THE WHO
2008.11.16 SAITAMA SUPER ARENA
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- QUEEN + PAUL RODGERS以来、2回目のさいたまスーパーアリーナ。当日は雨の降る日曜日、仕事で休日出勤だったのを早めに切り上げてコンサートに行った。当時は直ぐ近くで仕事をしていたのでちょうど良かった。帰りも大宮駅に近くて便利(むしろ平日の武道館公演だったら早退でもしない限り行けなかった)。
THE WHOは4年前に「ロック・オデッセイ」のために初来日していた。そのときは単独公演ではなかったので行く気にならなかったのだが、再び単独公演で来日する日が来るとは思わなかった。日本では目立ったヒット曲が無くて地味な割りにギャラが馬鹿高いという噂。実際チケット代\12000というのはちょっと高めなな感じがした(ちなみに翌年のEric Claptonの武道館公演はは\11000だった)。
自身THE WHOを良く聞くようになったのはここ10年位のことなので、古くからの大ファンというわけでもなかった。ベスト・アルバム「The Ultimate Collection」は良く聞き込んでいた程度。この当時はまだ「CSI:犯罪科学捜査班」(*)も知らなかった。
客層は思ったほどおっさんばかりではなく、何でこんな人がと思う若者も多かった気がする。席は前回同様アリーナで、ちょっといやな予感がしたが、コンサートが始まるとやっぱり総立ち、そのまま2時間近く立ちっ放し。おっさんにはつらい。
ステージは後ろにスクリーンがあって常に何かの映像が映し出される演出だった。ロジャーもピートもそうマイクを振り回したり、腕を振り回したりということは無かった。もう歳だしね。バンド・メンバードラムがリンゴ・スターの息子ザック・スターキー、ギターがピートの弟サイモンと、他のメンバーも前回の来日時と同じだったようだ。ちなみにオリジナル・メンバーのベーシスト、故ジョン・エントウィッスルはだいぶ前にリンゴ・スター・オール・スター・バンドの一員として来日したときに見たことがあった。そのときはTHE WHOのメンバーとは知らず、”渋いおじさん”の印象だったが、まさかあんな形で亡くなるとは。
演奏曲目は近年ほぼパターン化しているのか、オープニングからエンディング、アンコールと「ロック・オデッセイ」のときとほぼ同じ。はじめてみる人にはいいだろが、おなじ曲をやるにしてもThe Rolling Stonesのようにもう少しツアーごとに構成に変化があったほうがいいような。
(*)THE WHOの曲がテーマ曲に使われているアメリカのテレビ・ドラマ。ラスベガス、マイアミ、ニューヨークと3シリーズあって全てのシリーズでオープニング・テーマにTHE WHOの曲が使われている。
- Set List
- I Can't Explain
- The Seeker
- Anyway,Anyhow,Anywhere
- Fragments
- Who Are You
- Behind Blue Eyes
- Relay
- Sister Disco
- Baba O'Reily
- Eminence Front
- 5:15
- Love Reign O'er Me
- My Generation
- Won't Get Fooled Again
----- encore -----
〜メンバー紹介〜
- Pinball Wizard
- Amazing Journey
- Sparks
- See Me,Feel Me
- Tea and Theatre
- THE BAND
- Pete Townshend - Guitars,Vocals
- Roger Daltrey - Vocals
- Zak Starkey - Drums
- John 'Rabbit' Bundrick - keybords
- Simon Townshend - Guitars
- Pino Palladino - Bass
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