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本ページは1998年当時の平日朝に放送されていたJ-WAVEの番組『Singin' Clock』(大槻りこさん、倉島直子さんナビゲート)のコーナー【Today's File】の内容を、J-Wave好きの私個人がテキスト化したものです。
本ページの情報についてJ-WAVEは何ら責任を持つものではなく、掲載情報により被害を被った場合もJ-WAVEには一切責任がないことをご了承ください(私にも責任取れません)。また情報は放送当時のものであることをご了承ください。

のハンドメイド

手作りアクセサリー

手作りシューズ

おもしろハンドメイド・キット

ハンドメイド・ビールの薦め

わくわく手作り雑貨


今週のテーマは秋のハンドメイドです。
この時期になると毛糸屋さんにはもう既に女の子たちが群がっています。 誰か大切な人へのプレゼントなんでしょうかね。セーターやマフラーといった ハンドメイドもいいんですが、手造りビールを仕込むとか、ハンドメイドのキットを 使って手軽に自分だけのものを造るのもなかなか楽しいものです。
そろそろ夜も本格的に長くなってきました。秋のハンドメイド、今週一週間に渡って 様々な手作りの楽しさご紹介していきましょう。
 
1日目は手作りアクセサリー
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今日一日目にピックアップしたのは手作りアクセサリーです。

これが最近10〜20代の若者たちの間でちょっとしたブームになってるんですよ。 例えばビーズとか小さな石をつなげてネックレスやブレスレッドを作る。これは そもそもエスニック風の素朴なアクセサリーが人気のきっかけです。

ヒッピー風のファッションとかアコースティックな音楽とか、それを演出する小道具 として麻ひもを結んだだけの素朴なブレスレッド、それからビーズを編み込んだ チョーカーなどが登場しました。でもこういうのお店で買うと結構高いんですよね。 元々は手作り風のアクセサリーです。自分で作った方が安上がりだし何より個性的です。 オリジナリティーがあります。こうした理由で自分だけのアクセサリーを手作りする 人が増えたという訳なんです。

でもこのブーム、女の子だけだと思うでしょ?それが何と10〜20代の男の子たちも 結構器用にビーズを編み込んだり麻ひもを結わえたりしているんですよ。 何とですね、彼女の分まで手作りしてプレゼントしてる人も多いんだそうです。 そう言えば以前私の知り合いにレース編みを特技にしていた人がいたんですけれども、 男の子って結構あんな大きな手をしていながら手先器用なんですよね。

\1,000分もビーズなどの材料を買えば、既製品に見劣りしないおしゃれなネックレスが 出来上がります。でも何か一つシンボルになるものを加えると本格的になりますよね。 例えばクジラの尻尾を型取った石は金運を高める効果があると言われてますし、 矢じりの形の石をネックレスの真ん中にプラスすると恋人を獲得出来るとか、 十字架を型取ったビーズなら人生に降りかかる災難を避けるという具合に それぞれの形に意味や願いを込めることも出来るんです。

こうした言い伝えはネイティブ・アメリカンやオーストラリアのアボリジニ、 はたまた日本の古代史に様々なところにルーツを持つものなんですが、今どきの若者は それを巧みにミクスチャしてるんです。

自分らしいおしゃれのポイントに、ちょっとミステリアスなお守り効果をプラス していくという訳なんですね。効果の方はどうあれ、自分だけのオリジナル アクセサリーを作るそんな楽しみ、貴方もこの秋トライしてみてはいかがでしょうか?

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2日目は手作りシューズ
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今日ピックアップしたハンドメイドもネイティブ・アメリカンにルーツを持つもの なんです。そもそもは彼らの日常の靴として生まれた”モカシン”を手作りする というキットが発売されているんです。

モカシンって皆さん分かりますよね? 柔らかい一枚革を使って縫い上げている カジュアルシューズで、誰でも一足は持っている、または学生の頃良く履いたよね というお馴染みのデザインですけれども、そもそもネイティブ・アメリカンの文化が ルーツなんです、この靴。

彼らはバッファローのなめし革の裏に自分の足を乗せてまず形を取って、まるで 袋を作るように縫い上げてモカシンを手作りしたと伝えられています。 今の時代、便利になりました。バッファローを仕留めるところから始める事もなく (当たり前ですね)キットひとつで出来ます。 キットには既に大体の形にカットされたスウェード調の柔らかな革が一足分、 そして編み込む革紐やゴムで出来た靴底までセットされています。

作り方もいたってシンプルです。

まず革に型紙を乗せて紐を通す穴をはと目貫きという道具で開けていくんです。 これもキットに入っていますので心配いりません。そしてかかとの部分から甲の部分へ 紐を編み上げていくだけ。そして最後にゴムの靴底を接着剤で付けて上げれば 出来上がりです。実は知らぬ間にスタッフが実際に作ってみたそうなんですけども、 作業に掛かる時間は3時間くらい。不器用であると断言している彼女でも 結構上手に出来上がったみたいです。

キットには22.5〜23.5cmのSサイズから27cmのLLサイズ。それから色も色々あります。 レッド、ホワイト、オリーブグリーンなど。自分自身のルームシューズ用としても いいんですけれども、キッズ用ベビー用もありますので例えば友達の赤ちゃんに プレゼントもいいですよね? もちろんカップルでお互いのモカシンを作り合うのも よろしいのではないでしょうか?

