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本ページは1998年当時の平日朝に放送されていたJ-WAVEの番組『Singin' Clock』(大槻りこさん、倉島直子さんナビゲート)のコーナー【Today's File】の内容を、J-Wave好きの私個人がテキスト化したものです。
本ページの情報についてJ-WAVEは何ら責任を持つものではなく、掲載情報により被害を被った場合もJ-WAVEには一切責任がないことをご了承ください(私にも責任取れません)。また情報は放送当時のものであることをご了承ください。

人式ウィーク

成人式のプラン

成人式のプレゼント

1978年

成人儀礼

今楽しめるハタチの話


今週は成人式ウィークです。今週一週間のToday's Fileでは 成人式にまつわるあれこれをお話ししていきます。
 
1日目は成人式のプラン
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今日は今年成人式を迎えるを貴方の為のとっておきのプランご紹介しましょう。

まず皆さん、成人式に出席しますよね?その後どうしますか?
もしディナーに繰り出すんだったらせっかくですから おめでたい気分を存分に満喫してしまいましょう。 池袋にあるホテル・メトロポリタンのダイニングには 成人式のためのスペシャル・メニューが用意されています。

まず、日本料理の”はなむさし”では”成人の日懐石”と名付けられた懐石料理が 味わえるんですね。子持ち昆布、紅白の人参、大根それから鯛赤飯など、 おめでたい料理で埋め尽くされた内容です。価格は\10,000です。

それから中華もあります。中国料理の”けいりん”では 成人の日スペシャル・メニューが\8,000で頂けるんです。 こちらはフカヒレ・パンプキン・スープ煮、それから 伊勢海老パパイア巻甘辛ソース炒めなど、全部で9品のコースです。 いずれも15日までの限定メニューとなっています。

成人式のメニューってありそうでないものなんですね。これはなかなか貴重です。 友達と一緒でもいいんですけども、ご家族の方と一緒に頂くのもいいかも知れません。

さて食事が済んで、久し振りに会えた友達と別れるのはなかなか名残惜しいものです。 なんだかんだ言って夜は更けていってしまうものなんですよね。だったらいっその事 ホテルに泊まってしまおうという手もあるんです。同じくホテル・メトロポリタンには ユニークな宿泊プランがあります。その名も”シンデレラ・ドリーム・プラン”。

何と豪華な特典付きです。全長7.2mのキャデラック・リムジンに乗って、 夜の東京の街を走り抜ける、豪華ですね。もちろん車内では優雅にグラスを傾けたり、 オーディオやTVを楽しむ事もできます。しかも走るコースは都内で2時間以内 という制限さえ守れば自分たちで設定できるんです。 皆んなで良くいったあの場所、注目のスポットなど、たっぷり夜景を楽しめます。 まさにシンデレラ気分という訳ですね。

このプランにはメインダイニングのタラスコン?でのディナー、 そして朝食も付いていますから、夕方から翌日までたっぷり遊べます。 これは忘れられない夜になりそうですね。 話したい事たくさんありますもんね。

このシンデレラ・ドリーム・プラン、一泊夕朝食、それからリムジン使用料、 サービス料込みで4名利用で、1名の料金が\20,500。2名利用の場合は1名\26,000、 3名利用の場合は1名\22,500となります。 実は成人式向けプランという訳ではないんですけれども、 こんなにゴージャスに過ごせるんだったら記念すべき日にぴったりですよね。

成人式というのは一生に一度しかない大切な日です。待ちに待った1月15日なのに、 その日は、あっという間に過ぎてしまいます。今からでも遅くないですよ。 友達とプランを練ってみて下さい。

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2日目は成人式のプレゼント
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今日は成人式に贈りたい贈られたいプレゼントのお話です。

日本ではこのプレゼント、上位を占めているのは男女共にお財布、 時計らしいんですけれども、しかもブランドものだったりするんです。

でも女性はやっぱり振り袖でしょうかね。ご両親からまたはお婆ちゃんお爺ちゃんから もらうという人も多いでしょうね。 中には高い振り袖を買ってもらっても着る回数が少ないから、その分をお金をもらって 海外旅行の為に使うという人もいます。

しかしヨーロッパでは良家の子女が 社交界にデビューする時にパールのネックレスを贈る週間があるんですって。 特にフランスでは母親が娘にジュエリーを贈る風習があるそうなんですが、これ 日本で娘に振り袖を贈る風習とちょっと似てますよね?

ところで日本でもジュエリーが欲しいまたは贈りたいという場合あります。 やっぱりパールでしょうか?本真珠ひとつ玉でちょっと大きめ、 ちょうど鎖骨と鎖骨の間にぴったりとくるやつ。 これはカジュアルでもフォーマルでも一生ものになります、使えます。

ところでミキモトでは成人式のプレゼントに相応しいジュエリーを 去年の暮れくらいから紹介しているんです。その名もグラジュエーション・ネックレス。 これは3連になったパール・ネックレスで、長さ40cmのチョーカー・タイプ。 使われているパールは全部で何と153粒!豪華過ぎます。ちょっとお値段がですね、 50万円なんです。このプレゼント、一代だけではあまりにももったいない。 代々受け継がれていく、その為のプレゼントには ピッタリのジュエリーではないでしょうか?

