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本ページは1998年当時の平日朝に放送されていたJ-WAVEの番組『Singin' Clock』(大槻りこさん、倉島直子さんナビゲート)のコーナー【Today's File】の内容を、J-Wave好きの私個人がテキスト化したものです。 本ページの情報についてJ-WAVEは何ら責任を持つものではなく、掲載情報により被害を被った場合もJ-WAVEには一切責任がないことをご了承ください(私にも責任取れません)。また情報は放送当時のものであることをご了承ください。 |
今どきの釣事情 | ||
東京フィッシングポイント | ||
ズバリ!釣人に聞く | ||
インドアフィッシング? | ||
海外で釣を楽しもう! |
またまたブームに乗っちゃってなんて言われそうですけれども、すみません私
釣には自称ちょっとうるさいんです。
そうですね、かれこれ6年くらい前からブラックバスフィッシングを始めました。
という訳で今週は『私を釣に連れてって』。
1日目は今どきの釣事情
まず一日目の今日は今どきの釣事情をチェックします。
もぉ〜キムタクに奥田民男、糸井重里に渡辺真里奈こういった有名人が 釣のおもしろさを話題にするようになってから、 そうここ1、2年で一気に釣人口増えてますね。そんなビギナーがまずトライしたがるのが『ルアー・フィッシング』。
特に川口湖など富士五湖あたりでブラックバスを狙うというのがお約束です。 実際この連休の富士五湖と言ったら見てビックリ。 魚の数より釣り人の数の方が多いんじゃないかと思う程です。いや本当に多いんですよ!そんなルアーフィッシングの世界で最近の話題と言えば、バリエーションが豊かに 揃ってきたルアー、疑似餌です。
ウァームと呼ばれるミミズ型のソフトルアー、ぷよぷよしてるやつですよね。 それから小魚の形のミノーなど、場所や狙いによってルアーを使い分けるのが この釣のおもしろさ。そこにユニークな形のルアーがぞくぞくと登場しているんです。 これ笑えます。
例えば密かな人気のアライグマを型取ったアライ君シリーズのルアー。 これ本当に髭までついたアライグマの姿で、しましまの尻尾の部分がフリフリ動いて 魚の注意を引きつけます。動きによってシリーズが分かれていて、ちまちま動く 『ちまちまアライ君』、じたばた動く『じたばたアライ君』等々、 ネーミング まんまですけれども、おもしろさだけでなくこれ結構釣れるんだそうですよ。そう言えば以前バドワイザーのルアーがあったんです。あのバドの缶の形をしたもの なんですが、そんなの釣れっこないと思って私は手を出さなかったんですけれども、 友達はそれで大っきいバス釣り上げてました。 こういったキャラクタールアー、こんなのにブラックバスが反応するかどうか、 それは使ってみないと分からないんですけれど、でも持っているだけで楽しそうだし 友達とワイワイガヤガヤ言いながら出掛ける釣にはぴったりのグッズかも知れませんね。
それからグッズ関係ではやはり環境にやさしい商品が話題です。 例えば原材料にせいぶんかいせいポリマーを使った釣糸は、水の中や地中に放置されると 最終的に大部分が水と炭酸ガスになって自然に帰るという優れモノです。 釣に出掛けるととても残念と思われることが多いんですよね。釣糸で水辺が汚れたり、 鳥の足にからまっていたり動物たちが飲み込んでしまったりと、まっ心無い釣人が 捨てていったものなんですけれども、その防止のためにもこういったグッズの登場は 嬉しいです。
他にも動物や植物に悪影響を与える鉛を使わない重りなどもあるそうですが、 とは言え単純にそれらを使えばいいということではなくて、やっぱり釣の帰りは 糸もゴミも自分できちんと回収する事。回収するためのゴミ袋、コンビニ袋で結構です。 それを持って行くことです。これが正しいアングラー、そう釣人の常識ですよね。
最近は釣の大会の後は参加者全員で水辺のクリーンアップをするというところも増えて いるそうです。自然の中で遊ばせてもらうんだから、きれいなまんま、 いやいや来たとき以上にきれいにして帰るぐらいの心構え、 当たり前の話ですが皆さんどうぞお忘れなく。
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今週のテーマはフィッシング。気持ちのいい初夏の風に誘われて自然を満喫する 釣の楽しみをお届けしています。そして今日のテーマは東京フィッシングポイント。
まぁゴールデンウィークと言えども今年は飛び石連休。私を含めて 遠くまでは釣に行けないよという人の為に都内で楽しめるフィッシングポイントを チェックしてみました。今日のお休みどうしようかなと考えてる 人の為に早速役立つ情報です。
まずは都心で釣が出来る場所と言えば日本一有名な釣ぼりがあります。 それが市ケ谷フィッシングセンター。この名前は知らなくてもJR総武線の市ケ谷駅から 見えるあの釣ぼりと言えば分かりますよね?
