8pm に door open で、自分は今いる office から 25 分くらい歩いて行って
8:30pm くらいに Slims に着いたのですが、すでに入口や ticket 売場など、
あちこちにSold Out の文字。
自分は Ticket を web で予約したんですけど、ほんとに予約できてるか(正確には
ticket の受取方法がよくわからなくて)心配していたのですが、当日 door open
以降に直接行っても ok、と予約時に web page にあったので「web で pre-order
してる」と言って予約番号を post-it で渡したら、大丈夫でした (^.^)
幕には video projector screen が使われていて(ちょうど府中 Flight
みたいな感じです>知ってる人)、幕前やセットとセットの合間には子ども向けっぽい
clay animation のビデオと、それが終るとなぜかウルトラマン (@_@)
のビデオが流されていました。
Sean は前日は Seattle で live、この日 San Francicso では 6pm からハイト・アシュビリーにある大型 cd shop、Amoeba Music で free live を行なったあと Slims に入り、Dopo Yume のセットでは 1 曲ラップナンバーで drums を担当、Rufus のセットでも途中でゲストとして1曲参加しました。
前の Rufus のセットが終ってから、Sean のセットに組み替えるのに時間がかかり
(Drum set も含めてほとんど入れ換えていました)、客もそろそろじれてきて、
だんだん大声が飛び交いはじめたたところで Sean が登場。
はじめはエフェクターをいじくり回してのノイズの嵐の中、
幕が上がるとインド舞踊のような不思議なダンスをしている、
といったあんばい(9月に日本で確かめて下さい、 きっとやるでしょう
^_^;
))。
曲は 1st single の Home から始まりました。
曲はほとんどが debut album からのもので、(Sean の CD は、 日本に置いてきてしまったのでよく覚えてないのですけど)、 以下のような曲が play されました。(順番不同)
Encore では、1曲は「はじめてやる曲」と MC で紹介していた、 アルバムに入っていない曲で、最後のナンバーではラストは live のスタートと同じく ノイズを出したままメンバーがステージを後にするというかたちで live は日も変わって 0:30 頃に終了となりました。
アルバム以外からのナンバーは total で4曲くらいだったかな、と記憶していますが、 Seattle の方でライブ前に Campus radio station で Sean をキャッチした 牧原さんのレポートでは、ちょうどその時(ラジオ出演時)にその日のコンサートの set list を考えているところだった、とのことでしたので、 セットリストは毎日変わっているのかもしれません。
曲としては、John のものよりは、やはり Yoko さんの系統に若干近いものを感じます。
ただ、それは「実験的なサウンド」「前衛的なサウンド」という意味ではなく、
Sean 自身がまだ音楽的にいろいろなスタイルを自分でも試していて(楽しんでいて)、
その手応えを確かめているんじゃないかな、といった感じです。
そのためかどうかわかりませんが、Sean のナンバーはコード進行もちょっと
不思議な感じが多く、あまり直球勝負しないようなところがあります。
San Francisco の土地柄か、古い人でも rock を楽しんでいる人が多いように
自分は感じているのですが、そういった感じの人達は、リアクションは大きくないので
(^_^;
、Sean のセットの場合、曲の間はあまり動かないでステージを
見つめているという感じなんです。
一方、アメリカツアーで一緒に回っている Rufus Wainwright のセットの方は
メロディラインが親しみやすいこと、vocal が伸びやかだったこともあって、
みんな笑顔で体を動かしたりしていたので、自分から見ると Sean のセットでは
お客さんは「どうノッていいものかちょっと迷っているような感じ」という
印象がありました。
とはいえ、live 自体は all age show。
前の方でかぶりついて見てたのはやはり若いファンで、彼らはラップなども
そのまま楽しんでいましたね。
また、少しお年をめした rock fan に対しても、曲間の拍手などの印象から
受けは良かったように感じました。
自分はアルバムをはじめに聞いた時はあまりピンと来なかった方なのですが、
数回聴き続けるうちに、それぞれのナンバーの中で気に入る部分が見つかるように
なっていたので、live もとても楽しめました。
アルバムでは jazz 風のナンバーでは guest も参加するなどしていて、
ちょっとあれこれ「つまみぐい」という印象も無くはなかったのですが
(^_^;
、live ではメンバーですべてをまかなっていること、
ツアーもラスト前ということで、統一感・一体感も出ていて、
ツアー前にドラマーが急遽交替したとのことでしたが、出来も良かったと思います。