FM77AV
初代FM77AVが出たときは衝撃的でした。4096色同時発色という特徴を引っさげての登場。でも、欲しいという欲望はわかなかったような気がします。初代FM77AVは、高校でモニターに当選し、その課題であるソフトの作成を手伝った記憶があります。
自分で入手したこの系列のマシンはFM77AV40EX。大学に入ってから、ジャンク屋から2万円で購入しました。運のいいことに中には256Kのメモリが付いていました。その後、ビデオカードを新品で購入して、機能強化をはかりました。当時は、PC-286VEも持っていたので、あまり使いませんでしたが、一通り遊んだと思います。
●
当時の売り
UPDATE
●
同時発色数
初代AVは4096色。その後初代の直系であるAV20系とAV40系に別れました。AV40系は26万色同時発色が売りで、発色数を押さえると400ライン表示も出来たような気がします。(しらべてみよっと)
このように書いていたら、FM77AV40SXをもっている方から「表示できます」というメールをいただきました。
自分もFM77AV40EXを持っているのに知らないなんて・・・使っていない証拠ですね。
●
スーパーインポーズ機能
スーパーインポーズ機能。TVが映っている画面と同じ画面上にパソコンの出力が表示できる機能です。TVを壁紙にしてパソコンで作業が出来るという機能。この機能、X1が採用していました(ちなみに、X1は好きです。さすが、目のつけどころが・・・)。専用CRTを購入しないといけなかったのですが、デザインは統一感がとれていい感じでした。CRTの質は・・・私はあまり使ったことがないので(一応高校にはあった)何とも言えませんが、噂によるとあまりよろしくないそうです。
なかなか面白い機能ですが、私個人としてはあまり必要なかったかな。
●
筐体のデザイン
当時、パソコンは白系の色が主流でした。特にFMシリーズはFM-7以来白っぽい色とクリーム色とを組み合わせた感じでした。
そこに出現したのが初代77AV。黒い筐体。はっきり言って驚いたものです。
また、専用CRTにも驚きました。まるでテレビ。スーパーインポーズが可能だったAVですから当然と言えば当然なのですが、それにしても・・・某X1みたいじゃないかと思いました。
FM77AVはオーディオを意識したデザインだったようです。ちなみに、FM77AV40SXは外観はFM77AV40EXと同じ感じですが、色は「
墓石
」のような感じでした。
●
シリーズ
NEW
FM77AVシリーズには次のようなモデルがありました。
モデル
特徴
発売時期
FM77AV1
初代AVの下位モデル。
FM77AV2
初代AVの上位モデル。
FM77AV20
初代AV直系のモデル。
FM77AV40
26万色同時発色、400ライン表示など、機能強化をしたモデル。
FM77AV20EX
AV20の後継機。2DDドライブ搭載。
FM77AV40EX
AV40の後継機。2DDドライブ搭載。
FM77AV40SX
AV40EXの後継機で8ビットのFMシリーズ最終のマシン。
●
私のマシン
この系列で持っているマシンは、FM77AV40EXです。買ったのは大学2年くらいの時ですから、もう中古を探すのもしんどい時代だったと思います。ところが、ジャンク屋に行ったら置いてあったので、速攻で買ってしまったのでした。そのマシンが実は当たりで、256KのRAMカード付き。その後同じジャンク屋に行ってみたのですが、付いている物といない物があったみたいです。
その後、OS-9を買ったり、ビデオカードを買ったりとそれなりに投資しています。本当は、Oh!FMに載っていたSCSIカードも作ろうと思ったのですが、いまだに実現していません。
戻る