あの、オフィスに向かう電車、混んだ電車の中からのんびり釣糸を垂れる人の姿を見ると、 もう何とも言えない気分になる...そぅそぅ、あの釣ぼりです。でも人工的に造られた場所だから誰でも釣れるから嫌だ なんて思う人も多いかもしれませんけれども、 釣ぼりというのは意外にはまるものなんですよ。ストレス解消とのんびり気分を味わう にはバッチリの場所です。何しろ思い立ったが吉日、何の準備もなしに行けるのが いいところです。
実際、デートの途中のカップル、仕事の合間の営業マン、女子大生2人組 なんてお気楽な(笑)お気軽なですね、釣人がとっても多いそうなんですよ。こちらの市ケ谷フィッシングセンターで釣れるのは、コイ。 この魚、本当に引きが強くて暴れるのでおもしろいです。
営業時間は平日は9時から夕方6時半まで。休日は朝7時から夜7時まで。 年中無休でやってます。入場料は、竿と餌が付いて1時間、男性\870、女性\770 だそうです。さぁ、釣ったコイどうするかなんですけれども、1時間につき1匹なら持ち帰ることが できて、それ以上は次の入場料が割引になるサービス券と引替えになるそうです。
市ケ谷フィッシュセンターのお問い合わせ番号は、03-3260-1325 です。さぁそれからもう一件です。発見しました。ここJ-Waveの近くにも釣ぼりがあったんです。 おしゃれな街・広尾の駅からだいたい徒歩15分ぐらい。ほんむら小学校の隣にあるのが しゅうらくえんという釣ぼりです。
この情報を聞き付けた私、早速行って参りました。 釣れました!3匹。ここの釣ぼりはへらブナ専門で、私、へらブナはまだ釣ったことが なかったんですけれども、1時間半で3匹は上等との事でした。でも初めて釣をやろうという人どうしたらいいか分からないという人、不安ですよね? でもここは安心です。しゅうらくえんのおじさんやおばさんが 手取り足取り教えてくれます。
なかなか釣れなくてどんよりしてる時も、”どう?釣れた? 頑張んな!”と応援して くれるんです。もぅ1匹目が釣れたときの感動を皆さんにお伝えしたいですよ。 思わず”いやぁ〜釣れました”と声を挙げたかったんですけれども、あまりの周りの 静けさに言葉をのんでしまいました。でも釣に餓えていた私を充分満足させてくれる 釣ぼりでした。因みにお値段は1時間\600。竿と餌が\100です。釣った魚は持ち帰り できませんけれども、魚の量によって割引のサービス券がもらえます。私もちゃんと もらって来ました。
そうですね広尾ですからオープンエアのカフェテラスなんかでお茶した後に、 ちょっと釣ぼりなんてそんなユニークなデートプランもおもしろそうでしょ? もちろん親子連れでも充分満足できます。
このしゅうらくえんのお問い合わせ番号は 03-3473-2529 です。今日は休日、お天気は晴れ。ぽちゃぽちゃという水の音、暖かい 陽射し、初夏の風、頭の中をカラッぽに出来る釣りぼり、私のお薦めです。
休みが一日じゃね〜なんて嘆いてないで、今日は都内でフィッシングですよ! 楽しんでみては如何がでしょうか?
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今日はズバリ!釣人に聞くという事で、 俳優の江口洋介さんとミュージシャンの高橋幸広さんに釣のどこが好きなのか、 そしてお気に入りのフィッシングポイントについてお伺いしました。 それでは早速しびれるお二人のお話、聞いてみましょう。
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江口洋介さん え〜、Singin'Clockをお聞きのリスナーの皆さん、おはようございます。江口洋介です。
今日はですね、釣の話をするという事なんですけども、
フィッシングポイントなんですけども、釣る魚によって色々違いますし、 ちょっと前はですね、芝浦のレインボーブリッジの脇あたりでですね、密かに夜、 仕事が終わって、車に積んであるんですけども、まぁ1時間ぐらい投げたりとかですね、 そんな事やってますけど。
あと富士山のですね富士五湖ですね。富士五湖の山中湖、河口湖でですね、
ブラックバスを釣に行ってますけれども、
これからはまぁ昼間はキャンプにいいですけども、
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高橋幸広さん おはようございます、高橋幸広です。Singin'Clockをお聞きの皆さん、 今朝も素晴らしいお目覚めでしょうか?
