「X−エックス−」作者CLAMPの4人に聞く

 「X」って、TVアニメになってるんですね。短いですが、CLAMP4人のインタビューが掲載されています。 (2001.10.30)
少女漫画の著作権訴訟で「原作者と漫画家の権利は同じ」  「キャンディ・キャンディ」の権利をめぐって、原作者の水木杏子さんと漫画家のいがらしゆみこさんが争っていた裁判の判決が確定しました。「この漫画は原作に原著作権があり、漫画は『二次的著作物』に当たるから、原作者と漫画家は同じ権利を持つ」との判断がでました。双方の意見については、水木さんサイトいがらしさんサイト(11/1に声明文発表予定)を御覧下さい。表題の朝日新聞の記事は数日で消えると思います。 (2001.10.25)
bk1&amazonでお買い上げありがとうございます  ときめきくらぶのトップページにオンライン書店のbk1とamazonへのリンクが張ってありますよね。これって、このリンクをたどった人が本などを買うと、私に御褒美として購入金額の3%をプレゼントしてくれるというシステムになっています。「ごあいさつ」にも書いてあるんだけど、ときめきくらぶは私が時間とお金を使って楽しむところなので、収益は全額、現代マンガ図書館に寄付することにしています(向こうはそんなこと知らないんですが)。ホントは他のコンテンツと連動した使いやすい形になる予定だったんですが、今は単にトップにリンクをはってあるという「見る人にとって何の利便性もないリンク」なので、誰もこんなところから買わないよねとか思っていました。でも、7月分と8月分の集計を見てると、買って下さる方がいらっしゃってちょっと感激でした。
★ぱんぱかぱーん。
  bk1:  7月 228円(8点)、8月 489円(20点)
  amazon: 7月 111円(1点)、8月 0円(注文中のは有)
 おお、これで、コミックス2冊分だぁ。やたっ。
 実は私も今週bk1に2万円ほど本を注文したのですが、その時にどこのリンクから買おうか結構悩みました(自分がときめきくらぶから買ってももらえないので)。せっかく買うんだから、できればいいことに使ってくれる人がいいなと思ったからです。今回の経験から、今まで寄付することとリンクの所に書いていませんでしたが(なんか、えーかっこしぃみたいだしね)、こういうことは書いておいた方がいいんじゃないかと思いましたので、そう書いておきます。 (2001.9.1)

上海にコスプレ同志集結・日本漫画ファン交流会に20万人(日経B20) 2001年8月23日から4日間、上海市で漫画・アニメファンのイベントが開催された(主催者によると延べ20万人が来場する見込み)。日本からは、漫画家の荻原征弥さんらが参加した。主催者発表とはいえ、20万人とはさすが中国ですね。本当にブームになったら、一体何人集まることでしょう。  最近、海外における日本アニメ・マンガ文化の動向について興味を持っていて調べようとしています(時間がないので全く進んでませんが)。数年前に比べて、かなり状況は変化しているようです。ところで「不思議の海のナディア」が米国リリースしてます。クレームより勝負ということろですね。DVDプレーヤー衝動買いしてしまいました(eBayで$31)。 (2001.8.28)
みんなに迷惑がかかるから絶対に犯罪だけは犯せない〜  容疑者のtoki(本名を黙秘)は、インターネット上で「ときめきくらぶ」というホームページを開いており、幼女のイラストなどを掲載していた。趣味は、パソコンと漫画。家宅捜索の結果、自宅からは1000冊を超える漫画が見つかっており、コミックマーケットで同人誌を発表していたこともあることが判明した。捜査関係筋によると、容疑者が少年漫画は読まず、女子中高生らが登場する少女漫画を偏愛しており、女子中高生に特に強い興味を持っていたという。 容疑者は、本名を隠し、tokiという仮想の人格で毎日インターネットをしており、「バーチャル(仮想)な世界に浸るうち、現実と空想の区別がつかなくなっているところがあった」と知人は言う。また、容疑者はホームページ上で、女子校を舞台とした漫画家○○さんの作品を好きな作品とあげており、捜査当局では、この作品が今回の事件を生み出すキッカケになったのではないかと見て、分析を急いでいる。
写真: 容疑者のホームページと問題の作品  (2001.8.22)

今年の星雲賞のコミック部門は「カードキャプターさくら」  8/18、8/19に実施された「第40回日本SF大会」において、CLAMPの「カードキャプターさくら」が星雲賞のコミック部門で受賞した。過去の受賞作一覧はこちら。  (2001.8.21)
