2の2GBで十分。これで、環境は整った! のは、よかった。そして予想通り……使う機会がない! ←をひ。家の中では、ポメラを使わないのである。そして外出するときポメラを使ってなにかを書くことって、ないのである。いや、当初はあると思っていたのだ。昔F1を観ながらノートPCに「よくわか」のネタを書いたり、旅行先で日記を書いたりしていたから、それをするつもりだったのだ。そんなこんなで、あっという間に月日は過ぎて……

「ポメラ」の最新上位機種「DM100」11月25日発売、Bluetooth 2.1+EDR搭載 -INTERNET Watch

 折りたたみ式キーボードの厚さが気になっていたところに、ストレートタイプのキーボードである。しかもBluetooth 2.1 + EDR搭載で、スマートフォンのキーボードとしても使用可能! これだ!! いやいや待て待て。DM20と同じだ、どーせ買っても使いやしない。カネのムダである。否! 初代iPod touchのソフトウェア・キーボードがもっさりしすぎて、イライラしているではないか。もう、我慢の限界だ。とかなんとかそんな感じで、とりあへずまだ発売もされていないことだし、このネタでしばらく(半年ぐらい?)迷って迷って楽しみたいと思う。

2011/12/29

 スマホだのスマタブだの、世の中は大騒ぎである。ガラケーことフューチャーフォンなんか使っていたら、きっと女子高校生にキモオタ扱いされるに違いない。え? 使っていなくてもキモオタ? なるほど。「ただしイケメンに限る」ってやつですな(←違う)。で、話は唐突に変わるけどiPod touchは通信環境がWi-Fiしかないので、iPhone 4Sを購入してみた。Softbankというか孫ちゃんがキライなので、SIMフリー版を購入してSIMは日本通信のb-mobile Fairにした。で、ポメラのバーコード読み取りアプリをインストールしたけど、一度も使っていない←をひ。やっぱり、予想通りの展開ではないか。自分には、ポメラなど必要ないのだ! DM100を買ったところで、一度も使用することなどないのだ!!

 ……でも、欲しい。

2012/01/05

 今年は、必要以上に我慢をしないことにした。もう少しだけ、自分の気持ちに正直に生きよう。とゆーわけで、ポメラDM100を購入。ビックカメラよりも、Amazon.co.jpの方が安かった。とりあへず(ママ)、なんか書いてみる。

 DM100で書いてみるテスト。 折りたたみキーボードではないため、打鍵時に安定している。 PCとキーボードの大きさが違うのはよいとして、半角/全角の位置がどうしても気になる。といっても、この類はそのうち慣れるものだ。

2012/09/22

 最近(というには期間が長いのだが)の使い方は、こんな感じ。

  1. テレビやビデオを観ながら、ポメラDM100でダラダラと書く。
  2. iPhoneアプリのポメラQRコードリーダーで読み取って、Twitterに投稿またはEvernoteに保存。

 家電Watchの家電製品ミニレビューにも書かれているが、蓋が開けにくい形状になっている点は改善して欲しい。

2016/12/09

 いつもの展開(結果?)だが、結局ポメラDM100は使っていない。「外出先で文章を書くシーンって、なかなかないよなあ~」と思っていたところ、Ingressをするようになり「外出=Ingress」になった。記事を読めば欲しくなるけど、さすがに買うことはないでしょう。ちなみにPORTABOOKは、まったく買う気がおきなかった。ノートPCは、大きくてもいいから薄いのが好み。

老害

老害 - アンサイクロペディア

2010/05/29

 錦糸町駅で、都バスを待っていた。列が微妙に前に動き、自分もそれに続いた。突然じいさんが左斜めに立って、自分の前の青年の後ろに並んだ。青年の家族かと思ったが、青年と会話や会釈はない。横入りは困ると思ったので、ねんのため「ご一緒ですか?」と確認した。すると、
「前に時刻表を見に行っただけだ。てめえがココだと思うのなら、前に行けばいいじゃねえか」
 と、おっしゃる。意味が、よくわからない。頭が混乱して黙っていると、
「オレはココに並んでいたけど、時刻を確認しに列を離れたんだよ」
 と、続けた。自分は約10分前から並んでいたが、じいさんがやって来たのは数分前で、それまではいなかった。
「私は、この人(と、前の青年を指し示す)のうしろに並んでいましたよ」
 と伝えると、
「じゃあ、てめえが前に行けよ」
 と言って、自分のすぐ後ろに並んだ。しかし、列の最後尾はもっと後方である。
「列の一番後ろは、向こうですよ」
「うるせえな。てめえは前に行けばいいじゃねえか。オレは時刻を見に、ちょっと列を離れただけだよ」
 と言うので、自分のすぐ後ろに並んでいたスーツのおじさんに、
「この方、並んでいましたか?」
 と確認したところ、首を左右に振ってそれ以上はなにも言う気配なし。あきらかに、関わり合いになりたくないモードに入っている。おじさんが言わないなら仕方ないと思って、
「列の最後尾は、あそこですよ」
 と伝えたところ、じいさんはスイッチが完全に入ったみたいで、
「てめえにそんなこと言われる筋合いはねえんだよ。(以下略)」
 と、かなり長いことしゃべった。色々言われたことを要約すると、以下の通り。

 どうやら自分は、昔ヤクザだったじいさんにテロ行為をしてしまったらしい。ここに、謹んでお詫びもうしあげます。

2011/09/18

 2011/09/18(Sun)16:18、地下鉄千代田線我孫子行きが日比谷駅に到着した。ドアが開いてBとCが降車を開始したところ、ホームにいたAがBとCの降車を待たずして乗車を開始した。AとBの身体半分が接触した直後、いきなりAは振り返りBの背中を殴った。それを見たCはAを取り押さえようとしたが、Aは激しく抵抗した。

C「ちょっと、なにやっているんですか!?」
A「だってこの人(Bを指す)、私を小突いたんです」
C「小突いてなんていないでしょ。あなた、後ろから殴ったでしょ」
A「離してください!」
C「警察呼びますよ!」
A「呼べばいいじゃないですか。だって小突いたんですから!」
C「電車は、降りる人が先でしょ!」

 ここでBが「いいから、いいから」と言ったため、CはAを取り押さえることを中止した。Aが車内の奥に逃げ込んだため、Cは降車した。Bは、すでに降車していた。

 私は常々、自分はそのうち「団塊」以降の世代に"色々な意味で"「殺される」んぢゃないかと思っているのだが(年金問題も、そのひとつ)、ホントにシャレにならないような気がする。

マクロスF

2010/08/09

 ようやく、録画しておいたマクロスFを観る。第08話「ハイスクール・クイーン」。ラストでシェリルが髪をかきあげるシーンは、エヴァ第八話「アスカ、来日」のラストのパロディ? 第13話「メモリー・オブ・グローバル」。マクロスの中でランカが捕らわれるのは、劇場版マクロスのパロディ? グレイスがフォールド断層を発生させる装置(ディメンション・イーター)に腕を突っ込むシーンは、まるでバスターマシン3号を起爆させるガンバスター。フォールド断層に飲み込まれる星から脱出するシーンは、クラッシャージョウの「最終兵器アッシュ」を連想させる。第14話「マザーズ・ララバイ」。これは、まるで劇場版マクロスでボドルザーの旗艦に突っ込む一条輝ではないか。

ルディア:で、シェリルとランカのどっちがタイプなの?
STIC:をっと! いきなり、ひさしぶりのルディア形式だな。
ルディア:まったくよね~。で?
STIC:クラン・クランだろ。
ルディア:へえ、あんたが巨乳好きだとは知らなかったわ。
STIC:え? マイクローンの方だけど。
ルディア: ダメだ、こいつ……。

SNS

2011/11/19

 SNSが流行っている。TwitterFacebookGoogle+LinkedIn等々。SNSとは、ソーシャル・ネットワーク・サービスの略である。「ソーシャル」って、一体なんだ?

蔓延する誤った「ソーシャルメディア」の定義【水谷翔】 : TechWave

 リンク先記事によると、「SNSとは、『実際の友人・知人との関係をネット上に移したもの』」だという。そして「ソーシャルとは『リアルな友人との関わり合い』のこと」とし、対するものとして「インターネット的なもの」を挙げている。「ソーシャル対インターネット的なもの」とは「リアル対バーチャル」ということか。以下のリンク先記事の「蛇足」を読むと、この記事は猛反発を受けたらしいが簡単には否定できない。

実名でなければGoogle+アカウント停止に【湯川】 : TechWave

 とはいえソーシャル=リアル、インターネット的なもの=バーチャルという図式は違和感ないだろうか。以下のリンク先記事では、それが指摘されている。

ソーシャルはリアルに傾くのか、デジタルネイティブは未来を生きているのか【湯川】 : TechWave

ただ現時点で多くの人が、リアルの人間関係とバーチャルの人間関係の両方をソーシャルメディアの中に持っているというのは事実。実際に会った人とソーシャルメディア上でその後も親交を深めたり、ソーシャルメディアで知り合った人と「実際に会ってみましょう」ということになったり。佐々木俊尚氏が、リアルとバーチャルの両方の人間関係が融解しつつある、というのはその通りだ。

 私も、そう思う……が、オールドタイマーは「ネット上ではバーチャルな人格。リアルの人間関係には非公開」という人が多いのではなかろうか。自分自身も、そういった区別をしている。なにしろ20年前に「ネット」といったら、それはインターネットのことではなかった。「パソコン通信」なるものであり、世間の認識はパソコン・ユーザー=オタクだったのである。でも、21世紀になって変わった。なにが起きたか。ネット上に、バーチャルな人格とリアルの人格の二種類が存在するようになったのである。後者が、「ソーシャル」だ。ただおそらく、こんな定義はしばらくするとまったく意味をなさなくなる。デジタル・ネイティブが、そういう価値観をぶっ壊すだろう。