実は高橋幸広、最近フライフィッシングに凝っておりまして、高橋幸広と言えば釣、
という割とこう私のことをご存じの方はですね、
釣!っていうイメージがあるんですけども、
なぜはまったのか?
これは自分でも色々な理由があるんですけれども、たまたま近くにやりませんか?と
言ってくれたベテランの方がいらしたということが一番大きいんですけれどもね。
実は高橋幸広、先週も急遽スケジュールが取れましたので、
二日間しつこく独りで行って参りまして、やっぱり伊豆の方の川に行ったんですけれども、○○川という川で、あぁ..言っちゃうと行っちゃうなぁ(苦笑)。
そちらでアマゴという魚、これ勺ありましたね30cm、ついに釣り上げてしまったという。
それと高橋幸広の近況なんですけれども、『キャッチアンドリリース』 という本を出しました。 これは書き下ろしの本なんですけれども、キャッチアンドリリースと言うと やっぱりフライフィッシングの恋愛小説、こういうことになります。 ストーリーは簡単には説明出来ないので、これは是非是非読んで頂きたいと思います。 高橋幸広でした。 |
江口洋介さん、そして高橋幸広さんどうもありがとうございました。お二人とも声が 弾んでましたね〜。釣り本当にお好きなんでしょうね〜、良く分かります。お二人のフィッシングポイントをご紹介頂きましたが、 高橋さん自分の行ってきた場所を言った後に、”みんな行っちゃうなぁ〜” と言ってましたけども、そうなんです、自分の気に入ったとこ、言いたいような 言いたくないような複雑な心境なんですよね。良く分かります。
さてそんな高橋幸広さんは6月18日にはニュー・シングルをリリースされる という事です。 タイトルは『手をのばせ! a touch of love』。そして先程ご本人から紹介があった本 『キャッチアンドリリース』と共に釣りのお伴にどうでしょうか?
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ブラックバスを狙って釣歴6年の倉島が皆さんに釣の楽しみをお届けしています。とは言っても最近私も仕事に追われてしまって 以前ほどアウトドアを楽しむ時間が取れないというのが現実なんですね。 魚のいる場所に出掛けたい!でも出掛けられない。 そんな時に心の慰めになるのが釣をテーマにした映画やビデオなんです。 画面の中の雄大な景色や釣のシーンを見てるだけで 随分ストレスも解消されるというものです。
という訳で、今日はそんなインドアフィッシング気分を満喫させてくれる作品、 ご紹介しましょう。
釣をテーマにした映画と言えば、まずは'92年のアメリカ映画 『リバー・ランズ・スルー・イット』。舞台は1920年代のモンタナです。 厳格な牧師の家庭に育った兄と弟は、 小さな頃から父親にフライフィッシングの手ほどきを受けます。 牧師である父が教えるのは実に几帳面で誇り高いフライフィッシング。 渓流に糸を投げるキャスティングの練習は何とメトロノームを使って、 1・2・3・4 と正確に四拍子のリズムを刻むように行なわれるという具合。 そして実践は本当に美しいブラックフットリバー。慎重な兄と奔放な弟。 彼らの青春と釣で結ばれた親子、兄弟の絆を詩情豊かに描いています。
この映画を見てフライフィッシングの魅力に取り付かれた人もいる というくらいの作品で、まぁ釣好きには必見ですね。そして忘れちゃいけないのが、そう!ブラット・ピット。彼 格好いいだけじゃないんですよぉー、美しいー(溜息)。
あのー、彼は弟役を演じてるんですけれども、大物のレインボートラウト?、 あのニジマスを釣り上げた時に見せる笑顔はまさに芸術品です。 モンタナの渓流に出掛ければこんな美しいアングラーに出会えるかも知れませんね。 そう!日本の渓流にもハイ、いるでしょう。まだ発見したことないですけども(笑)。それから映画ではなく釣のビデオも最近充実しています。
HOW TO物が多いんですけれども、 その中で故・開高健さんのフィッシング紀行というビデオシリーズはお薦めですね。 作家としてだけではなくアングラーとしても一流だった開高健さんが、 アラスカからモンゴルまで世界のあちこちにまで魚を追ったその挑戦が ドキュメンタリータッチで描かれていて、その姿はまさに男のロマン。
