STEELY DAN two against nature IN CONCERT

(00/05/15更新)

日時: 00/05/14(Sun) 17:00 開場 18:00開演
会場: 東京国際フォーラム ホールA
出演: Donald Fagen (vocals, keyboards); Walter Becker (guitar); Jon Herington (guitar); Cornelius Bumpus (sax); Ari Ambrose (sax); Michael Leonhart (trumpet); Jim Pugh (trombone); Ricky Lawson (drums); Tom Barney (bass); Ted Baker (keyboards); Victoria Cave (BG vocals); Carolyn Leonhart (BG vocals), and Cynthia Calhoun (BG vocals)
入場料: S席8,000円
主催: TBS/J-WAVE
協力: BMG FUNHOUSE,INC./ユニバーサル ビクター(株)
招聘、制作: H.I.P.

<ご注意> 詳細が間違っているおそれもありますが、どうかご容赦下さい_o_

□ 個人的なデータ

同行者: H氏 座席: 2階19列66番(H氏は65番)

□ 緩やかに動く

5:40頃、有楽町駅国際フォーラム出口でH氏と合流。会場へ。2,000円の英語パンフを買って席へ。2階の真中左よりの席。やはりオヤジが多い。18:05頃にアナウンス。18:10頃にスタート。まったく予備知識なしで来た。1曲目の途中からSteely Danの二人が入ってくる。落ち着いた感じだ。たまにはこういうのもいい。途中からバスドラを連打し、静かに盛り上がるドラムソロ。日中の疲れが出て、朦朧となりながらも心地よい音楽に身を浸す。Walterがメンバー紹介を行った。ラストに紹介されたDonaldがハンディキーボードを手に前に出る。舞台上のところどころが繰り抜かれたスクリーンに幾何模様や電光掲示板の映像が流れてゆく。19:30頃、第1部が終った。

□ 流れるように生きる

事前のアナウンス通り、20分ほどの休憩の後、19:30頃に第2部が始まった。1曲目がウッドベースをフィーチャーして、2人抜きで始まる。計算されたライティングが美しく舞台を彩る。Jonのギターフレーズの方が印象が強いが、Walterは流石に深くていい音を出す。20:20頃、一旦終了してアンコール。アンコールになって、やっと少しコーラスが聞こえるようになった。女性が3人もいるのに。まあ、JBみたいな派手なバンドとは違うか。

そして、あっさりと終了。淡々とした職人っぽい演奏だった。それもまたいいと思う。H氏によると新しい曲と古い曲が半々で、パンフレットの裏表紙に載っていた曲(Do It Again, Reelin' In The Years, Bodhisattva, Rikki Don't Loose That Number, Black Friday, Bad Sneakers, The Fez, Green Earrings, Black Cow, Aja, Peg, Deacon Blues, Home At Last, Josie, FM, Babylon Sisters, Hey Nineteen, Time Out Of Mind)のほとんどをやったのではないかということだ。余韻に浸りながら20:40頃に会場を出た。街は優しい闇に包まれていた。


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