 またオールドタイマーの違和感を「ソーシャルの"気持ち悪さ"」と表現した以下のリンク先記事では、電話の例を挙げて「いずれは慣れていく、もしくは時間をかけて解消されていく」と書いている。これも、おそらく正しいのだろう。

ソーシャルの“気持ち悪さ”と“心地よさ” - 記者の眼:ITpro

2011/11/21

"リアル知り合いだと思っていた人に友達申請したが、承認してもらえなくて凹む。3マス、戻る。"

 Facebook上で、Google+ をこき下ろす書き込みを読む。曰く、

 というもの。そりゃFacebookには、先行メリットがあるからね。でも機能が似ているようで、人間関係の捉え方は大きく異なっている。誰でも「友達」という概念でくくってしまうFacebookに対して、Google+ の「サークル」という概念の方が人間関係を正しく把握しているように自分には思える。だって上司と「友達」なんて、ふつ~ありえない。各SNSにおける人間関係の捉え方は、以下の記事で取り上げられている。

気詰まりな「友達」ではなく、緩い「サークル」とはうまく考えたものだ:瀧口範子「シリコンバレー通信」

 そもそも「友達」という翻訳自体も、どうかと思う。元が「Friend」なので仕方ないが、実態は「知り合い」だ。脱線ついでに書かせてもらえば、Twitterが「Tweet」を「さえずり」ではなく「つぶやき」とわざと訳したのは、多くの人に誤解を与えている。「つぶやき」→「独り言」→「なに言ったって別にいいじゃん」というズレを生じさせているように感じられる。

 Google+ はUI(ユーザーI/F)シンプルすぎて、次にどんなアクションをとればいいのかわかりにくい(からダメ、という話ではない)。多分「なんでもできますよ」的な作りになっているのだと思うが、かえって「なにをしたらいいのか、わからない」へ簡単に陥ってしまう、というありがちなパターンではないか。対してFacebookは最大アクティブユーザー数を誇るだけあって、その点うまくガイドしてくれる。「友だちを増やしましょう」と、次の到達点も明確だ。本来は「なにをすればいい」ではなく「なにをしたい」があるべきだとは思うが、全ユーザーが「なにをしたい」を明確に持っているとは限らない(というか、実質無理)。たとえば客が店舗に来てくれたとして、次になにか商品を手にとってもらえるような「次の一手」が大事だと感じた。

2013/06/21

Facebookを半月離れて思うこと。ソーシャル疲れを起こさないたった一つの視点。 | ガチだから!!

 ↑では、「mixi疲れ」ならぬ「Facebook疲れ」といった「ソーシャル疲れ」を起こさないためには日記的視点がよいという。そのこと自体の是非はさておき、リンク先記事で気になったのは「制限リスト」と「親しい友達」に関する記述。後者に対する「ビジネス活用大好気な人」の振る舞いはどうかと思うが、意外とみんな黙ってやっていることなのかもしれない。そして「制限リスト」こそが、日本人が求めていたことなのでは? 社長に言われてFacebookをはじめてみたものの、上司から同僚・後輩・部下までみんな「友達」になっちゃっているから使わないよって人、実際に知っているし。社長を「友達申請解除」なんて、実際できるわけがないではないか←それでもそうするべき、とかいうのは別の話。

Facebook疲れが進む中、Google+ が遂に来るかもしれない理由―@toriaezutorisan : アゴラ - ライブドアブログ

 Google+ がついに来るか来ないかは知らないけど、リンク先記事の以下の記述こそが「ソーシャル疲れ」の原因ではないのか。

なぜFacebook疲れが起こるのかと言えば、人は現実世界においては場面場面に合わせたペルソナを持っているのに、WEB上だとそれがいっしょくたになるからじゃないでしょうか。

 とはいえ、まだまだ日本においてはFacebookの優位性は揺らぎそうにない。「制限リスト」のような「かゆいところに手が届く」機能をリリースしている限り、Google+ にとってかわられる日は先だろう。

2014/02/06

Google+が名前付けポリシーを変更して「実名(common name)」という表記がなくなった : 見て歩く者 by 鷹野凌

「ハンドルネームがOKになった」とか、「どんな名前でも許されるようになった」というわけではないようなのでご注意下さい。あからさまなハンドルネームだと、やはり警告を食らうようです。

 Googleは「異なるコミュニティにおいては、それぞれ異なるペルソナを個人は持っている」ことを認識しているからこそ、Google+ でサークルという仕組みを実装したのではないのか。それなのに実名しか認めない(ただし過去形)というのは、いかがなものか。現在は違うようだが、それでも引用部分のようなことはあるらしい。Facebookと同じ土俵で戦うのではなく、もっとGoogle+ ならではの訴求点をアピールした方がよいと感じるのだが素人考えですかね。

台湾「集集線」

2010/10/24

 とゆーわけで、これを書いている現在(2012/01/09)一年以上も前の話になるが、またしても台湾に行ってきた。今度は台中であるが、まずは成田に行かねばならぬ。京成上野駅から、新型スカイライナー(二代目AE形)に乗る。京成高砂駅からは時速130km、印旛日本医大駅からは時速160km! 高速進行信号!! 成田湯川駅で退避していたアクセス特急を追い抜くときも、時速160km!!! ……あれ? 車内で大興奮しているの私だけ。あっという間に土屋点を通りすぎて、成田空港駅に到着。46分しか、かからなかった。

 機体は、ボーイング767-300。9:33に、Rwy16RをTake Off。コスモをすぎたら右旋回してキサラヅ、セントレア(36,000ft)を通過していく。ミヤザキ、カゴシマをすぎたら少しだけ左旋回して直進。12:05、降下を開始。12:25、新竹で風力発電が見えたと思ったら左Uターン。最終アプローチに入った。12:32(現地時間11:32)、台湾桃園国際空港のRwy05LにLanding。國光客運のリムジンバスで台北市内に向かう途中、工事車両に路肩から追い抜かれた。こ~ゆ~シーンに出会うと、「海外に来たんだなあ」と実感する。

 台鉄台北駅の二階がキレイになって、レストラン&ショップ・フロアーへ大変身。MUJI、東急ハンズ、大戸屋、ミスド……って、ここはどこの国だ。MRTに乗って、士林観光夜市へ行く。みんな右側通行、左側整列乗車。大変、気持ちがいい。ポンニチも見習え。ところがこのあと、夜市で会計をめぐって少々トラブルに……。子供に接客させるなよ、というのがポンニチの感覚なのはわかってはいるけど納得いかん。英語が話せる現地のお姉さんに助けてもらう。謝謝。夜市での食事代は、合計NT$355。帰りは中山で降りて、パイナップルケーキをしこたま(NT$1,854)買い込む。MRTがNT$20だから、買いすぎだ。初日から飛ばしすぎて、万歩計の歩数は27,438歩。しっかりは、5,475歩/52分。534kcal/13.71km。

2010/10/25

 台湾新幹線に乗って台中へ。桃園は減速して通過した。大きな川を渡る度に、植生が少しずつ変わる。台中の市街地が左手に見えると、高鉄台中に到着。在来線新烏日駅と接続していて、いわゆる各停/普通列車で彰化へ行く(NT$15)。集集線は工事のため全線が開通していなかった。そのため、この日は彰化車庫へ行くつもりだった。しかし、行き先表示案内に「車呈」と出ているではないか。駅員のおじさんに聞いてみるが、言葉が全然通じない。でも、「OK。行けるよ」的な感じ。NT$182で車呈までの切符を買い、やって来た気動車DRC-1003に乗り込む。二水までは西部幹線を南下。二水から集集線に入る。ここからは単線。濁水での列車交換は、なぜか右側通行。停車するのに、走行中にタブレットを受け渡す。そして、列車は龍泉に到着した。

 龍泉に到着すると、みんな列車を降りはじめた。当然、我々も降りるように言われる。そこで、はじめて理解した。代行バス運転だから、行き先は「車呈」で間違っていないのだ。彰化駅の駅員のおじさんも、まったく正しいのだ。もう笑うしかない。旅先での楽しいハプニングと勝手に納得して、代行バスに乗り込む。バスからは線路が何度も見えて、これはこれでおもしろい。終点の車呈はいわゆる観光地ではあったが、静かな感じがよかった。全線開通していたら、もっと人が沢山いたことだろう。帰りも当然、龍泉まで代行バス。龍泉からは、気動車DRC-1001。車呈から新烏日までは、NT$212だった。台湾新幹線は、ときに減速しながら時速286kmで走行し約一時間で台北に到着した。

 ホテルに戻ってから、車呈駅の近くにダムがあったことを知る。行きたかったが、突然の予定変更だったため仕方ない。夕飯は「排骨大王」というお店で持ち帰り。お店のおにいちゃんは日本語も英語もNG。おばちゃんは日本語OK。さすがだ。17,721歩。しっかり1,146歩/10分。362kcal/8.86km。

2010/10/26

 台北市内観光で、中華工芸館(台湾手工業推進センター)に行く。あ、ツアーぢゃないから我々が勝手に行っただけです。気温20度だが、雨が降っていて寒い。ポンニチの観光客が「日本円、大丈夫?」と聞いている。へー。個人的に買いたい刺繍の絵(60cm四方。日本円でン万円)があったが、お嫁さんの許可が下りず断念。次に、徒歩で「徳也茶喫」へ移動(シェラトンの裏)。軽く食事をするはずが、がっつり食ってしまう。メインの料理がNT$220、お茶とデザートがNT$150。茶器も買ったので、一旦ホテルに戻る。荷物を置いて、再度出発。

 MRTに乗って、古亭から徒歩で永康街へ。しかし、特になにも買わず。マンゴーかき氷も食べない……というか、寒いので食べられない。再びMRTに乗って、忠孝復興へ。自由太陽堂なるお店を探すが、見つからない。どう考えてもここだろ、という場所には工事中の店舗がある。あやしい……。とにかくないものはないので、またまたホテルに戻る。仮眠をとって、今度は忠孝新生へ。なんと台湾のアキバこと光華ビルは、火曜と木曜が定休日。閉館していた……ガーソ。んが、本来の目的地はここではない。台湾ビール工場内にあるビアホール、346ビールへ。店内には、合コンらしきグループが……近くに理系大学があったし、そこの学生?

