ERIC CLAPTON
02.28.2014 NIPPON BUDOKAN
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今回の来日公演は仕事の都合で行けないだろう思っていたので事前にチケットを買うこまなかった。しかし2月最後の月曜日になって何とかなりそうになってきた。水曜日は前々からの予定通りローリング・ストーンズの東京ドーム公演に行ったこともあり、28日金曜日の日本公演の最終日に行ってみることにした。前売りは既に売り切れだったので、手に入るか分からなかったが当日券を目当てに行くことにした。
武道館についたのは7時開演の5分前。当日券売り場には10人くらい並んでいた。2階の斜め後ろの席ではあったがチケットを手に入れることが出来た。
”場外の私設入場券販売”はもちろんあった。しかし昨今のチケットはどこもインターネットで予約してコンビニで受け取る(印刷)方式がやたらと多くて、プリンタで偽造したチケットとかもありそうな気がしてちょっと心配で手が出せなかったのだった。
大急ぎで2階に上がってなんとか開演前に着席。北東(ステージの左斜め後ろ)2階の最上段。ステージを見下ろすと真ん中にいつもの絨毯がしかれている。目の前にはなぜか大きなスクリーンが吊られていて、てっきりステージ後方客席向けのサービスなのかと思ったらそうではないようだ。あくまでも前方客席へ向けてのものらしい。後方客席から見る人はスクリーンの映像を裏から見ることになるため、結果として後ろからは”左利きクラプトン”を見ることになった。
7時から少し遅れて「Pretending」でスタート。事前に予習したセットリストでは「Tell The Truth」かと思っていたので、やはり日によって入れ替えがあるようだ。
そういえば初めてエリック・クラプトンのコンサートを武道館で見たときも、やっぱり後ろの席だった。あの頃は”ロンゲ”姿で(ということはおそらく「ジャーニーマン」のツアーの頃)ヴェルサーチのスーツだったかを着ていたが、いまや髪も短く服装もラフで、随分変わったものだ。あまり変化の無いミック・ジャガーなどとは大違いなのだ。
後ろの席で良かったこともある。そえれは音量が適切だったこと。前回見たクラプトンの武道館公演とか、一昨日行ったばかりのローリング・ストーンズとか、とにかく”いや!”と言うほどの大音量だったが、もちろん自分の歳のせいと言うこともあるだろうが、今日は自分にとって適当な音量で聞くことが出来た。
前半は自分にもわかる曲(笑)が並ぶ。「Wonderful Tonight」はまたアレンジが変わったみたい。久々に聞いたような気がする「I Shot the Sheriff」が終わると椅子に座って、どこかのグループのように”生ギター・コーナー”。そのどこかのグループの場合もそうなのだけど自分はあまり生ギター・コーナーには興味がないのだった。しかもここで「LAYLA」が出てしまったので、これで今日はエレクトリック・レイラは無いだろうというこどで、ちょっと残念だった。
後半はクラプトンではなくキーボードのヴォーカルでスタート。馴染みのない曲が続いて最後はやっぱり「Cocaine」だった。
アンコールの曲もキーボードのボーカルで、1曲のみ。え、これで終わり?しかし観客も慣れたもので、もっとアンコールの拍手をするでもなくあっさりと退場していくのだった。日本公演最終日なのにサービス精神のかけらもないところがいかにもクラプトンらしかった(笑)。
帰りはパンフレットがすでに売り切れでったので、グッズ売り場によることもなかったgた、北の丸公園の九段下駅側の門が工事中で出るに異様に時間がかかった(笑)
カメラが入ったのはスクリーンに映すためだけではなく、TV放送があるのだろうと期待していたが一向にその気配なし。8月になって、どうやらビデオが発売されるらしい。
- Set List
- Pretending
- Key to the Highway
(Charles Segar cover)
- Tell the Truth
(Derek and the Dominos song)
- Hoochie Coochie Man
(Muddy Waters cover)
- Honest Man
- Wonderful Tonight
- I Shot the Sheriff
(The Wailers cover)
----- (Acoustic) -----
- Driftin' Blues
(Johnny Cash & The Nashville Grass cover)
- Nobody Knows You When You're Down and Out
(Mike Cox cover)
- Alabama Women Blues
(Leroy Carr cover)
- Layla
(Derek and the Dominos song)
- Tears in Heaven
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- How Long
(Ace cover)(キーボード・ヴォーカル)
- Before You Accuse Me
(Bo Diddley cover)
- Cross Road Blues
(Robert Johnson cover)
- Little Queen of Spades
(Robert Johnson cover)
- Cocaine
(J.J. Cale cover)
-- Encore --
- High Time We Went
(Joe Cocker cover)
- Member
- エリック・クラプトン(vo, g)
- ポール・キャラック(key, vo)
- スティーヴ・ガッド(ds)
- クリス・ステイントン(key)
- ネイザン・イースト(b)