日時: | 97/08/15(Fri), 97/08/16(Sat), 97/08/17(Sun) |
会場: | 有明・東京国際展示場 |
カタログ代: | 2分冊1,900円 |
主催: | コミックマーケット準備会 |
本当にかなり前の話なので、頭がぼけています。詳細が間違っているおそれもありますが、どうかご容赦下さい。_o_ |
同行者: | 鈴湘さん、G.Sさん | 参加日: | 97/08/17 | サークル名: | Adiabatic | 場所: | 東ネ53 |
まずは東海道線の横浜駅ホームで鈴湘さん達と合流。G.S.さんとは初顔合わせでした。そのときの私の顔色はさぞかしひどいものだったに違いありません(^^;)。JRで座席に座らせてもらい、さらに東京駅発のバスでも座席に座らせてもらった私は、ゼナの助けもあってか、少しづつではあるが、元気を取り戻しつつありました。やがて、バスの窓から見えてくるビッグサイトの偉容。それを目にした途端、身体の内側からふつふつと沸き上がってくるエネルギーを意識しました。ヲタクというものはなんと業が深いのでしょう。
初めてのサークルチケットを入り口で提示して、会場内へ。幸せな気分だ。誘ってくれた鈴湘さんに感謝。そして、会場に入り、とりあえず準備を開始する。机の上のパイプ椅子を降ろし、布を敷いて新刊と在庫を並べる。新刊はちゃんと机のところに置いてありました。場所は「東ネ53」で、横の通路沿い。なかなかいい場所かも。また、非売品として、劇場での聞き取りメモ+「僕という記号」(庵野秀明著)から構成した劇場版シナリオ集を作っていたので、それも置いておきました。#販売するには心苦しかったので、見本としてお見せするだけにしました。
在庫は冬に発行したエヴァ本に差し換え頁を挟んだもの。新刊はエヴァ本1冊と「星界の紋章」のコピー本でした。ちなみに、いずれも私は関係してません(^^;)。途中で係の方が見本誌を取りにいらっしゃった時には、まだ用意しておらず、少し慌ててしまいました(^^;)。しかし、3人で並んで座るには結構狭いスペースですね。隣との間隔もあまりなかったですし。
そして、適当に交代しながら、狩りを行う。やっぱり拠点があると楽ですね。一度に大量の本を持ち歩かずにすみますし。鈴湘さんとお互いに好きそうな本を買うようにしたことも能率アップ(なんのだ?^^;)につながりました。しかし、それはさておき、斜め前に見えるブースで外ン道風の男がひたすら顔の前で両手を組む例のポーズを続けているのがたまらなくおかしかったです(^^;) 。
会場を歩くと、結構劇場版のシナリオ集を売っているところがありました。著作権とかいいんだろうか。私はその辺が気になったのと未完成なことが分かっていたので、非売品にしておいたのですが。 しかし、私の拙いシナリオ集に興味を示して下さった方が何人かいて、直接お話しできたのは嬉しかったですね。その後、メールのやり取りをさせていただいた方もいます。ただ、謎系の方だったので、謎はどうでもいい派の私としてはちょっと厳しい面もありましたが(^^;)。
また、女の子も見てくれたりしました。「何回ぐらい観ました?」と訊かれたので、「10回くらいですかね」と答えたところ、「やっぱりそのくらい観なきゃだめですよねえ」というコメントを頂戴しました。果たしてそれがいいかどうかは謎ですが(^^;)。しかし、その方はネットにつながっていないそうなので、コピーをお渡しできず、非常に残念でした。やはり、コピーを用意しておけば良かったですねえ。
しかし、大反省すべき点もありました。友人に頼まれていたエヴァの小説本が買えなかったことです。まさか小説本が売り切れになるとは思いもしなかったので、ちょっと遅めに行ったのが間違いでした。在庫がなくなった後、委託先から持ってくるというので待っていたのですが、それもすぐに無くなってしまったようです(;_;)。まだまだ、認識が甘いですねえ。友人には本当に申し訳ないことをしましたm(_0_)m。
隣のサークルの方に買って頂いたことに気づかず、隣のサークルさんの本を買わなかったことも反省点です。
買った中で気に入ったのは何といっても「ASUKA ASUKA ASUKA II」(死神の盆踊り)ですね。ドイツ時代の小さいアスカとミサトさんのお話。超お気に入りです。他には村田蓮爾さんの画集とかを買いました。並んでいる間に見本とノートが回ってきたので、ノートに「画集が手に入らなかったよ〜」的なことを書きました(どこかにないですかね?^^;)。しかし、並んでいる時間が短かったこと、短かったこと。ちゃんとノートに書く暇も無かったほどです。ところで、私が画集を買った際に渡してくれた方はサングラスをかけた男性だったのですが、もしかしてご本人だったのかしら。きゃー。
そうそう、タカハシマコさんと野火ノビタさんのところはデフォルトです(^^;)。沖縄体液軍人会(安永航一郎さん)の「もっとはずかしいNERV」も笑えました。ま、前作の方が良かった気もしますが。しかし、友人に頼まれてもう1冊買いに行ったときにはもうありませんでした(;_;)。せっかく、並ばずに買えていたのに。
悔しかったことは、やっぱりCHOCOさんが手掛けたコミケのペーパーバッグが手に入らなかったことですね。特に小さい方。これは本気で悔しいかも。「包帯少女 THE THIRD」の方は取りあえず入手できたのですが。
そして、コミケ閉幕を告げるアナウンス。会場内から沸き起こる拍手、拍手、拍手。ゼナのおかげでなんとか持ち堪えることが出来ました。いやあ、良かった、良かった。疲労感を覆い隠すように、じわりと広がっていく充実感。そして、解放感。
帰りは少し待たされましたが、海上バスに乗りました。なかなか楽しいです。流れ行く海を見ながら、僕はまた参加したいと思いました。絵はともかく文章でも。きっと僕はコミケという名の磁場に取り込まれてしまったのだろう。それがいいことなのか、悪いことなのかわからない。でも、今はそれでいいと思う。僕はそう思った。