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本ページは1998年当時の平日朝に放送されていたJ-WAVEの番組『Singin' Clock』(大槻りこさん、倉島直子さんナビゲート)のコーナー【Today's File】の内容を、J-Wave好きの私個人がテキスト化したものです。
本ページの情報についてJ-WAVEは何ら責任を持つものではなく、掲載情報により被害を被った場合もJ-WAVEには一切責任がないことをご了承ください(私にも責任取れません)。また情報は放送当時のものであることをご了承ください。

ューンブライド'97

人気のウェディングスタイル

今時のウェディングケーキ

宝ジェンヌのアドバイス

...(落ちちゃいました)

結婚式の常識・非常識



Today's File今週のテーマはJune Bride '97 。 6月と言えばウェディングです。 6月の花嫁は幸せになれるという言い伝えに従って ジューンブライドに憧れる女性は星の数。 そこで今週はそんな幸せな花嫁さんを祝福してジューンブライド'97。 最新のウェディング事情をお伝えします。 もちろん主役のカップル2人だけではなく、式に招かれるお友達にとっても 役に立つウェディングマナー情報もカバーします。 そう!まだまだ私もこのご友人の立場ですからねぇ〜。
 
1日目は
さて月曜日の今日は97年のジューンブライドの人気のウェディングスタイルを チェックしてみましょう。

地味婚なんて言葉がすっかり定着して 豪華な披露宴に仲間うちの2次会という事は最近アウト。 最初っからおしゃれなレストランで人前(じんぜん)結婚式、そして そのままおいしいお料理を頂きながら和やかにパーティ というスタイルがほんと増えてます。

ホテルなどよりもアットホームな雰囲気の中で 本当においしい料理を食べてもらいたい、 そんなカップルの希望は招待される側に取ってもありがたいですよね?

こうしたニーズに応えてクィーンアリスや喜八、ロイズなど 人気のレストランは披露宴を想定しての専用のレストランスペースを続々 オープンさせています。 花嫁さんの控え室もあり専門の係もいて、単なる貸し切りパーティとは違う サービスが好評です。中にはウェディングケーキの代わりに ローストビーフカットなんてユニークなセレモニーまで組んでくれるところも あるそうです。ローストビーフですか、豪快ですね。

それから花嫁さんが身に付けると幸せになれるという欧米の言い伝え サムシング4にも今風のトレンドがあります。
4つのサムシングとは
 何か古いもの
 何か新しいもの
 何か借りたもの
 何かブルーの色のもの
なんですが、例えばアメリカの花嫁さんの間で最近人気のものが、 ブルーのペディキュア。日本ではブルーのリボンとかブルーのガータベルト なんて言われてますが、それじゃぁちょっとオールドスタイルです。 ブルーのマニキュア、それもシャネルで足の爪にサムシングブルー。 なかなかヒップですね。

それからもうひとつ。アメリカで多くなっているのが、 バージンロードを歩く時、花嫁さんのお父さんだけでなくお母さんも一緒に そう両親に挟まれるようにして入場するというスタイル、 これはユダヤ教式の伝統なんだそうですが、 とかくお父さんばかりに注目がいくこのセレモニーに 大好きなママに参加してもらうなんてちょっといいアイディアだと思いませんか? 私これ頂き!って感じですね。

そして日本での最近のウェディングトレンドと言えば、花嫁さん自らが ウェディングケーキを作る事。 このブームはあの郷ひろみ、二谷友理恵さんの結婚式から始まったようですが、 この辺の事情についてはまた明日詳しくお伝えします。 花嫁さんの手作りケーキは果たして本当においしいのか?

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2日目は今時のウェディングケーキ
今日は今時のウェディングケーキをチェックします。

以前は結婚式のケーキカットと言うと3段とか5段とかはたまた10段とか 重ねてタワーケーキ、そう一見豪華で でも実際には食べられないタイプのものが 一般的でしたよね?  あれはあれでセレモニーとしては見栄えしていいものなんですが、 最近は実際に食べられる、しかもおいしいフレッシュケーキがいいと リクエストするカップルがほとんどだそうです。

式場であるホテルやレストランのパティシェつまりお菓子職人の人がですね、 腕によりを掛けて作るケーキ、3段重ねの豪華さよりもおいしさを取るという パターンが増えています。

でもさらに心を込めたものをという事になるとこれしかないでしょう? 花嫁さん自らの手作りウェディングケーキ。

実はこの花嫁の手作りケーキのブームは今から10年くらい前の あの郷ひろみさんと二谷友理恵さんの結婚式がきっかけとも言われています。 豪華な結婚式の中でもどこかに自分らしさを表現したいという事で、 花嫁の友理恵さんがケーキを手作りしました。 そのアットホームな演出に憧れた女性たちが多かったようですね。