otacon  8/10(金)〜8/12(日)まで、日本の有明では最大の同人誌即売会コミックマーケットが開催されていますが、米国でも同じ3日間に、バルチモアで東海岸最大のアニメ・漫画コンベンション「otakon」が開催されます。私も最初は行こうと思っていたのですが、この前shoujocon行ったので結構満足して、行かないんですけど。日本と比べて、漫画のレベルは全然低いですけど(比較するのは酷というものだ)、コスプレのレベルは高いよ。  (2001.8.9)
コミックス検索サイトの引退  長谷川さんが運営していらっしゃったコミックス検索サイトが閉鎖されました。今でこそ、企業が書籍のデータベースを開放していて、誰でも簡単にコミックスの検索をできるけど、昔はそんなことさえ、5年前には満足にできなかったんだ。そんな状況の中で、fjにポストされたコミックスリストを検索できるようにしていてくれていたのが、長谷川さんのサイトだった。私は彼のサイトを見て感激したけど、でも87年以前のコミックスがデータ化されていないので、自分でデータベースを作ろうと思ったんだ(漫画喫茶に行っては漫画を読まずにデータを書き写してね)。彼が果たして来た役割はとても大きいと思います。長い間御苦労さまでした。 (2001.8.9)
心にしみたCLAMPのメッセージ  ご存知の方も多いと思いますが、ちょっと前から世間を騒がしている「あるCLAMPパロディ同人誌サークルが、CLAMPの絵をトレースして、自分の作品として販売していた」という事件があります。事の顛末はTHE BATTLE WATCHER ANNEX告発サイトを御覧下さい。
 今回の事件で、CLAMPのメッセージに心を打たれました。自分たちの作品に対する思い、同人誌を通じて自分達が得たものに対する感謝の気持ち、今回の事件を通じて感じた心の痛み・悲しさが、すごくよく伝わってくる文章でした。著作権者が著作権をふりかざすとき、時に傲慢で独善的な態度に見えてしまうことも多いですが、CLAMPのメッセージには自分達の考え方をできるだかわかりやすく伝えたいという真摯な姿勢が感じられました。このような問題で、あのようなメッセージを書くには、各方面への影響も考えると、かなりの時間をかけ、心をすり減らすようにして書かれたんだと思います。おまけに、めちゃくちゃ忙しいはずなのに、多くのメール(心ないメールも含む)にも目を通し、夏コミで予想される混乱にまで気づかう姿勢が、痛々しくも思えました。CLAMP公式サイトのALBUMの「「作品」ってなんだろう(長文)」から順番に読んでみて下さい。ただ、読んで何かCLAMPに言いたいこと(たとえ、はげましやなぐさめでも)があっても、彼女たちにメールを送らないで下さい。今は、そっとしておいてあげて下さい。お願いします。
 こういうことを話し合って、今回のような対応ができるCLAMPというグループは、とてもすばらしい関係の築いているんだなと感心し、またうらやましくも思いました。ALBUMを一時休止すると言っていますので、見たい方はお早めにどうぞ(7年近くインターネットをやっていますが、こんなすばらしいメッセージを見たのははじめてでした)。  (2001.8.8)

「わたしたちの少女マンガアンケート」結果発表!  少女漫画サイト合同で実施していました(といっても、ガルラボさんが何から何までやってくださった。感謝!)「わたしたちの少女マンガアンケート」の第一次集計結果が発表されました。800以上もの有効回答が集まったので(みんな、ありがとうー)、なかなか面白い結果が出ています。これからも集計は続くようですので、御期待下さい。ときめきくらぶでもデータをいただき、分析して遊んでみる予定です。前から知っていましたが、私のなんとメインストリームから離れたところにいることよ。総合ランキングの上位15位の中でまともに読んだことがある人2人しかいなかったりします(ひぃー)。  (2001.8.8)
韓国漫画、日本で発売  韓国で描かれている漫画が、定期的にコミックスの形で発行されるそうです。8/6に発行される最初の8冊に、「フルハウス」という少女漫画も含まれているそうです。  (2001.7.31)
日本マンガ学会  漫画を学問として研究する「日本マンガ学会」が設立されたようです。  (2001.7.31)
