Switzerland
1994年9月18日-10月1日
国中が公園のSwitzerland!初のヨーロッパ!キレーやったわぁ〜.


準備

今回,一番力を入れたのが情報収集でしたっす.何せEuropeは初めてやったしぃ,分からん事だらけでしたfj.rec.travel.world及びrec.travelでスイスに行ったことのある人のナマの情報を集めることにいたんす.その結果てもたくさんの情報を得ることができやした.インターネットを使って情報収集をしたのは初めてでしたで結構感動したっすねぇ.その他現地の人からもメールを頂いたんで,旅行中に直接本人にお会いすることもできたっす.この旅行はフェロートラベルのAlpswayっつーブランドのもので航空券・テルホ・Swiss PassGlacier Expressの指定券だけを押さえるものであとはフリーでしたっす.

最悪のスタート

今回のキャリア,Swiss Air(機材はMD-11,クラスはY)の前列のオヤヂときたらシートを思いっきり倒してくる頭にくる奴やったんす.足を組み換えたりトイレに立つときにシートをちょっとでも揺らす(前の人が最後まで倒してきやすと,どうしても当たってしまいますやんなぁ?)と「いい加減にしやがれ!」とわめくし,それならばもうちょっとげて欲しいと要求すると「これはリクライニングというもの.知らんのか!自分も倒せばいいだろ!(←そーゆー問題ではなかろーに)」と知らん顔おまけに食事中でも倒したまま.トレーも半ケツ状態.スチュワーデスに言ても一連の出来事をみて恐れをなしたのか“すみません我慢して下さい”という始末.がー.もうチーフパーサまで呼びだして大騒ぎでひた.まさに不快な旅のスタート

Zu"rich(Novotel Zu"rich Airport Hotel ×1泊)

チューリヒ(現地の人は“ツーリック”と発音しとった)ではほとんど買物だけで終わったっす.ここBahnhofstrasse(駅前通り)はブランド物のお店がズラーッとZu"richseeっつー湖に至るまで並んどりやす.こりゃあ,女性のにはじゃわ(笑).ここでは免税の手続きも行うんすね(←完全初心者(笑)).商品を買たお店で免税手続きをすることを告げ伝票を2(1つは商品価格の伝票もう1つは税金の伝票)作って貰い, 併せて免税処理用の書類(確かオレンジ色の、折れば封筒になるA4サイズくらいの用紙)も作って貰うんす.帰りの空港免税処理用のブースでそこの指示に従って各書類を備付のカメラに撮っていくんす(←完全に自分用の覚書(笑)).でも,手際よさが求められたっすね.失敗すると初めからやり直し(涙).まぁさえ終われば税金用の伝票は破棄されるはずやしぃ.でも,Zu"richの教会は大きくてキレーでしたねぇ.これがヨーロッパっつーモンかいのぉ(笑)?3つ位回ったっす.

チューリヒ駅
Zu"rich 

Appenzell (Hotel Sa"ntis×2泊)

ここアッペンツェルに言いましたE-mailで連絡を取っとったSwitzerland在住のドイツ人の方2晩とも食事をすることができたっす.とても親切な方で安くておいしい地元の食事がとれるところを紹介していただきやした.初めはちょっと騙されるのではないかと恐かったっけな(笑).Appenzellは噂通りとてものんびりしていいトコでしたっす.野の花はまだちゃんと咲いてましたし,何よりもちょうどAlpen Timeの終わりっつーことでハイキングコースを牛とともに下山することができたっす.牛はとても大きくてちょと恐いっす.すぐにえっちしおるし.15 センチ角くらいのカウベルを自分用の土産としてうたっす.1〜2kgfと土産としては重かったんすが, 音を持って帰るってお洒落やと思うたんすよねぇ….あとは郵便屋さんのバスに揺られてロープウェイを乗り継ぎSa"ntis山にも登ったっす.天気が良かったので遙か彼方まで見えたっす.GermanyやAustriaまで見えるっつーてましたが….

Maienfeld → Chur(Hotel Stern×1泊)

Heidi(現地読みではディ)の里ということでMaienfeldに途中下車してハイキングしてみましたけんど,んましおもろいトコでないっすねぇ….人気(ひとけ)も全く無いですしぃ.Heidiの家と言われる所を見てもフーンってな感じやったっす.別に他のSwitzerlandの家と変わらーん!ってなモン.でもイキフンはあったかな? 駅で地図を貰ってからでないと迷いそうっす.結局,ハイジの泉はどこにあったのか分からなんだ.クールは行き交う人がこれまでと違ってちょっと忙しそうで,冷たい感じのする学園都市っす.ちょっと観光には値せーへんトコやなぁ.