幻の魚、イトウを求めてモンゴルの奥地に入り込む、 アラスカの壮大な自然を舞台にキングサーモンを釣り上げる等々、 釣に出掛けられない日のBGVとしてはちょっと誘惑的すぎるかも知れないんですけれども、 いつか行ってみてみたい場所ばかりなんで、夢の叶うその日まで予習しておいた方が いいかも知れません。あのー、予習と言えば夜中にオンエアされているアメリカのTVショッピング、 そこで最新のルアーが紹介されています。もうめちゃくちゃ大っきい水槽でプロの バサーがルアーのデモンストレーションなどやったりするんですけども、 魚がルアーに食らい付く様子がしっかりとカメラに収められてるんです。 興奮しますよぉー、まるで自分がキャスティングしたようです。
で、見終わった後に独りで部屋の中でシャドーボクシングならぬ シャドーフィッシングをするんですよ(笑)。 まぁキャスティングの真似なんかしちゃうんですけれども。 そしてバスがヒットするところを想像したりするんですけどもねぇ〜。 結構これは笑われてしまう行為かも知れませんが、釣に餓えているときは効果ありです。 シャドーフィッシング、これは私からのお薦めです。
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さて最終日の今日は憧れのOver Sea's Fishing。そう!海外で釣を楽しもう! という事です。昨日ご紹介した開高健さんのビデオなんか見てると、 いつか私もアラスカでキングサーモンを釣ってやるぅ〜って気持ちになりますよね。 バスフィッシングの発祥の地アメリカにも行ってみたいですし、 釣りを文化にまで高めているイギリスにもいつか出掛けてみたい。 そんな願いを持っているアングラーは最近けっこう多いようです。
特に人気なのはアラスカ。手付かずの大自然の中に分け行ってサーモンと格闘する。 その雄大な楽しみは一度体験するとやめられないとか。 旅行会社も幾つかその為のツアーを組んでいて、例えば8月の夏のベスト・シーズン、 6日間程のフィッシング・ツアーだと25万円くらいから。けっこう安いですよね? アラスカでは釣りをするのに州政府発行のライセンスが必要なんですが、 そうした手続きもやってくれますので、 まず最初はツアーに参加すると楽かも知れませんね。
またアラスカでサーモン・フィッシング!なんて本格的なところまでは行かなくても、 気軽に海外で釣りを楽しめるところはアメリカ・フロリダ。 ここは湿気が少なくてとても過ごしやすい気候、私も大好きなところです。
ここはアメリカ中のアングラーが集うバス・フィッシングのメッカなんですが、 近くにはあのディズニー・ワールドなど観光の目玉もあって リゾート・ホテルも充実してるので、 釣りだけじゃなくて総合的なバカンスも楽しめます。例えばフロンティア・インターナショナルという旅行会社が企画していて人気なのが バス・フィッシングとディズニー・ワールドの旅7日間。すっごく魅力的なツアーですね。
オーランドから車で2時間ほどのところにあるバス・フィッシングのリゾート・クラブに まずは滞在して心行くまで釣り三昧。専門のガイドさんが毎朝ベストポイントまで ボートで連れてってくれるので、豪快なバス・フィッシングをお気軽に楽しめます。 あのぉ〜日本のバスとアメリカのバスはかなり迫力が違うそうです。 大きさが違うみたいなんですけどもね。
そして旅の後半はディズニー・ワールドへ向かいます。
お値段はこちらも25万円からというこのツアー、 若い人そしてハネムーナーにも人気のコースだそうです。ハネムーナー...なるほど、 釣りという共通の趣味で知り合った二人には絶好のハネムーンになりそうですね。 でも、どっちがたくさん釣ったとか、 私の方が大きいとか喧嘩にならなければいいなと思います。
その他にもカナダやロシアなど海外のフィッシング・ツアーは 最近フィールドをあちこちに広げつつあります。 まぁ日本の川を制覇するというのもいいんですけども、 時には海外の雄大な自然を相手に釣心を満足させる。 私もいつか是非、いや必ず行ってみたいですね。
さてToday's File、来週は母の日間近という事で、 『Thanks! Mama』というテーマでお送りします。お楽しみに! 母の日?いつだったっけ?なんて言わないで下さいね。5月11日です。お忘れなく。
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