20世紀少女マンガ天国  「お母さんの時代から夢を与えつづけてくれた少女マンガ。ファッションや生き方など、少女マンガの主人公から影響を受けた女性も少なくないはず。そんな少女マンガを徹底解剖。懐かしの名作から現役女子中高生に支持されているマンガまで約500作品を紹介します!」という宣伝文句がうれしいまるごと1冊少女マンガ本です(6/29発売)。ここに、詳しい目次が載っていますが、とてもよくまとまった本のようです。私もぜひ取り寄せて読んでみたいと思います。(蛇足になりますが、私は「この本に載っているような歴史に残る作品」じゃないような作品をこよなく愛しています。名作は偉大だけど、少女マンガの一部にすぎないってことね)  (2001.7.22)
わたしたちの少女マンガアンケート  mangazooGIRL'S COMIC LABOさんの呼びかけで、今回5つのサイト合同でアンケートを実施することになりました。みんなの中には、それぞれの少女マンガに対する思いがあるはず。そんな思いを、アンケートの答えに託して、送ってくださるとうれしいです。そして、集計とか分析とかするけれど、それは決してイチバンを決めるものじゃない。きっと、そこから新しい作品との出会いが生まれるかもしれません。だから、あなたも、ぜひアンケートに答えてみて下さい。さあ、一緒に楽しみましょう。 (2001.6.24)
十二支の呪いの物語!?『フルーツバスケット』アニメ化  7月5日から、TV東京系で、高屋奈月さんの「フルーツバスケット」のアニメが放送されます。 (2001.6.22)
帰って来たナディア、ディズニー「アトランティス」  新聞などでも紹介されていますので、ご存知の方も多いと思いますが、ディズニーによる「ふしぎの海のナディア」のリメイク(笑)「アトランティス」が米国で公開されました。「ライオンキング」に続いて、2回目の日本アニメのリメイクとなります。そのうち、「白雪姫」も「シンデレラ」も、オリジナル作品とおっしゃるようになるのではないかしら。それじゃアニメ界の電波君になっちゃうって。私も自分の目で確認していないので、話半分で聞いておいて下さい。 (2001.6.22)
帰って来たナディア、ディズニー「アトランティス」  新聞などでも紹介されていますので、ご存知の方も多いと思いますが、ディズニーによる「ふしぎの海のナディア」のリメイク(笑)「アトランティス」が米国で公開されました。「ライオンキング」に続いて、2回目の日本アニメのリメイクとなります。そのうち、「白雪姫」も「シンデレラ」も、オリジナル作品とおっしゃるようになるのではないかしら。 (2001.6.22)
ベルばらファンなら、米を食え!  なでしこ産業さんは、池田理代子さんの「ベルサイユのばら」とあしべゆうほさんの「クリスタルドラゴン」のファンページです。両作品についての非常に詳しいあらすじや、登場人物紹介などをはじめ、熱い想いを語っておられます。ここまでだったら、よくできたファンサイトだなぁと思うだけなのですが、なんとここでは米を売っている!だって、なでしこ産業はお米屋さんなんですから(ですよね)。パッケージに、どどーんと両作品のイラストを使った素敵なパッケージです。一度御覧になってみる価値アリです。ああ、あきたこまちが食べたい... (2001.6.20)
少女マンガコンベンション shoujocon  私は「マンガ=少年マンガ」という当時の世の中の扱いに反発して、ときめきくらぶを始めました。メディアは少女マンガを無視の状態だったし、ブックオフができるまで、多くの古本屋では新しいもの以外、少女マンガは「ゴミ扱い」でしたから。最近は少女マンガにもプレミアつくようになったし、ブックオフでは本の状態がよければ古くてマイナーな作品でも捨てずに流通させてくれているので、大分状況が変わりましたね。えーと、それはさておき、今日御紹介するのは、アメリカの少女マンガファンが、「なんでアメリカではアニメや少年マンガばっかりやねん」という気持ちで開催している少女マンガ専門のコンベンション(コミケ+トーク、ビデオ鑑賞などのイベントを盛り込んだ、会場のホテルに泊りがけで参加する人もいっぱいいるお祭イベント)です。アメリカでは、少女マンガはまだまだマイナーな存在ですが、全米から少女マンガファンが集まってくることでしょう。どんなイベントになるか、とても楽しみです。7月14日、15日に開催されるのですが、私も時間があれば、参加して来たいと思っています(私、今、ニューヨークに住んでいるものですから)。現在、shoujoconに向けて、アメリカ人でも読める少女コミックスリスト(バイリンガル版)を電車の中で作成中です。くぅぅ、時間がないっ。間に合うのかァ。 (2001.6.19)