一つ提案なんですけれども、これ作る時にもっと良くしたいのであれば 本格的にしたいのであれば、ビーズをプラスするとどうでしょうか? 良くありますよね、 モカシンシューズの甲の部分にビーズの可愛らしい絵が入ったのを。そんなものも 作ってみてはいかがですか?

どこで売っているかと言いますと、東急ハンズの革製品が置いてあるコーナーで \3,800で販売されています。意外にお安いキットですね。 ネイティブ・アメリカンの気分でモカシンの手作り。秋にふさわしい時間の過ごし方 です。

Apple Store(Japan)


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3日目はおもしろハンドメイド・キット
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ハンドメイドと言えば忘れちゃいけないのが強い味方、東急ハンズです。
手作りの材料は沢山揃ってるし、分からない事があればアドバイスもしてくれるし、 時には体験教室まで開いてくれたり、至れり尽くせりハンドメイドのメッカですよね? ほんの暇つぶしのつもりで覗いてみても色んな手作りキットを見掛けると、つい ムラムラッとハンドメイドの虫がうずき出しちゃうんです。

さて今日はそんな東急ハンズで見つけたおもしろそうなハンドメイドのものを いくつかピックアップしました。

まず一つ目、今人気のナチュラル・カービングのキット。ナチュラル・カービングと いうのは自然のもの、例えば野鳥や魚などを木に彫って色をつけて本物そっくりに 作り上げるハンドメイドです。

以前から根強いファンがいるのは鳥の姿を精巧に作るバード・カービング。
例えばアカゲラ、ヤマガラ、オウルリ?、キセキレイ、 そういった美しい羽を持つ野鳥の姿を、桜やけやきの木で丁寧に彫って色をつけて いきます。

野鳥図鑑それから写真を参考に自然のままの姿を再現するという このバード・カービングは、以前から自然派の定番ハンドメイドでしたが、最近 これに加えてフィッシュ・カービングの人気も上昇中なんです。ヤマメとかアマゴ? とか渓流を美しく泳ぐ魚たちの姿を立体的に作り上げていくんですけれども、 釣ブームの影響があるんでしょうかね?自分の釣り上げたことのある魚を 今度はその手で彫ってみたい。例えばニジマスのきれいな色を再現してみたい、 そう思って始める人も結構多いそうです。

でも自分で木や道具を揃えて一からスタートするのもなかなか大変ですよね?
そんな初心者にお薦めなのが、やはりキットです。

ヤマメなどの渓流の魚、それからシジュウカラなど森の野鳥が何種類か揃っています。 キットの中にはある程度 鳥の形それから魚の形に整えてあるキットと 作り方のパンフレットが入っています。お値段\2,000前後ですから 失敗しても惜しくないですよね?

それからもう一つ東急ハンズで見つけました。めちゃくちゃユニークな手作りキット あります。その名も”テトリコ?”。これは鳥や魚ではなくテトリコ(手取りっこ?)ですから自分や子供の手を立体造形しちゃおうというキットなんです。

作り方は、弾力のあるゴムみたいな材料の中に手を入れて型を取ります。そこに石膏を 流し込んで手の立体を作る訳なんです。手のシワから指紋までも非常にクリアに 細かく再現出来て、しかも素早くて簡単に出来上がってしまいます。 型を取るのに10分、石膏を入れて10分、そして2時間後には乾いた型を取り出して ハイッ出来上がり。

一体何のために手を取るかと聞かれてしまうと...そうですね やはり可愛いお子さんの成長記録ではないでしょうか?生まれた翌日から3ケ月、1年と 継続して手取りっこしていけば非常にユニークな思い出アルバムになるという訳です。 新米パパママに非常に人気のキットだそうです。もちろん手だけじゃなくて 足だって野菜だって魚だって何だって立体コピーできちゃう訳で、これは色んな 楽しみ方があるのではないでしょうか?

シワまで取れちゃうという事は手相の遍歴みたいなものも作れるかも知れませんね。 この手取りっこ、赤ちゃん用、大人用など幾つかの種類があってお値段こちらも\2,000 くらいからです。



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4日目はハンドメイド・ビールの薦め
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今日はハンドメイド・ビールのお薦めです。そうそう!カラカラの喉に旨味しい あのビールを自分の家で作ってしまおうというお話しなんです。

最近は全国各地でほんとに色んな味わいの地ビールが作られていますが、 究極の地ビールとは、やっぱり自分の家で自分だけのオリジナル・テイストで作られた ビールですよね?