それから娘の為に毎年、誕生日にパールを買い集めていって 成人式を迎える時にそれを集めてネックレスにするご両親もいらっしゃるそうです。 特にお父さまが娘に内緒でこのパール貯めているという事なんです。

そういった商品、実は存在していないんですけれども、ミキモトさんは 要望があれば対応して下さるという事です。

ところで20歳を過ぎた過去の事になってしまった皆さんは、成人式の時にもらった プレゼント、ちゃんと今でもあります?例え使い古して使わなくなってしまっても、 それ大切に取っておいて下さいね。それからもらったカードなんかも 取っておきましょう。後々押入れの奥からそういうプレゼント発見すると、 鮮やかに甦るんですよ、自分の20歳の頃が。それが例え1年前2年前であっても なかなかそれも楽しいものです。

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3日目は1978年
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今日は新成人が産まれた1978年にタイムスリップします。

まず気象関係から見ていきましょう。
実は年明けすぐに暗いニュースがありました。 1月14日に伊豆大島近海地震が発生してマグニチュード7.0という大規模なものでした。 25名という被害が出てしまったんですね。それから6月には宮城県沖地震が発生。 こちらはさらに大きな地震でマグニチュード8.4。死亡者は28名にのぼったんです。

そして夏は記録的な猛暑が続いてタンクトップが大流行。女性の肌の露出度、 この頃から高まってきたようです。昨年夏にホルダーネック流行りましたよね? 現在のファッション、やっぱりこの頃と似てるのかなという気がします。 時代は繰り返すものなんでしょうか。

さぁ社会面まいりましょう。
4月にはあの池袋サンシャイン60が完成。日本一ののっぽビルとして展望台とても 人気を呼びました。それから5月20日には成田空港が開港。何と機動隊員14,000人が 出動するという異常な状況の中でもオープニングだったんです。空港がオープンして 便利になった半面、反対派の方達の心情を考えると複雑ですね。

それから4月30日には冒険家の植村直巳さんが単独で北極点に到達しています。 17頭の犬が引くソリに乗ってカナダを出発して、56日目に北極点に到着。植村さんは この年の8月にもグリーンランド縦断に成功しています。

そして続いて映画なんですけれども、普及の名作生まれてるんですね、あの年に。 ジョージ・ルーカスの『スター・ウォーズ』、スティーブン・スピルバーグの 『未知との遭遇』、そして日本映画は『宇宙戦艦ヤマト』が大ヒットしました。 それからジョン・トラボルタ主演の『サタデー・ナイト・フィーバー』もありましたね。 この時にフィーバーという言葉も流行ったんですけれども、因みに当時の映画館の 入場料は大人が\1,500でした。いつなんでしょうね?\1,800に値上がってしまったのは。

それから文化面では、1978年当時カラオケはスナック、居酒屋に置かれていて、 楽しんでいたのはおじさまたちだったんです。今は女子高生が溜まってますけれどもね。 そして曲も演歌が中心でした。こんなにカラオケが今進化するなんて誰も想像 つかなかったと思いますけれども。ヒットチャートを昇っていたのはCM等で 使われていた曲が多かったという事で、これも話題のひとつなんです。

こんな話で皆さんにとっての1978年の輪郭が浮かんできたと思うんですけれども、 ここで洋楽部門チェックしてみましょう。アルバムではやはり先程の 『サタデー・ナイト・フィーバー』の影響があるんでしょうか。 『サタデー・ナイト・フィーバー』のサウンドトラックがアルバムセールスNo.1に なっています。

その他シングルでも、そのアルバムの中からのシングルカットの曲が入ってきてますね。 でも懐かしい曲がたくさんあってご紹介し切れません。 ビリー・ジョエルのナンバー『just away you are(素顔のままで)』も 大ヒットしました。



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4日目は成人儀礼
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成人式は子供から青年への移行を社会的に認知する儀礼の事です。 これは良くご存知の事と思うんですけれども、成人式は成年式とも呼ばれていまして、 肉体的に子供から大人へ変わっていく思春期に行われるのが一般的なんです。 特に女性は初潮を迎えた時期に行われるという事が多いようなんです。 という事は日本の20歳の成人式というのはちょっと遅いような気もしますが。

肉体的に大人になる事と社会的に大人になる事、これは必ずしも一致しませんから 社会によって成人の条件というのは異なります。あくまでも認識として社会的な大人に なる年齢が20歳という事なんでしょうね。

また成人式には子供としての個人は死んで、一人前の大人として生まれ変わるという 死と再生のモチーフが象徴的に示されるところも多いようなんですけれども、 これはまずはアフリカのブッシュマンの生活様式。

若者は隔離された場所で特殊なダンスと音楽を習います。その後に額に特別な印しを 彫って大人とされるんです。この印しが大人に生まれ変わった証なんでしょうかね。 でも実際に大人として認められるのは大きな動物の狩猟に成功した後。ここでもやはり 肉体的な大人と社会的な大人の違い、見られますよね。