リンクについてのアンケート  サイトを持っている人を対象にして行われた「個人サイト間でのリンクについての考え」を調べるためのアンケート結果です。無断リンクは失礼だとか、インターネットでのリンクは当たり前だとか、インターネットに入った時期によって、「常識」がかなり違うようです。「リンクにまつわるトラブル」や「リンクに対する考え」は記述式で、いろいろな人の体験や考えが読めて大変興味深いです。サイトをお持ちの方は、ぜひ御一読されることをお薦めします。 (2001.6.18)
川原泉さんインタビュー@「エグゼクティブ」6月号  エグゼクティブのカーラ教授ファンの編集者さん、ごごごごめんなさーい。4月にメールをいただいていたのに、御紹介がこんなに遅くなってしまって(もう、書店から消えて、7月号がでてるって)。 掲載内容は、鹿児島のご自宅の本棚の写真(どんな本を読まれているのか、どんな本棚をお持ちなのか)、ご本人の写真、インタビュー記事(通学電車の中で何を読まれていたか←意外ですがよく考えると納得します、どんな本が好きだったのか←あの作品はこの本からの影響?と、想像できますなど本にまつわる話題を中心に、就職しかけた話、大学で専攻を選んだワケなど、ご本人にまつわるエピソードも満載です)、本名は? 出身大学は? いつどこにお住まいだった? アシスタントさんという存在にであったのはいつから? といった、あまり知られていないこともわかります)などなど。 全国の川原泉ファンのみなさん、今なら、出版社(ダイヤモンド社)に戻って来たバックナンバーが手に入るでしょう(エグゼクティブのホームページには、バックナンバーの購入方法が書いてあります)。内容がもりだくさんなので、カーラ教授のファンなら、一読の価値アリではないでしょうか(今頃宣伝しても遅いかも)。 (2001.6.17)
岡田斗司夫「フロン」  ここでは、少女マンガとは関係ないことも書いてしまいます。オタキングこと岡田斗司夫さんの「フロン」が面白そうです。ネットのあちこちで話題になっています。後半のソリューション部分である「夫をリストラする」というあたりは賛否両論分かれるところですが、前半部分(オンリーユーフォーエバーの呪縛とか)はかなり評判がよさそうです。私も早く読みたいのですが、それがなかなか。上のリンクをたどって、いろいろな人の感想を読んでみだけでも面白いです。 (2001.6.16)
「文字」「マンガ」「映像」 京都精華大が比叡山頂に研究所 京都精華大が文字文明、マンガ文化、映像メディアの三研究所で構成する「表現研究機構」を今秋をめどに開設するそうです。各テーマの研究所があって、マンガ文化研究所は日本独特のマンガ文化構造の解明とマンガ学の確立を目指すということです。 (2001.6.16)
slashを読む日本人が見たやおい漫画を読むアメリカ人  アメリカでは、やおい漫画のことをslashと呼ぶそうです。スラッシュ君が、アメリカのslashの現状について紹介しています。日本とアメリカとの文化的違いが面白いです。とても読みやすい文章ですので、興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。そして、スラッシュ君の対訳による「アメリカ版やおい小説紹介ページヘと続く... (2001.6.14)
少女マンガ情報誌「プ〜タオ」休刊  今発売中の2001年春の号を最後に、少女漫画情報誌「プ〜タオ」がひっそりと休刊しました。白泉社発行なので、紹介される漫画家や作品が白泉社に片寄ってしまっているという面はありましたが、「ぱふ」が同人系にシフトしてしまった今、少女マンガに焦点を当てた情報誌として楽しみにしていました。白泉社の漫画家さんについては、作品紹介やインタビューなども充実していたし(最終号は成田美名子さんや日高万里さん)、「陰陽師」関係の記事もわかりやすくてよかったし、「20世紀少女まんが史 バレエまんが」の記事もよかったのにね。やはり雑誌を支えるだけの市場はなかったということかな。お疲れさまでした。 (2001.6.14)
2001年の長者番付  2001年度の長者番付が国税庁より発表されました。少女漫画家はランクインしていませんが、漫画家が分類される「その他」の20位以内に、青山剛昌さん、高橋留美子さん、高橋和希さん、峰倉かずやさん、赤松健さんの5人が登場していました。 (2001.6.13)
「リボンの騎士」ミュージカル化  手塚治虫さんの「リボンの騎士」のミュージカルが、8月8日から12日まで、東京・豊島区の東京芸術劇場中ホールで上演される。サファイヤ役は、野村恵里。 (2001.6.13)