もちろん日本には酒税法という法律があって、アルコール度数1%以上のお酒を 個人が作るのは禁じられていますが、実際のところ勝手にお酒を作って 販売してはいけない、つまり商売にすると問題になる訳です。だから自分で作って 自分で飲む分には黙認されているという状況なんですね。 かくして自分の家で自家製のビールを楽しんでるという人、けっこういる という訳なんです。

だからとて言って難しそうじゃないかと思うでしょう?でも手作りビールキットを 使えば、そう難しいものじゃありません。何よりイチゴ味とかチョコレート味のビール だとか、自分だけのオリジナルの味付けも楽しめます。

それいいかもしんない、そう考えたら早速手作りビール仕込み始めてみませんか? ビーラー?にとっての最高の教科書は、日本文芸社から出ているその名も ”手作りビール・マニュアル”という本です。ここにはビールの基礎知識から 自分でビールを作るための全てのハウツー、そして材料の調達から作り方、アレンジの 仕方、旨味しい飲み方まで、詳しく解説されています。まずはこれを読んで ビールのハンドメイドがどういうものかをチェックして下さい。

で、その後に東急ハンズなどで売っている手作りビールキットなどを買ってきて 挑戦です。キットにはいくつかの種類がありますが、ビールの元となるモルト エキスを始め、発酵させるための容器や温度計、そして瓶につめて最後に王冠を 打ち付ける独特の道具などがセットになっています。これ締めて大体\7,000前後です。 これで中瓶20本くらいが出来上がる仕組みになっているんで、初心者はまず このあたりからチャレンジしてみましょう。

実は私、手作りビールを研究しているところで作らせてもらった事が あるんですけれども、意外に簡単なんですよ。

まずはモルトエキスを煮て、イーストを加えて一次発酵がおよそ一週間、次にこれを ビール瓶に詰めて二〜三週間発酵させれば旨味しいビールの出来上がりとなります。 出来上がったもの飲ませて頂きました。こってり?とした旨味で凄く旨味しいんです。 いつも飲んでるビールと全然味が違います。特に生姜を入れたジンジャービール 飲んだんですが、これが私のお気に入りとなりました。

皆さんもうまく作れるようになったらポップの量を多くしたり、 生のイチゴで香りをつけたフルーツビールに挑戦したり、様々に楽しんでみて下さい。 今年のクリスマス、忘年会は自家製ビールでホームパーティ、そんな目標に向けて 早速この週末あたりから仕込み開始してみませんか?




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5日目はわくわく手作り雑貨
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最終日の今日は最近話題の本を取り上げます。 この秋に出版されたばかりの、その名も『わくわく手作り雑貨』です。

これまで手作りの本というとセーターの編み方とかテディベアの作り方とか、 何となくたっぷり時間と暇がある人が趣味で楽しむ、そんなイメージがあったんですが、 この本に出ているのは毎日の生活を楽しむために、ちょっとオリジナルを加えて みませんか程度の、本当に簡単に出来るハンドメイドのアイディア集なんです。

例えば、ごく普通の素焼きの植木鉢に可愛いラッピングペーパーを張り付けて ちょっとおしゃれに変身させる方法だとか、ハイキングの途中で拾った小枝で アクセサリー掛けを作る方法、さらには市販のタイルでコースターを作る方法等々、 一からすべて手作りするというのではなくて、家にあるもの売ってるものを 上手に利用してオリジナリティ溢れるキュートな雑貨に変身させる、 そんなアイディアが本当に魔法のようにたくさん詰まった本なんですよ。

この本を書かれた方は、そもそも音楽雑誌の編集に関わっていたというかげやまはるみ さんです。小さい頃から自分らしい手作りが大好きだったそうで、この初めての本では センス溢れるハンドメイドをたくさん提案しています。

しかも春夏秋冬この本は それぞれの季節毎の章に分かれていて、たとえばこれから冬に掛けてのコーナーでは クリスマスツリーに掛けるオーナメントを葉切れやリボンなどで作る方法、それから ワックスを溶かして色も形も好みのものを作れるキャンドル、そして粘土で作る お手製のカレンダーなどが紹介されています。
このカレンダー非常に簡単そうなんです。
紙粘土で1cm四方の立方体を何個か作るんです。その真ん中に穴を開けて曜日毎に その立方体を刺していく、それだけなんですよ。

さらに私も是非作ってみたくなったというのがマフラーで作る小さなバッグです。 これ、型紙を作ったり布を探したりといった面倒な手間は一切カットしました。 マフラー1本の形をそのまんま利用して キンチャクの形やバッグや小さめのリュックを作るというものなんです。 あのマフラーのふんわりとした素材感も両端に付いたフレンジもそのまま活かして 折り畳んで袋縫いするだけ。簡単ですよね? アクリルのマフラー等は大体\2,000〜\3,000でカラフルな色が揃っていますから、 お値段も手頃。手間いらずでぶきっちょさんでも簡単に作れそうです。

手作りのセーターなんて気張って始めて途中で嫌になるよりは、まずは気軽に手作りを 楽しむそんな気分でトライした人にアイディア一杯の『わくわく手作り雑貨』。 ほんとね〜この本、見てるだけでもほんわかした気持ちになれる、ちょっとした 手作りのヒント提案してくれます。

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