FMR

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富士通がFM-16βに続いて投入した16ビットマシンです。基本的に(例外はある:FM-R30)CPUに80286を採用しました。サブCPUを捨てたマシンだったと思います。後にi386を採用し、ビジネス系の主軸にしたかったようです。PC-9801の対抗馬のつもりだったらしいのですが、足下にもおよばなかったと思います。とは言え、教育市場向けに特化したモデルまで存在していたほど教育市場には強かったようです。

当時の状況

ともかく、スペック的には98を凌駕していたと思いますが、すでに98は世の中に浸透しており勝てる状況では無かったと思います。ただ、営業戦略がよかったのか、教育市場ではそこそこ強かったみたいです。教育市場向けのモデルまで存在し、非98アーキテクチャとしてはそれなりのシェアがあったと記憶しています。

思い入れ

このマシンは触ったことしかないので、大した思い入れはありません。FMシリーズとして呼ぶのもいまいち気乗りしないくらいです。ですが、オプションに68000カードと言う物が存在し、この上でOS-9/68000が走ったので、欲しいと思った時期はあります。ま、その程度ですかね。

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