THE ROLLING STONES
A BIGGER BANG TOUR
2006.03.22 TOKYO DOME
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- これを書いている時点で5〜6年前のことなので、あまり覚えていないのだが。
会場に入って驚いたのは結構な空席があったこと。ガラガラとは言わないが、ブロック単位で何箇所か空席があった。チケットの販売方法に問題でもあったのではないかと思った。そもそもS席17500円とはいかがなものか。リーマンショック前とはいえ、今考えてもかなりな値段だと思う。さらにステージ上にビルを建てたような特別席は5万円以上だとか。好きな人は海外まで見に行く人もいるし、高いと思ったら見なければいいと言うかもしれないが、それにしても物には適正な価格と言うものがあるだろうに。
今回の来日はストーンズのギャラがあまりにも高額だったため、今まで招聘しいていたウドー音楽事務所ではなく、JECインターナショナルの招聘になったと言う話(この会社のWebサイトには5年以上たった今でもローリング・ストーンズ公演終了のバナーが載っている。やはりこの会社にとっても大仕事だったことが伺える)。The Rolling Stonesと言えども今ではブルジョワ相手のブルジョワ・バンドなんだね(笑)
席は3塁側の一応一階スタンド。まずはストーンズの前に前座のステージがあった(「リッチー・コッツエン」という人だとか)。地方から見に来ているものとしては、前座などいらない、終わったら早く帰りたいのに帰りが遅くなるだけ(笑)。
ストーンズは怒涛の「Jumpin'Jack Flash」でオープニング、「Let's Spend The Night Together」、「She's So Cold」と続いた後「ツギハ、シンキョクデス」と言って「Oh No,Not you Again」、また「コノキョク、オボエテル?」と言って「As Tears Go By」などミックが度々日本語を披露。「Night Time Is The Right Time」をやった後には「スゴクタノシイ!」とも。
メンバー紹介の後キースのコーナー。新曲「This Place Is Empty」と定番の「Happy」。
「Miss You」をやりながらステージの一部、ドラム・セットがそのまま移動する形でサブ・ステージに移動。確か前回の「Bridge To Babylon Tour」のときは橋がサブ・ステージに伸びていくだけのものだったと思うが、今回はそれ以上の大掛かりなセット。しかしサブ・ステージ近くの人はいいかもしれないが、どっちからも遠い席にいるものにとっては時間と金のムダ(笑)。「Rough Justice」と懐メロ「Get Off My Cloud」の後、「Honky Tonk Woman」をやりながらメイン・ステージに戻る。
わずか数曲やるためにこれほど大掛かりなセットを組んで、それがチケット代のン千円分になっているかと思うと全然喜べない(笑)。
「悪魔を憐れむ歌」、「黒くぬれ!」と続いて、エンディングはいつもの「Start Me Up」から「Brown Sugar」へ。
ああ、あとはアンコールのアレで盛り上がって終わりかと思っていたら、その前に「無情の世界」があったのは以外。
そして最後はもちろんお約束の「Satisfaction」。エンディングの「Brown Sugar」もそうだけど、盛り上げのためとはいえ3〜4分の曲を7〜8分まで引張って、ブラスが入っていることもあって最後はなんだかロックン・ロールと言うよりビック・バンドみたいな演奏だな〜。
締めはドームならではの”低い花火”が上がって2時間あまりのコンサートは終わった。
毎回来日毎に1度は見に行くストーンズなのだけど、いつも一回見ると満足という感じ。今回は特にチケットが高かったこともあった。今度はもう少し小さな会場で、メンバーのみのタイトな演奏で聞いてみたいと思った(ただそんな小さな会場では素人にはとてもチケットは手に入らないだろうね)。
- Set List
- Jumpin'Jack Flash
- Let's Spend The Night Together
- She's So Cold
- Oh No,Not you Again(*)
- Sway
- As Tears Go By
- Tumbling Dice
- Rain Fall Down(*)
- Night Time Is The Right Time
--- Band Introduction ---
- This Place Is Empty(Keith Richards)(*)
- Happy(Keith Richards)
- Miss You
--- Center Stage ---
- Rough Justice(*)
- Get Off My Cloud
- Honky Tonk Woman
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- Sympathy For The Devil
- Paint It Black
- Start Me Up
- Brown Sugar
--- encore ---
- You Can't Always Get What You Want
- Satisfaction
(*) from album「A Bigger Bang」