JEFF BECK

2010.04.10 JCB HALL





前年2月以来の約1年ぶりのジェフ・ベック。前回はアルバムのリリースもない中の公演だったが、今回はニューアルバム「Emotion & Commotion」リリース直後の来日となった。ただし、あまり新作を聞き込む時間がなかったのが残念。
当日は土曜日なので開演は通常より早い17時から。他に時間をつぶせるところもなかったので少し早いとは思いつつ16時過ぎに入場。とりあえずパンフレットを買っておこうかとおもったらグッズ売り場が長蛇の列。2階下のフロアーから売り場のある階の通路の端から端まで一杯にならんでいる状態。終演後にしようかとも思ったが、終演後は出来るだけ早くかえりたかったので列に並ぶことに。結局パンフレット1冊買うのに30分程度かかった。
JCB HALLは武道館のステージ裏をなくしたような形。1階、2階ではなくバルコニーと呼ぶらしい。今回の席は第1バルコニーだったがそう広くはない会場だったので十分だった。

前回同様、バックのベーシストは今回も女性で、前回公演のときのベーシスト Tal Wilkenfeld は可愛らしい女の子(実際に結構小柄な人)だったが、今回の Rhonda Smith は迫力あるお姉さんという感じで何曲かでヴォーカルも担当。ドラマーはゲージツ家のクマさんみたいな人。

JEFF BECK はほぼ同じみの白いストラトキャスターを使用したが1曲でテレキャクター、アンコールの「How High The Moon」では黒のレスポールを使用した。「How High The Moon」ではキーボードの Jason Rebello もギターを弾いていた。JEFF BECK が終始サングラスをかけていたのが気になったところ。目でも悪くしたのだろうか。老眼なら分かるが(笑)。
前回の国際フォーラムでは音が悪いというか、音が小さいという評判だったが今回は十分音圧を感じられた。会場によるのだろうか。前回はアンコールを入れても1時間半弱程度だったが今回は1時間40分。アンコール2回というのも珍しい。1回目のアンコールで退場するときパウダーを客席に向かって何度も吹きかけながら退場、もうこれで終りかと思ったら再登場。最後が「哀しみの恋人達」とは。結局「Blue Wind」はやらなかった。

帰りにロビーで小倉智明を見かけた。いろいろ趣味の広いひとだ(人のことは言えない...)。




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