今では自分でウェディングケーキを作ろうというお菓子教室も けっこう多いんですが、その中から今日ご紹介するのは 赤坂にある『ジェンティール・アカデミー』 のシュガークラフトオリジナルケーキ講座。シュガークラフトというのは その名の通りお砂糖で作るお菓子のことで、 本場イギリスでは19世紀のヴィクトリア女王時代に花開いたという 伝統の技術だそうです。特にウェディングケーキはシュガークラフトで 華麗にデコレーションするのが上流階級の常識だそうですよ。
土台はドライフルーツケーキ。その上にお砂糖のペーストで表面を覆って そこに薔薇やつる草のモチーフなどの砂糖菓子をデコレーションしていく という感じです。そんなイギリス伝統のウェディングケーキを 花嫁さん自ら作るというのがこの講座なんですね。

3段重ね、およそ80人分の招待客に味わって頂けるケーキに要する時間は 少なくとも1ケ月半。結構掛かります。と言うのもお砂糖で薔薇などを作るには 例えば花びらの形を作って乾かすのに1日。花の形に仕上げてまた1日乾かして さらにブーケのように花をいくつかまとめてまた1日という具合。 ほんとに手間の掛かる作業なんだそうです。

このアカデミーでは毎週日曜日の好きな時間に作業を進められるように 神宮前絵画館?の教室をオープンしていて 本場イギリスで学んだ先生が待機しています。

結婚式前って何かと忙しい花嫁さんですけれども、気軽に来て自分のペースで ケーキ作りが出来るようにと配慮されています。費用は材料費込で15万円程度。 時間を掛けてケーキのデコレーションを完成させていく。その時間は 結婚前の女性にしか味わうことの出来ない幸せな一時なのかも知れませんね? 一体どんな事考えながらケーキ作るんでしょう? でも中には親友のためにと 花嫁のお友だちがケーキ作りをする場合もあるそうです。

講座のお問い合わせ先です。ジェンティール・アカデミー、03-3746-7803 です。

Apple Store(Japan)


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3日目は宝ジェンヌのアドバイス
今日は 人生の晴れ舞台を誰よりも綺麗に素敵にカッコよく演じるためのアドバイスです。

たくさんの人の注目を浴びて、皆んなに”おめでとう、おめでとう” と祝福される結婚式は、長い人生の中でもそうはない華やかな瞬間ですからね、 ビシッとバシッとキメたいものです。

でもどんなに豪華なドレスやおしゃれなタキシードを身に付けても 普段着慣れていないせいか立ち居振るまいがぎこちないというカップル 意外に多いんですよね。 猫背の花嫁さんとかウェイターと間違われそうな花婿さんとか、思い当たる人 結構いません?

そこで、 華やかな舞台で堂々と主役を勤めるためにはどの辺に気を付けたらいいのか? 今回そんな質問に答えて下さったのは ブライダル・プロデューサーの和田ちかこさん。 この方は何と元・宝ジェンヌなんです。 あの”ベルサイユの薔薇”などにも出演していたという 花組の娘役だった方ですね。

宝塚を引退後、ブライダル関係の仕事にトラバーユ。 宝ジェンヌとしての12年間に得た知識と経験、そう!ドレスを美しく着こなし 誰よりも華麗に見せるためのノウハウを世の中の花嫁さんに伝えたいという事で 現在活躍中です。 今までに500組ものカップルに 素晴らしい人生の晴れ舞台を提供したという方なんですよ。

そんな彼女によりますと、花嫁さんが気を遣わなくてはいけないのは 例えばロングドレスを着たときの歩き方。 ペチコートが何枚も何枚も重なった様なドレスの場合、 いわゆる綺麗なモデルウォーキングではうまく歩けません。 とにかくドレスの裾を踏まないように、まずドレスを蹴る!蹴るんです。 そして蹴ったところに足を降ろす、という具合に歩くといいそうです。 ドレス蹴るんですね。
またブーケを持つときにはなるべくお腹の周りに下の方に持つ事。 ロングドレスは重心が下の方にあるんです。スカートがふわっと広がってますから なるべくブーケは下に持つことでバランスが良くなるそうです。

それから花婿さんへのアドバイスも具体的で、 普通のタキシードでは列席したお友だちと同じように見えてしまうので 華やかなネクタイそしてブートニア 胸に飾る花をする事。 そして立ち居振るまいは堂々と行なって下さい。
彼女のブライダルプロデュース会社には宝塚の男役だった方もいるそうなので、 そうした いわゆるカッコ良い男を演じるプロのアドバイスも聞く事ができるそうです。 でも女性に男性のカッコ良さを習うというのもなかなか不思議なものですね? でも心強いです。
もちろん一番みっともないのは猫背だとか...優雅にお辞儀をする方法とか、 元・宝ジェンヌならではのアドバイスはとても参考になりそうです。