 MRTに乗って、台北に戻る。翌日は帰国するので、バスターミナルの場所を確認しておこうと思い、新しくなったという台北バスステーションへ行ってみる。そしたら台湾桃園国際空港行きのバスターミナルは、いままでと変わっていないことを知らされる。事前確認的にはオッケーってことで、ホテルに帰ろうとバスターミナルを出た。すると、白人女性二人が台湾桃園国際空港行きのバスターミナルを探していた。手持ちの地図には、漢字でなにやら書き込みがしてある。現地の人が書いてくれたのだろうか。「Westは、どっち?」と英語で聞かれる。私の取り柄は、地図が読めることと方角がわかることである。Westを教えるのはいいけど、ホテルも同じ方向だし23:00すぎていることだし……とゆーわけで、バスターミナルまで一緒に行くことにした。

 ところが、この「23:00すぎていること」が困ったもんで、地下街はシャッターが降りて通れないところが発生していた。道がわかっているのに、先に進めないという事態。さっき、ここ通ってバスターミナルへ来なかったっけ!? とゆーわけで、予想以上に時間がかかって台北駅の南側へ抜ける。ちなみに白人二人はアメリカ人ぢゃなくてフランス人だった上に、よく見たら母娘だった。今週に台湾を出発するらしいのだが、なぜこんな時間に空港へ行くのかは語学力が足りずわからなかった。東京には、行ったことがないとのことだった。27,308歩。しっかり、12,962歩/120分。510kcal/13.65km。23:00すぎからの運動量が、半端なかったッス。

2010/10/27

 さて、帰国。帰りもボーイング767-300。間違えてビジネスクラスの毛布を取ってしまったらしいのだが、エコノミークラスのものと全然質が違う。そーゆーことか。13:10、Rwy05RをTake Off。外人の機長は、なかなか機首を上げない。シートTVの電源を入れた途端、NHKニュースが「エアーニッポン、山に異常接近で機体警報」とか言っている。をひをひ。不安になるやろが。開聞岳、シブシを、39,000ft/時速1,057kmで通過。15:20(日本時間16:20)、三宅島で減速/降下開始。16:37、高度71,000ftでHolding。16:38、フラップ&ギアダウン。16:42、九十九里浜を通過。16:47、Rwy34RへPAPI白1赤3でLanding。しかし、ここからが長かった。Rwy34RにLandingしたということは、Terminal 1からとても遠いのである。GATEに着いたのは、17:05。なんと、20分弱もかかった。

 疲れたので、帰りもスカイライナーに乗る。新根古屋信号場は、一線スルー方式。高速進行信号での時速160kmでは、大興奮……していたのは、あいかわらず私だけ。15,000歩。しっかり、3,800歩/40分。300kcal/7.5km。写真は、こちら↓。

集集線@Taiwan - Googleフォト (2010/10/24~27)

 情報収集&参考サイトは、以下の通り。

函館

2013/05/31

 ANAのマイルは期限が(以下略)とゆーわけで、どこかへ行こう。どこへ行く? とゆーわけで、函館へGO! 羽田空港は、とてもよい天気。離陸直前は、いつも緊張する。どうして、みんな呑気に雑誌なんぞ読んでいられるんだ!? Rwy34RをTake Off直後、羽田B滑走路付近の駐機場にボーイング787が停まっているのが見えた。もう運行再開したのかしらん。一時間もせず、津軽海峡を渡りはじめる。初めてみる津軽海峡は、とても穏やかだ。この海峡に何隻もの青函連絡船が沈み何千人もの人間が死に、ソ連/ロシアの原子力潜水艦が人知れず航行していることを想うと、この穏やかさは不気味だ。そしてANA853便、ボーイング747-400は右旋回した。

 函館空港へのアプローチは、タッピ4ディパーチャーを途中から逆になぞるような航路をとった。でも、ファイナルアプローチはRNAV(GNSS)Rwy30ではなかった。IAF(初期進入フィックス)はおろか、IF(中間進入フィックス)であるロッカも通らない。函館山を左手に見ながら空港南側を東進、左旋回してRwy30にLanding。PAPIは、赤3白1。ドキドキするやんけ~。一息ついたところで、「当機、機体記号JA8965は本日をもって最後の運航となります」と機内アナウンスがある。今年度(2013年度)いっぱいは飛ぶのかと思っていたけど、そうではないのね。ボーディングブリッジの先で、みんな写真を撮っていたよ(泣)。

 空港から市内へバスで移動する際、クルマが車線を守らないことに驚く。そういえば北海道出身の人が、そんなようなことを言っていたような気がしないでもない。天気がよかったので函館山の夜景を観にロープウェイに乗ると、中国からの観光客のみなさんがさりげなく後ろから押してくださる。押されても、どこにも動けないでござるよ。頂上展望台に着けば上り専用階段を下ってくるし、ケンカしているかのように大声で話すし、大変元気なみなさんでした。万歩計は23,024歩、しっかり6,533歩/62分、462kcal、11.51km。ここで、万歩計の電池が切れたらしい。とゆーわけで、翌日からのデータはナシ。

2013/06/02

 6月1日の分は、Picasaウェブ・アルバムの方を見てください(と書いたけど、サービス終了)。6月2日は、函館市電に乗って少し遠出をしてみた。ところで市電には色々な車型があって、台車にヨーダンパーが付いているものと付いていないものとがある。軌道が古いところはヨーイングが発生していたので、ヨーダンパーは効果的なのでしょう。終点湯の川駅からトラピスチヌ修道院まで、所要30分強かけて歩いてみた。修道院に着くと、そこには観光バスでやって来た中国からの観光客のみなさんが沢山。「ここからは静粛にお願いします」と日本語で書かれた看板があっても、そんなの読めないし、仮に中国語で書いてあっても(以下略)。駐車場の売店でソフトクリームを買うが、売店のおばちゃんは中国人団体客の相手でいっぱいいっぱい。がんばれ!

 シャトルバスで五稜郭に移動し、再度函館市電で駒場車庫に戻る。ここで、ササラ電車のDVD「北の港町で~ササラ電車が守る函館の冬~」(2,500円)をget! 駒場乗車券販売所のお姉さんは、セミロングの黒髪に白いリボンを巻いたメガネっ娘。狙っているんですか? 狙っているんですよね? あと「らっくる号」9602形のマスコンの頭は、デッドマン装置なんですよね!? ←あなかま。日差しは暖かいのだが……風が寒い。でも、地元の人は半袖……おかしい。絶対に、おかしい。

2013/06/03

 疲れて仮眠をとったら、0時すぎに目が覚めた。フロに入ってフロント脇の壁に貼られたJR函館駅の時刻表を見ると、深夜から未明にかけて急行「はまなす」と「カシオペア」がやってくるではないか。とゆーわけで、JR函館駅へ行ってみた。1時前、入場券を購入して構内に入ると、ちょうど青森から青函トンネルを抜けてやってきた急行「はまなす」が8番線に入線してきた。機関車交換もあって、大きいお友達が列車から一旦降りて撮影していく。そして、当然のごとく乗車して出発していった。函館駅のホームには、自分一人……2時間後に青森行きの急行「はまなす」、さらにその2時間後(午前5時)には「カシオペア」がやってくるが、さすがにそこまでは待てなかった。撤収する際、コンコースの照明も少し落とされた。

 朝になると、函館市街の真上を飛行機が飛んでいる。雲が出ていたので、おそらくILS Rwy12をやっていたのだろう。前日、天気がいいときの東風はタッピ4ディパーチャーの逆またはハコダテサウス5ディパーチャーの逆をやっていた。この日は前夜食べそこねた真いかを食べるため、路線バスに乗って寿司屋へ行く。食後も路線バスで移動し、湯の川温泉の足湯へ。さあ温まろうと思ったら、温まるどころかチョー熱い。火傷するかと思うぐらい熱い。ホテルのフロの湯も熱かった。もしかして、函館の温泉の湯は熱いのか? 足湯の真上を飛行機が通過し、Rwy12で着陸している(ただし、ILSではない)。最後は空港バスで、函館空港へ。イカール星人襲来中! のDVD「ハコダテ観光ガイド イカール星人襲来中! 特別篇」(2,480円)を、get!