続いて南米のヤノマモ族。こちらは成人式を行うのは女の子のみなんです。 初潮を迎えた女の子は、まず家の中に一週間隔離されます。その時にそれまで 身に付けていたものを全部捨ててお母さんたちが作った新しい衣服を身に付けるんです。 で、隔離期間が終了すれば結婚を認められるという事なんです。

そしてアメリカのインディアンの中には熊を一人で倒して巨大なツメを持ち帰る事を 成人の条件とした部族もあったそうなんですけど、大人になるのも大変ですね、これは。

日本では古代から元服の儀式が行われていました。元服とは冠を初めてつける事を 言います。この冠が中世に入ると烏帽子に変わって、中世末には烏帽子の代わりに 前髪を剃り落とすようになりました。その他男子はフンドシ、女子は腰巻きを付けたり、 女子に限ってはお歯黒にしたり手の甲に入れ墨をしたりしてました。

昔の日本人は服装で成人を迎えた事を示していたんですね。 現在の振袖、羽織袴といったスタイルはその流れなんでしょうかね。

さらに昔の新成人たちは高い山に登って山頂の神社や聖地を参拝する事が、よくあった そうなんです。現代大人になる事が難しい時代なのかも知れません。今度20歳という 知り合いが言ってたんですけれども、20歳は子供から見ると大人だけれども、 大人から見ると子供。分かりますよね?何か中途半端なんです。今日から大人です。 と言われるよりも、子供のレールが終わってこれから大人のレールに乗って歩いていく んだよ、そんな気分の一日であればいいんじゃないかなと思いますが、 成人を迎えた皆さん、本当に素敵な大人になって下さい。




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5日目は今楽しめるハタチの話
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最終日の今日は成人の方たちと同じく、今年20才になった1978年のワインのお話しです。

広尾にありますワインショップ&レストラン『エノテカ』に伺いました。
現在こちらに置いてある'78年のワインは4〜5種類。ちょうど飲み頃のワインは 2種類だそうです。シャトー・ラトゥールの'78年ものもあるんですけれども、 因みにそちらはまだ飲み頃ではないそうです。

では、飲み頃の2本について詳しくご紹介しましょう。

まずはボルドー、サンテミリオン地区のシャトー・ボーセデュールペコ。これは プレミアグランクルラッセという等級の赤ワインなんですけれども、等級の中でも 最高のクラスに位置付けられているという事なんです。このワインが造られた サンテミリオン地区は古い建物が残る歴史を感じさせる街です。 4,000ほどのシャトーがある言わずと知れたワインの名産地です。 この地区のワインはボルドーの中でも比較的まろやかな口当たりが特徴です。 でもシャトー・ボーセデュールペコの'80年ものは最高級。 いかに貴重か分かりますよね?

もう一本、ブルゴーニュの赤ワインです。
ブルゴーニュの場合には一つの村を何人かで分けて持っている為に、誰が造ったのか という事が重要になってきます。この一本はボルネーサントノという村で ロベール・アンポーさんという方が造ったワインです。アンポーさんは実は 白ワインで名を上げた人なんですけれども、白が上手く造れる人は当然? 赤も上手く造れる訳で、ワイン愛好家の間では人気のある造り手さんなんだそうです。

またアンポーさんは飲み頃にならないと出荷しないそうなんです。つまり自分の手で 大事に育てて、年頃になったらお嫁に出す、そういった感じです。 ですからこのボルネーサントノは、言ってみれば箱入り娘です。最近 お嫁に出されたばかりですから、今しか手に入りません。

でも1978年という年、ボルドーでもブルゴーニュでもとてもいいワインが出来た年 だそうです。ボルドーでもブルゴーニュでもコンディションがいいというのは 気候の関係ではほとんどないそうで、非常に珍しい年だったそうです。

その年に造られたこの2本のワイン、どちらも20年の歳月を掛けて ゆっくりと熟成されてきました。造った頃よりまろやかになって 今が最高の味になってるんだそうです。 口の中でとろけてきそうな夢心地になりそうなワインですよね。

エノテカのワインはこの2本だけではなくて、全て直輸入ものです。およそ1,000種類、 何と50万本ものストックがありまして、直輸入だから価格も安いんです。2月15日までは ニュー・イヤー・スペシャル・セールとしてほとんどのワインが10%OFF。 もちろん今日ご紹介しました'78年もののワインも10%OFFになります。 またパリのレストラン『タイワン?』と提携していまして、タイワンのワインも買う事が 出来るんだそうです。

ワインショップのお隣りにありますフレンチレストランでも'78年のワインが 飲めるんだそうです。様々な特典が付くメンバーシップもありますので、 ワインに興味のある方は知っていて絶対お得です。

ワインショップの営業時間は10:30〜20:00、年中無休です。地下鉄広尾駅から徒歩2分 くらいのところにあります。 ワインショップ『エノテカ』広尾店、お問い合わせ番号は、03-3280-3634 です。

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