マイエンフェルト
Maienfeld 

the Glacier Express (Chur→Zermatt)

氷河急行も日本で騒ぐほどすごいものでなかったっす〜.きゃーきゃー言うとんのは初めの30分ほどで後は深い眠りについてもーたっす.連続して何時間も乗るのは1等車でも結構きついっすー.この時はを壊してしもーてまして,食堂車を予約していたにもかかわらず食べることは出来まへんでした〜.この場合食事料金は取られまへんで.名物の傾いたワイングラスは買うたんすが,全く使えまへ.買い損じゃ!!これはZermattの街中でも同じ値段で買えますんで,無理して電車で買う必要ないっす.お勧めと言われとりやいた氷河急行腕時計は売ってませんでしたぜ.

Zermatt (Hotel Christiania×3泊)

ここから天気が急に悪くなりおったっす.ツェルマット滞在の4日内,奇峰Matterhornが見えたんは最後の1日だけやったわ.曇っとったら,SunneggaもKlein Matterhornも,Gornergrat等のハイキングコースも全部*ワヤ*それでも現地係員の人は「前のお客さんは結局見えなかったのですよ」なんて言うとりやした.もちろん,天気が良ければどのハイキングコースもすばらしいと思うねんけろ.っつー事で最初の日はZermattに着いただけで,続く2日は素直に諦めてホテルでウダーとするか,街で買物するか窓に飾られた花を見るかネズミ返しの街で遊んどりやしたAlpine Museum(山岳博物館)とその前のお墓にはMatterhorn初登頂時の事故の生々しい記録があり臨場感があってすばらしいものやったっす.お勧め.あと雨が降った場合の奥の手としては,ZermattからItalyのDomodossolaに行くっつー手があるみたいっす.ここはSwiss Passでも行けるみたいっす.最後の日はようやくマッターホルンが見えましたWengenへの移動予定時間をずらしてKlein MatterhornとSunneggaに行ったっす.Klein Matterhorn に行くだけ(スキー無し)の場合ははっきりとそない言わへんかったら,下の発券所でスキーリフト1日券を売られてしまいやす.んで,登ってみるとココははっきり言て超寒い!写真を撮ってすぐに降りやした.ここからはスキーも出来るっす.んでも,ここは空気が非常に薄く,オレはぜぇぜぇ言うとりやしたスキーをやる人の体力は凄い!!降りてから登った陵線上のSunneggaら見えますMatterhornもLeiseeに写る逆さMatterhornもキレーでお勧めっす.

マッターホルン
Leisee & Matterhorn 

Spiez

ここシュピーツは通過しただけなんすが,電車の旅にも少々飽きてきとったのでここからInterlakenまでのThuner Seeの船旅は新鮮やったっす.船もSwiss Passでおっけーなんすよねぇ.Spiezはこれと言って何もない町なんすが,Spiez Castle はちょうど船着き場の脇にあって船の出る時間までの暇つぶしにはちょうどよかったっす.InterlakenではWest(西)駅からOst(東)駅まで馬車に乗ったっす.“また日本人が乗っているぅ”みたいに指されちょと恥ずかしいすね.

シュピーツ
Spiez Castle & Thuner See 

Wengen(Hotel Eiger×4泊)