 帰りはボーイング777-200。シートは軽量化が図られているタイプだが、なんかショボイ。16:08、Rwy12をTake Off。ハコダテサウス5ディパーチャーで南下する。一時間もしない17:03、守谷VOR/DME(SNE)を通過する。このあと左旋回したので、阿見VOR/DME(TLE)ではないと思う。ホンダかコトベ……多分前者を右旋回して、ソガを通過(17:10)。右前方に東京ゲートブリッジが見え、LDA22してRwy22へアプローチしている飛行機も見えた。自機は17:13に左旋回して、Rwy23/D滑走路にLandingした。東京は、暑い! 写真は、こちら↓。

函館 - Googleフォト (2013/05/31~06/03)

龍飛崎・宗谷岬・納沙布岬

2013/09/17

 寒がりなので、冬季は北の大地へ足を踏み入れることができない。冬になる前に、行かねばならぬ。とゆーわけで、E5系「はやぶさ」に乗って最北端/最東端の地を目指す。「はやぶさ」は全席指定なのだが(とゆーか全席指定ゆえに)、デッキに立っている人がそこそこいる。「はやぶさ」1号は仙台に8:07に到着するのだが、多くのサラリーマンが降車し、そして乗車してきた。なんとなく、名古屋と似ている。七戸十和田と青森の区間は、ほとんどがトンネル。新青森からスーパー白鳥へ乗って、そのまま函館に向かうのであろうか。スーパー白鳥の車内は混雑していた。自分自身は青森で降車し、津軽線の普通列車に乗り換え。沿線は風が強く、すでにトンボが飛んでいた。

 蟹田で三厩行きの気動車に乗り換え、三厩駅からはバスに乗って青函トンネル記念館に向かう。町営バスの運賃は、たったの100円。安い! 見学したあとは、徒歩で龍飛崎灯台へ。龍飛崎の風の強さは半端ない。龍が飛ぶとは、誰うま。再びバスに乗って三厩駅に戻るが、バスの到着から列車の出発までは一時間もある。なぜ時間を合わせないのかと思っていたら、高校の下校時間に合わせていたらしい。津軽今別駅は、北海道新幹線の工事真っ最中という感じ。蟹田に戻ってきて、やっとPHSが圏内になった。青森駅で、しばし急行「はまなす」の入線を待つ。JKが津軽弁をしゃべっている! トイレの洗面台の水が冷たい!! ←あなかま。22:20、急行「はまなす」が入線。DE10の解放を待ってドア扱い。定刻に発車した。

 蟹田に運転停車し、出発後に深夜灯へ切り替え(23:11)。新中小国信号場を通過し(23:15)、青函トンネルに入る(23:28)。入口付近は青い光。23:38、竜飛海底駅を通過。眠い……。23:49、最深部(緑の光)を通過。23:56、吉岡海底駅を通過。

2013/09/18

 0:08、青函トンネルを出る。木古内に運転停車し、出発すると外(右手)が異様に明るい。たしか、こっちの方は海のはずなのに何故? と思ったら、イカ漁をしていた模様。1:00、函館に到着。DD51の連結を撮影して、Twitterに写真を投稿したのだがツイートが見つからない。理由というか原因は不明だが、投稿に失敗したらしい。函館を出発後、さすがに眠くなって眠る。5:20、照明が明るくなったのか外が明るくなったのか目が覚める。南千歳付近? 6:07、札幌に到着。当たり前だが、朝のラッシュがはじまった。コンコース内のコーヒーショップで、コーヒーと全然関係ない豚汁&おにぎりの朝食セットをとる。

 7:48の「スーパー宗谷」に乗って、稚内に向かう。なんと札幌のビジネスマンは岩見沢まで特急を使うんですのよ、奥様! 261系は、加速性能がスゴイ。二時間ほど眠ったのに、起きたらまだ半分も来ていなかった。北海道の車窓は、スケールがでかすぎる。白いマッシュルーム(牧草?)がゴロゴロ。加減速を繰り返して、北へ進む。12:47、稚内に到着。名物の防波堤ドームを見たら、バスで宗谷岬へ向かう。宗谷岬も風が強かった。途中、道路脇の民家の横でムシャムシャ草(?)を食っている鹿がいて、すぐ近くにオバちゃんがいたんだが……。15:25、稚内駅に戻ってきて、ノシャップ岬へ行くのはキャンセル(単なる予定変更)し遅い昼食をとる。利尻昆布そばとビール(サッポロクラシック)を頼んだのだが、ビールが間違えて隣のお客さんへ行ってしまう。それがキッカケで、少しおしゃべり。サハリンから来たロシア人だったが、日本語ペラペラだった。

 16:51の「スーパー宗谷」に乗って、札幌に戻る。ロシア人の方は、ユジノサハリンスクからフェリーで五時間かけて稚内にやって来たとのこと(時差は-2h)。札幌に着いたら、呑むことに。途中、中学生だか高校生が名寄まで一駅だけ乗車した。本数が少ないから、通学定期でも利用できるということなのだろうか。往路と同様、旭川と岩見沢からはビジネスマンが乗車してきた。21:50、札幌に到着。一旦解散してホテルにチェックインするが、PHSのバッテリーが切れていたので公衆電話をひさしぶりに使う。てゆーか、公衆電話自体が少ない! やっと連絡がとれて合流し、店に入る。世界が狭い自分にとっては、色々と興味深い話を沢山聞かせてもらいました。ロシア人といってもコサック兵みたいな感じではなく、ほっそりとした優しい顔立ちで話し方もダニエル・カールみたいな感じでした。

2013/09/19

 平日の朝、地下鉄のホームはガラガラだったが、やって来た列車はラッシュで満員だった。前日、稚内駅で「花咲線が運休」云々というアナウンスを聞いていた。札幌駅で、運行情報を確認する。厚岸と根室間が台風18号による土砂崩れで運休していて、釧路発18:31の列車から運転再開予定とのこと。とりあへず、「スーパーおおぞら」で釧路まで移動する。発車直前に車内で花咲線の運休情報を聞いたデブが、あわてて降車する。ペットボトルやら缶コーヒーやら、忘れて行っちまったぞ。南千歳から多数の乗客があり、追分から先は山岳ステージ(違う)。信号場が多数あり、ポイント部分は屋根と壁に囲われている。新夕張と新得の間は特急列車しか運行していないので、自由席は乗車券のみで乗車可能。帯広からは平野部を走り、速度も上がる。11:45、十勝川を渡る。河原には黒い牛、牛、牛! 13:03、釧路に到着。

 ねんのため、代替ルート(長距離バス)を確認。根室行きのバスは、15:55が最終とのこと。とゆーことわ、もし18:31が運休すると根室には行けなくなる。それも、よし(え?)。夕方まで、時間をつぶす。炭鉱展示館と幣舞橋を観て、幣舞橋近くの観光案内所(釧路フィッシャーマンズワーフMOO)で調べた釧路ラーメンの店に行くが……2店舗とも、やっていない。営業日・営業時間も、調べたんだががが。あとで知ったのだが、厚岸駅のすぐ近くに道の駅(厚岸グルメパーク)があり、そこで牡蠣が食べられる。今度は、そこへ行こう。18:31、根室行きの普通列車は定刻に発車。同類と思っていた男2人は、根室ではなく別当で下車した。高校生の通学列車と化していたが、眠っているうちにみんないなくなった。20:52、根室に到着。降車してもホームで写真を撮り続ける、野郎3人。それにしても、寒い。寒いのでネコなんていないだろうと思っていたら、1匹発見。

 何軒も電話してやって確保できた、宿泊した中村屋旅館は、なんというか昭和へタイムスリップした感じ。部屋のドアの建て付けが悪い上に、外から鍵をかける方法がわからない。風呂に行くときしばらくがんばったが、自分を入れても客は3人しかいないみたいだし、もういいやと締めなかった。フロは、家庭用のフロ場を少しだけ大きくしたような造り。脱衣場は狭くて、洗濯機が置いてあり、そして鍵はかからない。女性客が宿泊するときって、一体どうするんだろう? このタイミングで、着替えを1日分余計に持ってきたことに気づく。しかも、捨てられるようなボロは出張の際に処分してしまっていた……あうっ。

2013/09/20

 まだ9月下旬だというのに、部屋が寒くて5時半すぎに一度目が覚める。7:40、出発。バイクで納沙布岬へ向かう客が玄関にいて、旅館の主人が道を説明していた。自分は、根室駅に向かう。駅前バスターミナルにて、納沙布岬までの往復乗車券を購入(1,880円)。定期観光バスの方が1,800円と少しだけ安いのだが、行動が決められてしまうので乗らない。10人弱程の高校生と一緒に、路線バスに乗り込む。納沙布岬では予想よりも短い時間で色々観ることができたので、さっさと根室駅に戻ることにした。10:40に根室駅に着いたので、ちょうど列車が出発する時間ぢゃん! と思ったら、到着時刻と間違えていた。発車時刻は11:03(快速はなさき)だったのだが、無理に乗る必要はなかったので、歩いて東根室駅に向かう。のんびり歩いて片道30分弱、往復1時間で根室駅に戻ってくる。

 根室駅と東根室駅の入場券を購入し、12:24の釧路行き普通列車に乗る。14:49、釧路に到着。16:17発の「スーパーおおぞら」の入線を待つ。15:45に入線するのだが、15:30すぎに改札がはじまる。自由席の乗車口は長蛇の列。なんとか座れたが、指定席もグリーン席も満席だという。金曜だからなのか、「スーパーおおぞら」4号が運休しているせいなのか、自由席を探す人が後を絶たない。このタイミングで、前日(9/19)に函館本線大沼駅で貨物列車の脱線事故発生を知る。臨時列車が大沼まで走り、大沼から先はバス代行運行だという。これって、結構大事(おおごと)では!? 16:00、ノロッコ号が到着。ノロッコ号から自由席に乗り換えようと思っていた人達は、絶対座れないだろ。