一生に一度の結婚式を最高のステージにしたい、そんな想いがある方は是非 彼女にプロデュースを頼んでみては如何がでしょうか? 和田ちかこさんのブライダルプロデュース会社『ブライダルナイツ』 のお問い合わせ先です。03-5790-7551。

今年1月、 渋谷にウェディング専門スペースをオープンして、 なかなか雰囲気のある古い洋館の一軒家だそうです。 ここでの結婚式も好評だそうですよ。



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4日目は...
久々に落としちゃいました...(^^;




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5日目は結婚式の常識・非常識
今週はジューンブライド'97、6月の花嫁さんを祝福して 最新のウェディング事情をお伝えしてきましたが、 金曜日の今日は結婚式の常識・非常識です。

結婚という出来事、順を追ってね行きましょうね。

まず二人が婚約した時に男性から女性に送る婚約記念品。
一般的にはダイヤのリングとかね指輪を贈りますけれども、 これは別に指輪でなくてもいいということ皆さんご存知でした? 特に男性の皆さま。 使えるものを贈るのがベストで心がこもっていて記念になるものならOK なんだそうです。 そして逆に女性が贈る記念品がスーツや時計など 実用的でいつも身に付けられるものがポピュラーで、 平均金額は10万円程という事です。

因みに結納というのは互いの家同志が初めて正式に挨拶を交わす場なんですが、 そのスタイル・形式は男性側のしきたりに合わせるのが基本なんです。 でもこれも色々、家・地方によって違いがありますので、 両家でちゃんと話し合うのがいいでしょうね。 例えば結納での男性から女性への結納金の相場、100万円と言われているんですが、 これもちゃんと話し合った方がベストです。

さて、いよいよ結婚式にまいります。
この結婚式を教会で行う場合、気を付けて頂きたいのが服装です。 最近では大抵のところで 白以外のウェディングドレスを着てもいいという事になっているんですが、 以前は新婦が肌を見せてはいけないという決まりがあったほどですから 事前にドレスのチェックをして下さい。でも和装でもOKのところもあるそうです。 逆にホテルや式場によっては雰囲気が損なわれるので 和装は不可能なところもあるようですので、これも確認してみて下さい。

そしてバージン・ロード。
新郎新婦二人で入場したいという方、こちらも式場に是非相談してみて下さい。 お父さまと歩くという決まりは特にないという事です。

さて結婚式、この時参列の方は礼儀をわきまえた服装であればいいそうです。 もちろん和装でもOKです。

そしてこの式の時にいいアングルで写真を撮りたいという方、 バージン・ロードや祭壇周辺へは入ってはいけないので注意して下さいね。 教会やホテルの指定以外のカメラマンが撮影する時には 神父さんに確認を取る事を忘れずにお願いします。

さぁ結婚式が無事に進むと次は一世一代の晴れ舞台 結婚披露宴です。
まずこの披露宴、本来の意味はと言うと、 招く側からは二人の結婚を報告しお互いの親類縁者に顔見せをし紹介をする、 これまでお世話になった方へのお礼、今後の変わらぬご支援をお願いする という場です。
衣装や演出ばかりにこだわらずに、 お客さまへの気遣いとフォローを大切にという事なんですね。 因みに披露宴に呼んでもらいたい曜日は土曜日が多いそうですよ。 こうしたゲストのスケジュールも考慮してみて下さい。

そしてこの披露宴の招待状も、式を家として行うのか本人たちが行うかによって 差出人の名前が変わりますのでご注意ください。

さてさて披露宴に招かれた側が一番気を付けたいのが、ご祝儀。
縁起をかついできりのいい奇数と言われているんですが、 最近では会費などもあってあまり気にされなくなってきています。 同級生が何人か集まっている場合、連名で渡すという事も可能です。

でもですね(?)、結婚には家と家とのつながりという意味もありますので、 態度や言葉遣いにはやはり注意が必要ですね。 また最近の結婚式は どこかファッション・ショーのようになってしまう事もありますので、 主役はあくまでも新郎新婦、必要以上に派手な服装は控えて下さい。
そうそう、スピーチなど何も弁論大会ではないので 心のこもった言葉にプラスα程度に抑えておきましょうね。

さぁ今週一週間お送りしてきたジューンブライド'97いかがでしたでしょうか? どんなスタイルの結婚式でも忘れてはいけないのは、新郎新婦たちは 自分たちをずぅ〜っと見守ってきてくれた両親そして友人、知人、 そして招かれる人たちは心から二人を祝う心ではないでしょうか?
よく新郎新婦ふたりだけの結婚式というのがありますけれども、 それはそれでなかなか良いなと思うんですが、私としてはお父さんお母さん、 そして大好きな人たちに囲まれて新しい出発をしたいなぁなんて思っています。
何はともあれ、これから結婚式を挙げる皆さま! どうか生涯忘れることのない素敵な一日にして下さいね。

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