日時: | 00/06/16(Fri) 18:30 開場 19:00 開演 |
会場: | 神奈川県民ホール 大ホール |
主な出演者: | Sonny Rollins(ts.), Clifton Anderson(tb.), Bob Cranshaw(b.), Stephen Scott(p.), Victor See-Yuen(per.), Perry Wilson(dr.) |
主催: | 読売新聞社/ハマ音 |
協賛: | 住友海上 |
協力: | 日本航空/ビクターエンタテインメント |
料金: | S席 6,000円 |
演奏曲目: | 1.? 2.? 3.? 4.Global Warming 5.More Than You Know 6.? −15分休憩− 7.? 8.? 9.? 10.? 11.? 12.? 13.? |
詳細が間違っているおそれがございます。間違い等ございましたら、お手数ですがご連絡頂けると幸いです。_o_ |
同行者: | HO氏 | 座席: | 2階10列48番 |
萌黄色のジャケットに黒いスラックスといういでたちの御大は一度も座らずに72歳とは思えない豊かな音色を聞かせてくれました。何というか艶のある音です。演奏開始直前にマイクがノイズを拾ったときのお茶目な表情も魅力的でした。他のメンバーについて言及すると、トロンボーンはちょっと迫力不足のような気がしました。まあ、これは好みの問題だとは思いますが、個人的にはハードブレスとかが好きなもので(^^)。ピアノとパーカッションは素晴らしかったですね。パーカッションは4曲目でカリンバらしき楽器を手に大活躍していました。多彩な打楽器をすっかり使いこなしている感じです。ドラムは若々しく新鮮な感じで、これはこれでよかったです。ゆったりとした時間が過ぎ、20:12頃、6曲を演奏終了した時点で休憩に入りました。
11曲目は割とジャズっぽくないリズム(ドンドンタッというようなリズム)で個人的にかなり気に入ってしましました。こういう曲も演奏するあたりが柔軟で素晴らしいです。血が滾りました。12曲目は一転してスローな曲を演奏し、続いてラストの13曲目へ。 演奏を中断して挨拶を行う御大。ただ、ラストの曲で今までおとなしかった観客が立ち上がり、ステージの方に殺到してしまったのは、係員がいないとはいえ、あまり感心できませんでした。まあ、それほどの混乱はなかったようですが。こういうことが起こるのは、やはり、あまりライブに行き慣れていないお客さんが多いからなんでしょうかね。そして、斜め前の白髪のおばあちゃんがノリまくっていてちょっと心配なくらいのテンションのうちにライブは終了。アンコールに応えて、挨拶をする御大。まったく素敵です。ステージ終了は21:35頃のことでした。
そして、我々はCDを売る声を余所に、中華街の灯を求め、ふらふらと夜に身を投げ出すのでした。死ぬまで止むことのない音楽の余韻に抱かれたままで。