 さらに花咲線の列車が遅れ(到着予定は16:12)、乗り継ぎを待ったために16:21の発車となる。その後、根室本線の下りの遅れも影響して、最大8分まで遅れが広がる。トマムの西、18:50の時点で7分の遅れ。自由席の車内は、おそらく札幌に帰るのであろうサラリーマンが多数立っていた。この日の宿泊地は、札幌に確保できなかったので千歳のホテルを予約していた。19:51、南千歳に9分遅れで到着。快速エアポートで一駅移動して、千歳に到着。この時点で、函館行きの「スーパー北斗」は運休が決定していた。同時刻に臨時列車を運転するが、グリーン指定席以外は自由席扱い。急行「はまなす」「カシオペア」「北斗星」は、すべて運休となっていた。もし急行「はまなす」→東北新幹線というルートで復路を計画していたら、詰んでいたところだった。

2013/09/21

 最終日。札幌市内観光か小樽市総合博物館へ行くか、どうしようか、と前夜迷っていたらSLニセコ号の運転を知る。6:30に千歳駅のみどりの窓口に行き、札幌から小樽までのSLニセコ号の指定席券をget! しかし、この選択はアホだった。札幌駅に着いてから、小樽まではSLではなくDLによる牽引と知る。急いで札幌駅のみどりの窓口にて、倶知安までの指定席券へ変更してもらう。ホント、すみません。8:31、札幌を発車。SL&土曜ということもあって、ファミリー客が多数。しかし、小樽で多数が下車してしまう。それで、いいのか? 小樽駅のホームというか構内は混沌と化す。撮り鉄がホームの立ち入り禁止区域に入ったり、線路上に降りて写真を撮っている。あのなあ……。

 9:58、小樽を発車。指定席券の行き先変更に伴い、座席を移動する。移動先の席には、しゃべりっぱなしのギャル系彼女と大変おとなしい彼氏。どうやらだいぶ先の駅までの乗車券を持っているようなのだが、なぜか小樽の次の駅で下車してしまった。楽しんでいないわけではなかったが、SL自体を楽しんでいるようではなかった。11:34、倶知安に到着。倶知安に着いたら、SLニセコ号車内で購入した駅弁で昼食をすませる。余市駅のホームで販売していた、アップルパイでもよかった。12:23の普通列車で小樽に戻る。積雪の関係か、キロポストの位置が異様に高い。13:30、小樽に到着。バス乗り場で係員に聞いて、教えてもらったバスに乗車し手宮停留所で下車。運賃210円。小樽市総合博物館の手宮口から入る。

 本館を観たあと、運河館までは小樽運河を歩いて行く。最後にお土産を調達して、小樽駅に向かう。途中、手宮線の廃線跡ががが。17:04、小樽から快速エアポートに乗車。18:16、新千歳空港に到着。「北海道ラーメン道場」内の札幌ラーメン「雪あかり」にて、みそコーンバターラーメンを食す。なんか観光客として、やっと北海道らしいものを食べたような気がする。地元民からすると全然違うんだろうが、まあ観光客なんて、そんなもんだよ。展望デッキが18:00に閉まってしまったので、早めに保安検査場を通ろうと思ったら、ハイキング用にナイフを入れていたのを忘れていて見事にひっかかる。それにしても、SkipサービスとやらでANAカードをかざすだけで手荷物預け・保安検査・搭乗口まで全部OKとは、すごい。

 搭乗着前、ゲート前ではテレビのニュースでJR北海道大沼駅の貨物列車脱線事故を報じていた。6月の検査でレール幅が広がっていたのを知りながら、放置していたのが原因とのこと。同様の検査を行なったところ、他にも6ヶ所って……おいおい、大丈夫か? 機体は、ボーイング767-300。21:00、定刻に出発。21:08、離陸……した向きが、わからない。初めての空港なので、位置関係がさっぱり?? 22:00、降下開始。22:22、Rwy23へ着陸。羽田空港へのアプローチは多分6月の函館からの帰りと同じだと思うのだが、夜だった&窓際のおにーちゃんが窓にベッチョリはりついていたので不明。

龍飛崎・宗谷岬・納沙布岬 - Googleフォト (2013/09/17~09/21)

明石海峡大橋

2014/07/16

 「鉄道絶景の旅」というテレビ番組で、明石海峡大橋の見学ツアーが紹介されていた。なんとなく夏休みの旅行が神戸に決まった際、日程に組み入れてみた。マイルが溜まっていたので、新幹線ではなく飛行機がよい。危険だというウワサ(離着陸時の高度制限&六甲おろし)の神戸空港に着陸してみたいと思ったのだが、すでに時間帯のよい便は満席(よくある話)。伊丹空港発着にしてみた。いつも大阪へ行くときは新幹線を利用するため、伊丹空港も「お初」である。往路の機材は、ボーイング777-200。

10:00 定刻出発。第二ターミナルなのに、大阪・沖縄方面なのでA滑走路(Rwy16R)へまわされる。
10:00 離陸。TAURA→HYEを通過して、富士山の南側を通って知多へ。三重県上空で降下開始。
10:45 橿原神宮あたりで北西へ右旋回。市街地上空を飛ぶが、大阪の地理が全然わからない。IKOMAは、どこだ?
10:55 大阪城の右横をかすめて、淀川・新大阪駅の直上を通過。スゲーところを飛ぶな。
10:58 Rwy32Lに着陸。西風で揺れた。

 ン十年ぶりに阪急電車に乗ってみたくて、阪急梅田へ向かう。阪急宝塚線は阪急7681形、阪急梅田からは阪急8782形。淀川を六線で渡るのが、なんだか気持ちいい(気分は小学生)。あれれ、西宮北口駅の平面交差はどこいった? あとで調べたら1984年という、とうの昔になくなっていた。エスカレーターでは、みんな右側通行している。関西だ! ←日本語でオケ。せっかく神戸に来たんだから、京コンピューターと理研を見に行く。ついでに神戸空港へ。夕飯は、串カツ「スタンド食卓屋」。串カツ、うまい。

2014/07/17

 明石海峡大橋ブリッジワールドへ。JRで舞子へ(クハ222形1012番)行き、9:15に「橋の科学館」へ入館。年寄りの団体が約20人+家族連れ数組って感じ。二階の部屋で説明を聞き(5分)、ビデオを観る(15分)。一階の展示室を観てから、10:30頃いよいよ出発。1kmを15分のペースで歩いて行く。歩くのは幅広管理路の板4枚のうち、内側の2枚。「勾配は最初の1kmが3%で、次の1kmが1.5%。2kmで45mを上る」とか「橋を吊るワイヤー1本(ケーブル1本は何本ものワイヤーを束ねている)でクルマ4台の荷重に耐えられる」とか「淡路島への送電ケーブルは8万ボルトなので、関電が感電しないようにフタをしてある」とか、おじさんの説明にはちょいちょいネタが交じる。阪急電車の中でも男子高校生が「メイク落としたらレボリューション」とか言ってて、関西人スゲーと思った。

 塔頂へ昇るエレベーターは宇宙戦艦ヤマトよろしく斜めっていて、途中でガコンで修正(?)が入る。海上300mからの眺めは、なかなかのもの。帰りはキャットウォークも歩ける。12:00には「橋の科学館」へ戻って、見学ツアーは終了。中国人観光客もいたが、ツアーには参加していなかった。海彩園で昼飯ののち、アジュール舞子マリンピア神戸を経由して垂水駅まで散歩。暑い。山陽垂水から山陽明石へ山陽電鉄で移動して、明石焼きを食う。明石焼き、うまい。帰りは明石からJR新快速に乗車。あたり前だが速いね~。途中、神戸駅で降車して山陽本線の0kmポストを見る。子供の頃に見たいと思っていたものだが、ようやく見られた。0km、うまい←違う。

2014/07/18

 灘 酒蔵めぐりコースがおもしろそう、ということで阪神三宮から魚崎へ阪神電車に乗車。阪神電車に乗ったのは、これが生まれて初めて。これも、ある意味「念願叶って」になる。ちなみにJRだけは、なぜか「三宮」の表記。まずは魚崎駅から歩いて、菊正宗酒造記念館へ向かう。台湾からの観光客が20人。次は白鶴酒造資料館。お酒は、あとで買いに来よう。神戸酒心館で、昼飯。日本酒、うまい。甲南漬資料館沢の鶴資料館と来て「見学」は終了。大石から住吉へ阪神5005形で移動し、住吉駅から白鶴資料館へ早足で移動。菊正宗酒造記念館へは、もはやダッシュ! そこそこ日本酒を買い込む。南魚崎から六甲ライナーで住吉へ行き、住吉からはJRで戻る。

 さて夕飯を、どうしたものかと悩む。前日の昼飯は魚(海鮮園)だったので、今日は肉が食いたい。神戸モザイクの神戸ハーバーランド 三田屋は前回(2001年)行ったので、別のところがいい。神戸中華街に向かってモール(三宮センター街というらしい)を歩いていると、神戸牛の店があったので入ってみる。あとで調べたら、多分ここ→「KOBE BEEF LENTAMENTE」。少し高いけど(なので赤身80gにした……)、味は文句なし。もっとカネがあったらなあ~。神戸牛、うまい。

2014/07/19

 あっという間に最終日。楽しい日々は、光速のように過ぎ去る。神戸から三宮に戻って来るような感じで、ブラブラと散歩。神戸ハーバーランド・神戸モザイクと歩いて来ると、第一突堤に日本丸と青雲丸が停泊していた。メリケンパーク・旧居留地と歩く。暑い。帰りは神戸三宮駅から伊丹空港まで、バスにしてみる。1050円/40分で到着。ええ、ええ。こっちの方が楽なのは、なんとなくわかっていましたよ。でも、あたしは阪急電車に乗りたかったんですよ! ←あなかま。帰路は、ボーイング787からボーイング767-300へ機材変更。さらに16:00から16:30へ、出発遅延。まあ、いいけど。