ここでも天気に見放されとって,難儀しやした. 2 日目は雨でしたでLauterbrunnenからバスで行けますTru"mmelbach Gletscherwasser-Fa"lleっつー滝を見に行ったっす.の滝は一見の価値があるっす.毎秒20トンもの水が流れていく様はすんげー迫力があるっす.あとこの日は電車でBrienzまで行ってBallenbergっつー屋外博物館なるものに行ってきたっす.Switzerland各地の昔の建築物を集めたトコでして全部見るには根性と時間(3〜4時間くらい)が必要っす.そこでよかったのは昔ながらの作り方でパンとチーズを作っているトコでして,そこで売っとる作りたてのパンとチーズはとっても美味!でした。っす.Switzerlandは思いのほか出来のいい博物館が多く天気が悪くてもさほど不自由せんと思うっす.のヴェンゲンのありやすBerner Oberland地方の観光なんすが,3日目はMu"rren経由のSchilthorn4日目はEigergletscher(Jungfraujochまでの途中駅)まで行ったっす.Schilthornは007シリーズの映画のロケで有名になったトコっす.晴れとったらEigerMo"nchJungfrauとはっきり見えるらしいんすけど,曇っていて何も見えへんかったー.金をドブに捨てましたな.でも一応記念っつーことで頂上の回転レストランPiz Gloriaお茶だけはしてきたっす….次の日の朝ホテルのフロントでKleine Scheideggの天気を聞いたところなんと!Kleine ScheideggSchilthornJungfraujochMa"nlichenFirstとかにカメラが設置されとって,毎朝ホテルのテレビでリアルタイムで天気が見られるとのこともっと早教えて〜な!早速チェックしてみっとKleine Scheidegg は晴れ時Wengenはの中やったんすが,その情報を信じて電車でKleine Scheideggまで行ったっす.ここから駅としてはEuropeで最高地点になりやすJungfraujochまで行ける別の電車が出とるんすが,Fr90Fr1約80円)もしますし,ほとんど日本人の団体しか行かんっつーことで(笑)断念し,その途中のEigergletscherまでハイキングコースをハイキングすることにしたこのコースは健脚向きマークが付いとっんすが,案外楽なコースでしたっす.しかもEigerMo"nchJungfrauの3山の美しい姿をたっぷりと見ることができとってもよかったっす.登山電車とすれ違う時は日本人の団体様に手を思いっきり振っとった(笑).この後,Ma"nlichenまでハイキングしてGrindelwald経由でWengenに戻ったっす.Ma"nlichenからWengenを見下ろしたときに“下にあってもウェンゲン”なんつーたら,周りの日本人にウケてましたっす(笑).
 

ミューレン
Mu"rren 
ユングフラウヨッホ登山電車
Train for Jungfraujoch 

LuzernHotel Des Balances×1泊)

ここルツェルンはどちらかというとZu"rich空港に行きやすくするために泊まるみたいな感じであまりこの旅では重要な場所ではなかったんす.でもいざ行ってみやすとVerkehrhaus Luzern(ルツェルン交通博物館)もよかったですし1993年に焼失したChapel Bridge & Water Towerの修復された姿も趣がありやした.Glacier Gardenでも地質学的に珍しいモノ(説明面倒(笑))を見れたっす.Musegg wall & towers(ムゼック市壁)もなかなかロマンチックでしたここでSwiss Passでバスも乗れることを初めて知ったー.がー.

帰国

この日チェックイン(Luzernの駅にて)が時間的に遅かったせいかYクラスは満席(リコンファームはAlpswayがやってくれた.お陰様で,Cクラスで帰国でき,初のアップグレード,初のビジネスクラスで,ええ思いをさせて頂いたっす.行きとは大違いじゃ〜!

全体の印象
 

  • 物価は高め日本と同じくらいかな?
  • 9月はまだまだ暑かったす(山を除く)牛の移動もありやすし,旅行代金はほどほど安いし花もキレーですし旅行に適したシーズンやと思うっす.
  • 電車は1等を取った方が確実す(たまに2等は混んどった
  • Cheese Fon Duはすごく塩辛いっす.
  • チップははっきり言うて要らんと思うっす.
  • ホテル以外はドイツ語しか通じひんっす.ま,フツーの観光客の行くトコは英語が通じやしたが….トイレは男性がHerren女性がDamenと書いとりやす.「こっちがへーれん(入れん)でこっちがダーメ?」っつーギャグがあったっすねぇ….
  • チッキ(駅から駅に荷物を輸送してもらうシステム)は使えますねぇ.Fr10でスーツケースを好きな駅まで運んでくれるっす.
  • スイス中にMigros(ミグロ) っつー日本でいう生協みたいなスーパーがありで 食事やお土産はここで買えますっす.ZermattにもChurにもあって入ったのは覚えとりやすっす.Wengenには無く逆に普通のCO-OPがあったっす.チョコやVictorinoxもどきが安く買えますねぇ.特にチョコはこちらの方が一般の(?)高い土産のヤツよりおいしい.Migrosはオレンジ色の大きなMマークが目印でMの数が多い程(1〜3個)お店の規模が大きいみたいっす.

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