16:40 Rwy32Lで離陸。27,000ftで、多分セントレアを通過。
16:17 降下開始。
16:30 チャイム4回。アウターマーカーを通過。
16:41 A滑走路(Rwy34L)に着陸。

明石海峡大橋 - Googleフォト (2014/07/16~07/19)

わたらせ渓谷鐡道

2014/10/11

 きっかけは、なんだったのか。お嫁さんがパスタ好きで、SmaSTATION!! で紹介されたメニューを食べに行こうという話だったか。いや、それは後付けかもしれない。とりあえず高崎に宿をとり、いつものように新幹線ではなく在来線で高崎に向かう。JR高崎線の問屋町駅で下車し、クルマを持たない我々は駅から徒歩で所要8分(実際は倍ぐらいかかった)の「シャンゴ問屋町本店」へ。到着したのは開店時刻の11:00前だというのに、すでに店の前には何人か並んでいる。開店時刻とほぼ同時に店内は満席となる。予約席も、すぐに客が来た。シャンゴ風スパゲティを食し、高崎へと戻る。

 さて午後は、なにをして時間をつぶそうか。うわさ(?)の高崎白衣大観音へ行ってみることにした。高崎コミュニティバス観音山線で「白衣観音前」バス停……まで行ってしまうとつまらない(?)ので、「清水寺石段下」バス停で下車し石段を上る。意外とキツイ&つまらない←をひ。「観音山頂」バス停からは、参道&土産物屋の前を歩く。胎内拝観料は、300円。「染料植物園入口」バス停まで歩いて、ひびき橋を渡って戻って来る。尾根を下って行くと洞窟観音へたどり着くが、入館料が800円もするので入らず。それでは錦山荘で日帰り入浴でも……と思ったが、これも却下。理由はハッキリ覚えていないが、途中道を間違えて逆方向というか錦山荘の裏側(?)へ行ってしまったとか色々。「洞窟観音入口」バス停で時刻表を確認すると、次のバスが来るまで50分近くもある。とゆーわけで、高崎市内まで歩いて帰る。明日が本番! ←なんの?

2014/10/12

 わたらせ渓谷鐡道に乗ってみたい。どうせなら「トロッコわたらせ渓谷号」か「トロッコわっしー号」に乗りたい。そしていつもの展開、すでに満席ってやつ。ガーソ! 気持ちをリセットして「ぐんまワンデー世界遺産パス」(2100円)を買い、JR両毛線で桐生へ。わたらせ渓谷鐵道の普通列車に乗って、神戸(こうべ、ぢゃなくて、ごうど)で下車。レストラン「清流」で「やまと豚弁当」(1200円)を食べて、ちょー(わやめろ)のんびり昼休憩。「トロッコわたらせ渓谷号」と「トロッコわっしー号」を写真に収めて、通洞へ移動する。「足尾銅山観光」(820円)は予想を超えて、おもしろかった。

 帰路は桐生からJR両毛線ではなく、上毛電気鉄道上毛線の西桐生駅へ行ってみる。終点の中央前橋で下車して街を歩いていると、どうやらお祭り(第66回 前橋まつり)をやっている模様。しかし「これ!」という決め手の夜店/露店がなく、「にんにく家 前橋店」なるところへ。にんにくもうまいが、にんにく以外もうまい。JR前橋駅まで酔い覚ましに歩く。前橋vs高崎の戦いは続く←やめなさい。翌日(2014/10/13)は、いつもの上州カツ丼(栄寿亭)を食って撤収。

わたらせ渓谷鐵道 - Googleフォト (2014/10/11~10/13)

台湾「高雄」

2015/05/05

 台湾はよい場所だが、行ったことがない場所へ行ってみたい。とゆーわけで、台湾は台湾でも高雄へ行ってみることになった。いつも初動が遅いので、今回は早めに動いてゴールデンウィークの日程で旅行の手配をしてみた。当日は、羽田空港まで羽田切符(1,020円)を買ってみる。機材はボーイング787-8、レジはJA804A。台湾の松山空港までは、2,096km/1,302マイル/2時間39分と表示されている。

10:03 出発。
10:24 D滑走路(Rwy8)を離陸。

 大阪(伊丹)へ行ったときと同じく、TAURA・HYEを通るZUSHI ONEディパーチャー。残念ながら、富士山は雲に隠れて見えなかった。静岡空港→志摩→尾鷲→南紀白浜空港と飛んで行く。高度40,000ftを巡航。セントレアの南では、東行きの飛行機とすれ違うのが見えた。宮崎→都城→鹿児島と飛んで行く。鹿児島上空では、並走ならぬ並飛行(?)状態になる。

12:30 降下開始。一旦桃園まで行ってから、225°右旋回するような感じで松山空港へ西からアプローチ。
13:28(現地時間12:28) 着陸。

 まずは通信環境の確保。中華電信のSIMをget。3Gのデータ通信無制限で、5日間NT300。LTE版は約一ヶ月後に入手可能となった模様。

SIMフリースマホで海外SIMを使おう!】台湾「中華電信」 最長30日間のLTE対応データ無制限プランを用意 - トラベル Watch

 次はMRTで中山へ行き、パイナップルケーキをget。お店は、いつもの李製餅家。続いてMRTで北門へ行き、中国茶をget。お店は、いつもの峰圃茶荘。それにしても、台北の女子はキビキビと歩く。なんかモタモタ歩いているな~と思っていると、ポンニチだったりする。相変わらず、スクーターは日本のチャリンコ状態。信号は守らないし、歩道も走る。気を抜いて歩いていると、轢かれて死ぬ。高雄へは台湾新幹線で向かう。台北→高雄、NT1,630(指定席)。最速達列車に乗るにはダッシュする必要があり、別にそこまで急がなくてもええやろ、とゆーわけで2時間コースでのんびり。

16:36 台北、出発。
18:36 左営、到着。

 左営から高雄までは、台湾新幹線の絶賛工事中! とゆーわけで、MRTで高雄まで移動する。台鉄高雄駅も現在絶賛工事中のため、月台票(入場券)をNT6で購入しコンコースを通り抜ける。台北ナビを読むと、ホテル(京城大飯店)でカードをもらい、それを見せて通り抜けることも可能とある。早速もらうと、単に「通らせてください」的なメッセージが日本語と中国語で書いてあるだけ。しかも改札口で郵便局などでよくある整理券的なものをとって入場し、反対側の改札口で整理券を出すだけで通り抜けられることが判明! おそらく「南北自由通路を作っているんだから、いまからタダで通り抜けたって一緒でしょ!」的な話になったのではないか、と勝手に想像する。

2015/05/06

 高雄市街観光……といっても、どこへ行けばよいのか?? とりあへずGoogle+ で教えてもらったIngressのミッションをやりに、駁二藝術特区と鉄道公園へ向かう。5月だというのに暑いので、杏仁マンゴーのかき氷(NT55)。ホットドッグだと思ったら、パンではなくてお米を固めた食べ物(NT60)があった。愛河クルーズ(NT120)に乗っても、まだ日が高い。旗津フェリーで港を渡り(NT30)、旗津半島へ。日没を見たあと、海鮮料理を食べる。お店は、旗津海産店。店頭の食材から自分で選択して、調理してもらう方式。コミュニケーション能力が低いから、一人旅だったら絶対に無理。本日最後は、東帝士85ビルの展望台(NT180)。地上295mの75Fまで、分速600mのエレベーターで上る。展望台は74Fにあり、高雄が一望できる……のだが夜なので、よくわからん。夜景はキレイ。

2015/05/07

 台湾糖業博物館に軽便鉄道のようなものがあり、乗ってみたい! と思ったのだが、週末しか運転しないことが判明。この日(2015/05/07)は木曜日……それでも行ってみよう、ということになり、丸一日かかるようなところではなかったので、午前は龍虎塔(蓮池潭)へ行くことにする。MRTの生態園区で下車し、普通の観光客だったらタクシー/現地の人だったらバスとゆーところを徒歩! 龍虎塔自体、そんなに時間がかかるところでもないので左営駅まで散歩。MRTで高鐵左営→橋頭糖廠(NT30)に移動し、台湾糖業博物館へ。遠足なのか修学旅行なのか、中学生が楽しそうに走りまわっていた。すぐ横を台鉄が通っているため、帰りは台鉄橋頭から高雄まで台鉄の普通列車に乗ってみる(NT26)。

 ホテルで仮眠をとって、夕飯は六合夜市へ。MRTの美麗島で下車して、すぐ。海鮮が多いのが、いいね!

 ウワサ(?)のヌーガーを買ってみたが、お嫁さん的にはヒットしなかった模様……。

2015/05/08

 立山・黒部アルペンルートのとき余裕ある日程にしてとてもよかったので、今回も5日間にしてみた……ら、一日どうしようか~ということになった。交通事故のリスクはあったが、レンタルサイクルを借りてみた(NT100)。交通事故に対しては、なるべく市街地中心ではない場所を選んで走ることにした。MRTで西子湾へ移動し、自転車を借りる。ふと気づく。高雄の人は台北に比べて、歩くのが遅い! ←だから、どうした。英国領事館(打狗英国領事館文化園区)へ行ってみる。入館料はNT66。あたり前だが、観光客が多い。せっかくなのでIngressのミッションを開始してみるが、パスフレーズを入力するミッションで中国語がわからず答えられない。残念! 小籠包(NT45)を食っても、まだ日が高い。旗津半島へフェリーで渡り、自転車で走る! 走る!! 走る!!! 夕飯はネタ的なノリで、愛河のほとりにある「東京酒場」。

2015/05/09

 海外旅行へ行ったときは、自分へのお土産に現地の地図を買う。台鉄高雄駅の鉄道売店で、高雄市の地図をget(NT80)。MRTで左営へ行き(NT25)、台北までは台湾新幹線(NT1,620)。MRTで松山空港へ。機材はボーイング787。

16:40 5分早く、出発。
16:53 Rwy10、いつもの東向きで離陸。
18:05=19:05(JST) 高度41,000ftで開聞岳を通過。
19:40 セントレアの南で降下開始。
19:50 御前崎を通過。
19:55 高度33,000ftで伊豆半島を通過。一旦、南東へ向かう。
20:10 高度8,000ftで御宿を通過。すでにキサラヅアライバルの方位。
20:19 Rwy34L、着陸。

 なんかGATE 105は狭いらしくて、トーイングカーを使用した。日本人CAが、エコノミーの客を人間扱いしなくて素敵!!

Abaddon Taipei

2015/11/13

 2015年6月、IngressのXM Anomaly「Persepolis Tohoku」が開催された。次のXM Anomalyはどこか、北海道か沖縄か……と噂された通り、12月に沖縄で開催されるという(9月頃に北海道ではないか、という話もあった)。11月には台北でも開催されるというが、さすがに両方は無理だ。ねんのため、お嫁さんに同行するか聞いてみたところ、なんと台北に行きたいという。あとでわかったのだが、故宮博物院に行きたいと前々から思っていた模様。台湾へは別の地域(高雄)とはいえ、5月に行ったばかり。しかし、いま行かねば、いつ行くのだ!? お嫁さんが「LCCは無~理~」(ムリカベ@妖怪ウォッチ)と言うので、いつものANA。羽田-松山は、それぞれの空港が都心部から近くて、とても便利。機材はボーイング787-8、レジはJA808A。

12:40 5分早く、出発。
13:02 D滑走路(Rwy5)、離陸。右旋回して、人工島の上を通る。
13:22 高度40,000ftで浜松を通過し、宮崎へ。
14:25 鹿児島を通過。
15:48 松山空港へのファイナル・アプローチ。
16:03=現地時刻15:03 いつもの逆、東から西に向かって着陸。

 5月の高雄来訪と同様、空港ターミナル内の中華電信のカウンターでSIMをget。事前にオンライン予約していたので、こまごまとした記入手続きはナシ。さらに今回は、Easy Card(悠々カード)を作って(買って? 使って?)みることにする。Easy Cardとは、Suica/Pasmoのような交通系プリペイドICカード。そして、いつものことだがホテル(シーザーパーク台北)は日本の修学旅行生が沢山。JKは、部屋のドアを開けたまま大騒ぎ。をひをひ。夕食は、遼寧街夜市で海鮮三昧。海鮮系はコストが高いのか、NT2,460もした(ただし二人分)。でも、満足度も高い。ハオツー。

2015/11/14

 今日も朝早くから、またしてもJKは大騒ぎ。自分が出かける際、大きな荷物を持って1Fロビーに集結していたので、どうやら出発(チェックアウト)していった模様。やれやれ。MRTで板橋(≠池袋)に行って、Ingressのレジストをすませる。ここで、もよおしてトイレの個室に入るが、なんとドアがちゃんと閉まらない。便器の横には意味深な箱があり、トイレットペーパーは便器に流さないタイプの模様。このタイプは知識としては知っていたが、いままで避けてきた。「これは無~理~」(ムリカベ@妖怪ウォッチ)ということで、一旦ホテルに戻る。ちなみにMRTの博愛席(日本のシルバーシート)だが、大陸から来たと思われる人達は子供達でも平気で座る。さすがだ。

 11:00、台鉄板橋駅北3門出口にて集合写真……にギリギリ間に合わない。ガーソ。チームに合流し、昼食へ。予定していた水餃子の店は、やっていなかった模様。残念。スコールみたいな雨が降る。M1が終わった途端、M2へソッコーで移動(徒歩)。M2→M3は場所が離れているということでタクシー。タクシー代は払ってもらったので不明。謝謝。M3→M4も場所が離れているということでタクシー。4人で割り勘、ひとりNT25。アフターパーティ終了後は飲み会に行かず、台北に戻ってミッションをして時間をつぶす。21:00、お嫁さんと連絡をとり合流。夕食は駅弁屋にする。ホテルに戻って来たところ、JKがいた部屋にはポンニチのオバちゃん達が泊まっており、結局うるさいのは変わらず。やれやれ。

2015/11/15

 2:30、オバちゃん達が大騒ぎして目が覚める。JKより、ひどい。さすがに真夜中は勘弁してくれ……とゆーわけで、フロントへ電話する。しかし朝になると、またしても大騒ぎ。もうマジ無理……とゆーわけで、部屋を変えてもらう。台北駅から近い上に日本語を話してくれるスタッフもいて、いいホテルなんだが日本人宿泊客が多すぎるのだと思う。宿泊料金も最初に泊まったとき(2007年?)から、だいぶ高くなってしまったので、残念ながら次回は別のホテルを検討したい。西門あたりかなあ。

 この日は、淡水へ行くことにする。「北投」止まりのMRTを一本、やりすごす。淡水は観光地というか行楽地で、お店も人も沢山。昼食は「河口魚丸」で軽く食事。小計NT80。紅毛城・英国領事館まで歩いて、淡水駅に戻って来るルートで散策。早めに出発したので、中山で途中下車してパイナップルケーキを購入(李製餅家)。一旦ホテルに戻って仮眠をとり、夕食は寧夏夜市へ。士林観光夜市とは異なり、通路が狭いため人でごった返す。名物のおにぎり(NT40×2)を、約30分並んで買ってみる。スゲーうまい。

2015/11/16

 もう最終日。楽しい日々は、あっという間に過ぎ去ってしまう。雙連の朝市へ行ってみるが、いまひとつそそられるものがない。台北から西門にかけて、ぷらぷらと散策。西本願寺で「Eighty Eightea」なる喫茶店に入ってみる。"Tea"と名前を、かけている? ヤカンが欲しかったが、NT5,800もするため購入には至らず。高校生まで千葉に住んでいたという店員のお姉さんは、とても日本語が上手でした。ラストは胡椒餅(NT50)。メチャクチャうまい。新北市板橋区の地図を購入して、さて帰るとしましょう。

 MRTで松山空港へ移動し、有人改札口でEasy Cardを返却する。手数料が引かれて、デポジットが戻って来る。MRTの運賃が二割引きになるため、元は取れた計算になる。MRTに乗る度に乗車券を買う手間がなくて、とても便利だった。機材はボーイング767-300。羽田までは、2,098km/1,303マイルと表示されている。羽田からの表示と数字が異なるが、細かいことは気にしない。

16:45 定刻に出発。ちなみに、5月と同じ便。
16:58 Rwy10、いつもの東向きで離陸。
17:03 左旋回して、北東に向かう。

 種子島の西で、二回目の乱気流。早く通りすぎようとしたのか、速度と高度を共に上げる。高度37,000ft。

18:13 高度39,000ftで、開聞岳を通過。
19:17 館山の南を、高度8,000ftで通過。
19:20 御宿を、高度7,000ftで通過。キサラヅ・アライバルっスね。
19:24 木更津を、高度4,000ftで通過。
19:28=20:28(JST) A滑走路(Rwy34L)に着陸。

 もうこれで、色々な意味で「おしまい」だと思っていた。だがっ! まだだっ! まだ終わらんよっ!!

Abaddon Okinawa

2015/12/11

 2015年11月、IngressのXM Anomaly「Abaddon Taipei」が開催された。日本では12月に沖縄で開催されることが発表されていたが、翌日(2015/12/13)のMisson Day開催発表は、自分が台湾行きを決定してからだった。ガーソ。仕方ない……と、あきらめていたところ、沖縄でGORUCK×Ingressが行なわれることを知る。実績メダルがもらえる上、次回からはメダルのデザインが変わってしまうという。これは行くしかない! JTBの安い(重要)ツアーに申し込み、とにかく風邪を治すことに専念した←えっ?

 XM Anomaly前日、羽田から沖縄へ移動。風邪は治ったが、とても風が強い(つまらん)。ボーイング777-300からボーイング777-200へ機材変更があった上、5分の出発遅延。

14:53 南方方面行きなので、わざわざ第二ターミナルからA滑走路(Rwy16R)へまわって離陸。
17:14 アウターマーカーを通過。
17:30 南東からまわりこんで北向きで着陸。

 一日乗車券にするか二日乗車券にするか迷った末、ゆいレール二日乗車券を購入(1,200円)。ホテルにチェックインして、さて夕食をどうするか。ホテルの裏にジャキーステーキハウスがあるというので行ってみる。ここは多分、25年前にタクシーの運ちゃんに連れて行ってもらったお店だと思う。行列必至なので、名前を書いて呼ばれるのを待つ。40分ほど待っただろうか。テンダーロインステーキと泡盛忠孝あわせて、たったの2,500円。うまいし安いし、沖縄……恐ろしい子!

2015/12/12

 沖縄は25年ぶりで、那覇市内は実質初めて。土地勘が、まったくない。ゆいレール(モノレール)でおもろまちに行って、Ingressのレジストをすませる。GORUCK×Ingressは日頃の運動不足が原因の体力/筋力不足により、足手まといにならないようにするのが精一杯……って、足手まといにならなかったかのような書き方はいけませんね。すみません。夕方、GORUCK×Ingressが終了した時点で、かなりヘロヘロ。このヘロヘロは想定通りだったため、アフターパーティー後の打ち上げ(ゆいレール貸し切り)は最初から不参加にしておいた。この判断は正解だったと思うのだが、Google+ やHOでの写真&やりとりを見ると、うらやましくもあり。

2015/12/13

 Mission Day沖縄! とゆーわけで、まずはIngressのスキャナー画面にパッと表示された奥武山公園のミッションをやってみる。二つ目以降はゆいレールで牧志へ移動して、国際通りでミッションをこなす。国際通り沿いの飲食店は、観光地価格で高い。昼食は、にぎわい広場近くの「てぃーだむーん」で「あぐー生姜焼き丼」(800円)を注文。お店の人とIngressの話をさせてもらう。次回(って、いつ?)は、石垣牛ハンバーグを食べよう。フルーツ市場ではサトウキビジュースS(150円)を買って、その場で飲む。半分飲んだら、シークワーサージュースを注ぎ足してくれる。うまいし安いし、沖縄……恐ろしい子!

 せっかく沖縄に来たのだから、もっと沖縄らしい観光地に行ってみたい。25年前は修復工事中だった首里城へ向かう。ゆいレールの首里駅からは、意外と歩く。ゆいレール二日乗車券割引で、首里城入館(?)料は660円。再び市街地に戻って来てミッションをこなすが、全然時間が足りない。夕方、ゆいレール二日乗車券の期限(購入後48時間)が切れる。期限切れまでに那覇空港へ移動してしまいたかったが、仕方ない。追加で、旭橋から那覇空港まで切符を購入(260円)。そういえば、まだソーキそばを食べていなかった。那覇空港内で、800円(追加のビール代は忘れた)。

 復路の機材は、ボーイング737-800。737は狭い。ウイングレットが付いているが、ボルテックス・ジェネレーターはナシ。

20:50 定刻出発。
21:36 Rwy36で離陸。2分後、一旦上昇が止まったような感じ。これが嘉手納ラプコンの高度1,000ft制限か! 那覇市内の夜景がキレイ。その2分後、再び上昇。
22:35 御前崎の南で降下開始。
22:45 館山の南を通過。どう見ても(?)、キサラヅ・アライバル。
22:58 C滑走路(Rwy34R)に着陸。スポット占有のため、少し待機させられる。
23:10 到着。成田に比べたら、マシな方だとは思うが……。

魔法少女まどか☆マギカ

2012/09/05

 今更というか今頃というか、ニコニコチャンネルで「魔法少女まどか☆マギカ」を一気に全部観る。ファースト・インプレッションなので、すでに語り尽くされた内容だらけだとは思うが、なるべく気にせずつらつらと書いてみる。

第1話「夢の中で逢った、ような……」

 まだ穏やかというか、日常の家庭生活/学校生活が描かれる。しかし、おそらく二周目だとかえって、そのほんわかぶりが心に刺さるのかもしれない。

第2話「それはとっても嬉しいなって」

 なんとなく、それっぽいというかヤバ気な演出がチラホラと見え隠れしはじめる。

第3話「もう何も怖くない」

 みんなが知っている、あのシーン。持ち上げておいて落とす←物理描写ではないよ。独りじゃない、と満たされた心を直後に砕く演出。冷静な判断ができない状況に追い詰めて、契約を迫る。さすが、QB先生。そして、やっとエンディングテーマソングが流れたと思ったら、およそ魔法少女モノとは思えない陰鬱とした曲調。この先、不安しか感じられない。

第4話「奇跡も、魔法も、あるんだよ」

 ぢつわQB先生が、病院関係者になにがしかの影響を与えて、少年に対する最終宣告を言わしめた、とか。

第5話「後悔なんて、あるわけない」

 共通の敵がいるはずなのに、同一民族で殺し合うわけですね。

第6話「こんなの絶対おかしいよ」

 まどかは、何度も「振り込め詐欺、気をつけてね」と注意しても振り込んでしまう人みたいだな。QB先生は、グリーフシードを食べ物にしている→だから、魔法少女を契約で増やして魔女狩りをさせたい……のか? ママの言っていることは正しいが、いまのまどかには「取り返しのつかない間違い」になってしまうのではないか。そして、QB先生の説明がヤバイ。これが、カテゴリー超級の峠なのか。それとも、こんなのは4級程度にしかすぎないのか。

第7話「本当の気持ちと向き合えますか?」

 つまり、「魔法少女≠人間」だと。よくよく考えてみれば、そりゃそうか。ドラゴンボールにおける「孫悟空は人間(地球人)ではなく、サイヤ人だった」ってやつですな。問題というか考慮点は、QB先生が説明責任を果たしていたのか否か。さやかちゃんが、だんだん壊れていく……。

第8話「あたしって、ほんとバカ」

 「このままでは……」のくだりで「もしや」と思ったが、まさかのQB先生ラストの種明かし。だから杏子ちゃんは「食物連鎖」と言い、ほむらちゃんは「インキュベーター」と呼んだわけだ。でも、それだと「魔少女」です、QB先生。

第9話「そんなの、あたしが許さない」

 QB先生の素晴らしい勧誘は、地球上すべての営業が見習うべきだな。またしても、QB先生ラストの種明かし。すばらしい。

第10話「もう誰にも頼らない」

 ほむらちゃんの正体、というか行動の理由が明らかになる。これ(タイムループ)、つらいね。マミさんが壊れるシーン(そして、まどかが即座に対処する)など、秀逸な回だった。

第11話「最後に残った道しるべ」

 タイムループすることによって、まどかを救うはずがまどかを最強の魔法少女にしてしまうなんて、なんと皮肉な。QB先生の「上から目線」、素敵です。「お前は家畜だ」なんて、なかなか言えないセリフです。希望を捨てたら自分も魔女になって、まどかも救えない。だが過去に戻れば、まどかの因果は深くなってしまう。QB先生、ほとんど「詰み」ですね。

第12話「わたしの、最高の友達」

 いまさらハッピーエンドになんかできないだろうし、どうするんだろう? と思っていたら、ルールそのものを変えてしまうことを考えた、というわけ? 確かに「魔女」はいなくなったが、「魔獣」という存在がその代わりになった。でも、「魔法少女が救われない」ルールからは脱することができた、と。この作品は、大事なお友達を守る(救う?)という、ほむらちゃんが主人公の友情物語だったのね。

 アニメというだけで作品が正当に評価されない日本において、魔法少女モノなんて二重のハンディキャップを課せられているようなものだ。エヴァ(新世紀エヴァンゲリオン)との比較で語られることが多いように感じていたが、共通項はストーリーや世界観ではなく登場人物がどちらも中学生(二年生)だというところが胆なのかもしれない。

2013/11/12

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語

 DVD/Bru-lay版を買おうかと思っていたところ新編が劇場公開され、それに合わせて前編・後編がTV放映された。TV版の総集編であるわけだが、二度目は二度目なりの楽しさがある。まどかとほむほむが保健室へ歩いて行くシーンでの、ほむほむの苦しげな口元など、二度目でなければ意味がわからない。マミさんの部屋でキュゥべえが行なう「最初の説明」も、二度目であれば実に巧妙であることに気づく。魔法少女と魔女の関連性について、大事なところがぼかされている。

 屋上でほむほむがまどか達に会うシーンでは、まどかがほむほむに問う。何故ほむらは魔法少女になったのか、と。これは、振り返らずにはいられないだろう。スーパー営業キュゥべえ先生は、顧客が思案の間なにも口をはさまない。そして、さり気なく魔法少女のプレミア性を説く。マミさんの家を出て橋の上をまどかとほむほむが歩くシーンでは、ほむほむのひとつひとつの台詞がのちのちの展開を想起させる。これは、観ていて正直つらい。

 さやかちゃんが痛々しく、杏子ちゃんのヒールっぷりも素敵すぎる。そして、さやかちゃんが壊れていく。ほむほむの心が折れそうになるシーンの後、キュゥべえ先生の正体が明かされる。さやかちゃんのソウルジェムが真っ黒や~! シメの台詞が素敵すぎます、キュゥべえ先生。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[後編]永遠の物語

 「認識の相違から生じた判断ミスを後悔するとき、なぜか人間は他者を憎悪するんだよねえ」

 キュゥべえ先生、始まりから飛ばしてくれます! 自分も実社会で、そんなセリフを吐いてみたい。何度観ても、キュゥべえ先生がまどかに対して実質「死ね」とスカウトするシーンは秀逸すぎる。こんなプレゼンテーションを行なうことができるビジネスマンが、日本にいるか!?

 ほむほむは、あれを80年も繰り返していたのかあ。まどか軍曹の判断力の速さ(マミさんのソウルジェムを「処理」するシーン)も、さすがだ。親友を撃ち殺す心情とは、いかがなものなのか。そしてキュゥべえへ告げる台詞、「私の戦場は、ここじゃない」。キュゥべえ先生がまどかを諭すシーン。思春期の少女には重すぎる話ですよ。家畜扱いされて、「なるほど」と納得できるやつなんて普通はいないッス。

 友人の「信じてあげるしかないわね、いまは」の発言が、母親なのに娘を行かせてしまう理由として描写されているのだろうか。そしてママの躊躇するかのような手の動きも、それ(葛藤の末に娘を信じて行かせる)を表しているのだろうか。ここはフィクションとはいえ、うまくウソを付く必要がある部分だと思う。

 さやかちゃん……(泣)。

- epilogue -

Under Construction.


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